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日本の舞踏を世界に。より日本に根付かせるために。舞踏家・石井則仁ヨーロッパツアー

2018年9月8日から約2週間、舞踏家・アーティストの石井則仁がリトアニア、スペイン、イギリスの各地でソロ舞踏公演とワークショップをいたします! リトアニアのジャパンフェスへの招聘が決まり、ヨーロッパツアーをし舞踏をより世界へ発信いたします。どうかお力をお貸しください!

現在の支援総額

505,000

75%

目標金額は670,000円

支援者数

41

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/07/09に募集を開始し、 41人の支援により 505,000円の資金を集め、 2018/08/19に募集を終了しました

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日本の舞踏を世界に。より日本に根付かせるために。舞踏家・石井則仁ヨーロッパツアー

現在の支援総額

505,000

75%達成

終了

目標金額670,000

支援者数41

このプロジェクトは、2018/07/09に募集を開始し、 41人の支援により 505,000円の資金を集め、 2018/08/19に募集を終了しました

2018年9月8日から約2週間、舞踏家・アーティストの石井則仁がリトアニア、スペイン、イギリスの各地でソロ舞踏公演とワークショップをいたします! リトアニアのジャパンフェスへの招聘が決まり、ヨーロッパツアーをし舞踏をより世界へ発信いたします。どうかお力をお貸しください!

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日本の舞踏を世界に。そしてより日本に根付かせるために。
舞踏家・アーティストの石井則仁制作事務局です。

今回、9/8から2週間ヨーロッパの各諸国でソロ舞踏公演と舞踏ワークショップを開催します。お力をお貸しください。

9/8,9 リトアニアで開催されるジャパンエクスポnowJapanに招聘されています。
その後スペイン、カタルーニャにてアーティストインレジデンスで滞在制作をします。
イギリス、ロンドンではアーティストのイヤマリのインスタレーション展示で即興パフォーマンスを踊り、ロンドン舞踏協会の協力によりワークショップを開催予定です。

・舞踏家/アーティスト、石井則仁とは?

石井則仁は、世界的舞踏カンパニー山海塾に所属する舞踏手、そして個人的に振付家・舞踏家・プロデューサーとしても名を馳せています。去年からインスタレーション作品を発表しアーティストしても活動したり、演劇に舞踏演出をするなどジャンル問わず勢力的に活動しています。

http://norihitoishii.com/Profile.html

1984年生まれ、東京都出身。17歳からストリートダンスを踊り始め、数々のアーティストのバックダンサーやCM・テーマパークダンサーなどで活躍後、2006年活動場所を舞台空間へ移行。

過去にBABY-Q・大橋可也&ダンサーズ・辻本知彦・大駱駝艦など様々なDance Companyの国内外の公演に参加する傍ら、蜷川幸雄や宮本亜門の演劇作品にも出演。

2007年よりソロ活動を開始し、現代人の肉体に宿る狂気と普遍性のある美をコンセプトに人間の心理に働きかけ、社会の真理を問う舞台芸術作品を作り続ける。

2013年ソウルインターナショナルコレオグラフィーフェスティバルにて当時の総合準優勝のJury prizeを受賞。その後、韓国・イスラエル・シンガポールなど多くの国で再演をおこなう。

2015年に同フェスティバルにて総合準優勝のSCFアワードを受賞。初の2度受賞という快挙を遂げる。

2010年 コンテンポラリーダンスの殿堂と呼ばれるパリ市立劇場を創作拠点とし、世界45カ国のべ700都市以上で公演をしている舞踏カンパニー山海塾に在籍し、21カ国60都市以上で公演を行う。2013年には国際交流基金賞を受賞。

(2018年 山海塾公演『卵熱』でソロパートを踊る石井則仁)

また、ストリートダンスの身体構造を混ぜたコンテンポラリーダンスや舞踏のワークショップをマレーシア・韓国・シンガポールなど国内外にて多数おこなう。

2015年から2017年の間、韓国のDesignare Movementのレジデンスアーティストになる。

ソロ活動と並行して2008年から様々なアーティストとコラボレーションし数々の賞を受賞。

ダンサーの活動と並行して2012年にDEVIATE.CO(ダンスプロダクションカンパニー)を立ち上げ、多くの企画を実施。近年ではイタリア・スペイン・韓国・アメリカなど、海外のアーティストを招聘し、関東・地方にてダンスシーン向上・一般市民がダンスに触れるプロジェクトを多く展開している。 

受賞歴 / Awards         
Seoul International Choreography Festival 2013 「SAMON」 Jury Prize
Seoul International Choreography Festival 2015 「AFTERGLOW」 SCF Award

(2017年初のインスタレーション&パフォーマンス『がらんどうの庭』。Photo: Teiji Takizawa)

 

(ファッションブランドDISTORTION3のモデルとして Photo: Rob Walbers)

▼これまでの活動

石井則仁は20代前半からダンサー、舞踏家、プロデューサーとして活動していました。
石井則仁事務局が発足したのは、今年2018年の1月からです。

より舞踏を広めるため、石井の持つアーティスト性や考えを日本に根付かせるため、審美眼を持った人々をより多くし、深みを持つアートを現代に拡散するため、そしてアートシーンをさらにパワーアップし面白くするために発足しました。

舞踏をより多くのお茶の間に広めるため異業種の方々とトークイベントを行ったり、日本の伝統文化をさらにおもしろくさせようと試みる茶道家とコラボレーションパフォーマンスを行ったり。

(トークイベントの石井則仁 Photo: Yasuaki Obata)

業界と業種を超えて、より間口を広げて受け入れやすく、かつアートの持つ本質の価値は落とさないことを心がけて企画を行っております。

石井則仁のこれまでの活動詳細 ←

(タイムアウトトーキョーでアートとビジネスについて語る石井則仁)

日本語版→TimeoutTokyo石井則仁インタビュー

▼プロジェクトをやろうと思った理由


テーマは『日本の舞踏を世界に、そしてより日本へ根付かせる』です。

舞踏は、1960年代前後に日本で生まれ、現在まで欧米を中心に世界で質の高い芸術と高評価を受けています。
全世界の一流の劇場で上演され、公演終了後はスタンディングオベーションを受け、舞踏ワークショップを開けば各国から舞踏の精神を学ぼうと参加者が集まります。

(国際的に高い評価を受ける山海塾)

しかし、日本で生まれたにもかかわらず日本ではマイナーな存在です。白塗りの人がうねうねと踊るという印象しかないことや、概念や世界観がわかりづらいのでとっつきにくい印象があるのでしょう。

現代は、SNSさえ駆使すれば、個人での発信が自由でやったもん勝ちの世界に見えます。インスタントで分かりやすいものが受け入れられやすい現代です。それゆえに、審美眼を持つことを考えざるえません。


普遍的な美とは、芸術とは、アートとは。

(Photo: Yoko Matsuno)


舞踏が受け入れられている欧米で活動すればいいという意見もいただいことはありますが、日本で芸術/アートマネジメント/企画をすることを私たちは軸にしています。

日本のアートシーンを盛り上げること、アーティストや芸術家が本質を持ったまま活動できること、インスタント文化な日本で舞踏を広めること、深みを持つアートを後世に残すこと。

そのために、舞踏が高評価を受けているヨーロッパでさらに飛躍し、日本でさらに舞踏を盛り上げることを目指しています。

石井が舞踏家・ダンサー・アーティストとして持つ考えはこちらです。

『全ての物事がしっかりとそこに存在し、絶対的な何かが舞台から客席までを支配し、観客は個人的な関心(好み)を超えて集中し続け、背もたれに寄りかかることなく最後まで見入ってしまうものである。そんな全身が反応する作品・強度ある作品をつくり、人の心を踊りで動かすこと』

(Photo: Ruriko Nakayama)

わかんないけどずっと見てしまった、これってなんだろ?....なんて言っていいかわからないけどよかった、すごいずっと見入っていた、とアート作品や映画をみて感想を持つことってありますよね。

石井の舞踏はそんな感想を持つものです。

そしてアート作品には好き好みというものがありますが、それすらも問題視しない、凌駕するエネルギーがある作品をつねに目指しています。

多くの人の心を動かし、衝撃を与え、実生活や個々の人生に『??』を与えること。人の心が動いて、人が幸せになることを、アートでやる。

『???』をちゃんと与えることが、石井がアートができる仕事だと思っています。

(Photo: Yuki Sakurai)

作品を見て、誰かと話して、答えを探す。人生や未来に新しいエッセンスを与える。それが芸術の仕事です。
この考えをさらに強固にし、よりパワーアップするためのヨーロッパ公演といえます。

https://nimagazine.tumblr.com/

上記のURLは、石井の芸術に対しての持論などを掲載したwebmagazineです。ぜひご覧ください。 

▼このプロジェクトで実現したいこと・表現したいこと


□リトアニアでは

漫画やサブカル文化が多く注目されるジャパンエクスポで舞踏公演をします。

nowJapanはリトアニアの首都ヴィルニュス市旧市街で開催される8000人近く来場するバルト地方最大規模のジャパンフェスです。音楽、舞台芸術、講演、ワークショップ、映像作品・アニメーション作品上映、絵画・彫刻展覧会、アートインスタレーションなど様々な表現媒体で現在の日本を発信しています。

今回、舞踏公演の企画を送ったところ招聘が決まりました。9/8,9/9の2日間石井の単独ソロ公演をおこない、翌日舞踏ワークショップを開きます。

 

□スペインでは

カタルーニャ地方に位置するKONVENTアーティストレジデンスに滞在制作します。

スペインを拠点にするサウンドペインティングアーティスト集団COL·LECTIU FREE’Tとコラボレーションし、舞踏の本質を残しながらも、よりインターナショナルなチームで表現の可能性を深め、新しい作品を発表します。作品発表後は、舞踏ワークショップも行います。

今回は、サウンドペインティングアーティスト集団COL·LECTIU FREE’Tのリーダー、アルナウ・ミラが呼んでくれました。

(アルナウ・ミラさんは、石井が毎年福岡県で主催している国際ダンスキャンププロジェクト・Dance Camp Platformの講師としても参加しています。)

 

□ロンドンでは

ロンドンを拠点にする日本人アーティスト・イヤマリのインスタレーション展示の中で石井則仁が踊ります。

過去に渋谷ヒカリエで行われたイヤマリさんのプロジェクト『テレスコアプロジェクト』で石井が踊ったことがあり、ビデオ作品にも出演しています。

 

その後は、London.Butoh.UKの協力により、舞踏ワークショップを行います。

 

以上の主に3つのプロジェクトがあります。

ジャパンエクスポでの舞踏公演、サウンドペインティングアーティストとの共同滞在制作、インスタレーション作品の中での舞踏公演、そして各場所でワークショップも開催します。

 

(2017年5月にブルガリアにて舞踏ワークショップを行う石井則仁)

様々なジャンルのアーティストとコラボレーションすることで舞踏/表現の可能性を広げ、さらに舞踏ワークショップを開催することでで舞踏の精神と本質より深めて理解してもらうのが目的です。

舞踏は見るよりも体験したほうがはるかに面白いというのが、石井則仁の考えです。
テクニックからではなく、イメージから身体を動かすのが舞踏。
脱力した身体が動かす身体表現の美しさ、イメージから来る質感で踊る面白さを実際に体験してもらいます。 

 

▼資金の使い道

今回1番の問題なのが日本から欧州までの渡航費、各国間の交通費/滞在費です。

海外で公演することで可能性が広がるのはいいですが、招聘してもらえても渡航費が出ないことがほとんどです。

今回それもあり、最初に招聘が決まっていたリトアニアのジャパンフェスも辞めようかという話になりました。しかし、今年から石井則仁事務局が発足したのは、よりパワーアップするためです。

できること以上のことをし、より広くそして深く、舞踏とアートを提供すること。

そのためには、交通費で資金がマイナスやとんとんになろうが、自分たちのために、そして後世のために、経験投資として取り組もうということになりました。

(Photo: Yuki Sakurai)

 今回の挑戦に取り組むことで、後世のダンサー・アーティスト・舞踏家への良い影響になり、そしてより日本で芸術家が活動しやすくなり、アートシーン全体を盛り上げることを意図しています。

今回、石井則仁とアシスタント/通訳スタッフの


・ヨーロッパー日本間の渡航費

・リトアニアースペインーイギリス間の移動費

・各国での滞在費

・パフォーマンスの舞台美術/衣装代

・映像資料/写真資料の制作費

 

以上のことに使わせていただきたいと思います。

・目標額が実現したら

11月に東京で報告会&石井則仁ソロ舞踏公演を開きます!

支援者様への完全招待制の現地での映像鑑賞と舞踏公演を都内で予定しています。

▼最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

生物(なまもの)である舞台芸術、そして舞踏はアートの中でも評価されにくい、広がりにくい分野です。
しかし、舞台から目線を反らすことができない強度がある作品に出会った時、その刹那に心が動いた瞬間がとてつもなく時間として存在として大きいのが舞台芸術です。

石井則仁は、これからの舞踏精神を担っていく存在です。
どうやって芸術の楽しさを知ってもらって、足を運んでもらうかを考え、これからの企画も進めています。

より舞踏家、ダンサー、アーティストが社会の中で大きい影響を与える存在となるために。

アートがアートの質を落とさずに、深く根付き、社会と世界に新たな可能性と価値を与えるものとして。

ぜひ一緒にこれからの未来を共有できたらと思います!

石井則仁制作事務局の応援をお願いいたします!!

 

(Photo: Koiuchi Maruyama)

 

最新の活動報告

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  • ロンドンでのパフォーマンスも終わり、ヨーロッパでの全てのプロジェクトが終わりました。   ただいま帰路についているところです。   リトアニアはジャパンフェス、スペインはサウンドペインティングアーティストとのコラボ、イギリスは3日間のワークショップとパフォーマンス。   とてもとても、目まぐるしい日々でした。 どこの国でもみんな舞踏と石井に興味津々で、毎晩盛り上がり、来年のプロジェクトの話も出たりしました。   あと石井のファッションは、どこの国でも声をかけられていました。笑   帰国してから、また改めて反省などを交えてツアーを振り返りたいと思います。   今回の報告会は、11/23(祝)に開催されます。 内容は、各国で撮影したパフォーマンスの映像を見ながら、石井のトークとパフォーマンス。 お土産つきです。   お楽しみにお待ち下さい。     石井則仁制作事務局 吉岡周流   もっと見る

  • 18日にロンドン入りし、19.20.21とゴールドスミスユニバーシティでワークショップをしました!   今回の参加者は、ダンサーよりも、舞踏や日本の美意識に詳しい方やアクターが多く、ランチタイムはそんな話で盛り上がります。   内容は、いつものように脱力から始まり、徐々にテンションを使っていき、最終日の3日目は石井のコレオグラフ作品”がらんどうの庭”をやりました。 https://m.youtube.com/watch?v=48moKh9pwOs#   “がらんどうの庭”の舞踏譜も配り、振り付けを覚えます。 数人でやっている”がらんどうの庭”は、とてもカッコよく、圧巻です。   今回、リトアニアではワークショップが出来なかったのですが、スペインとイギリスでやって、舞踏の精神と哲学をきちんと伝えていく重要さを改めて実感したツアーでした。   舞踏を教えるには3日間では足りないので、せめて次は1週間できたら、、、とオーガナイザーと話たりもしました。   それぞれの夜は、 Butoh.UKを主宰するオーガナイザーが、観劇やテートモダーンに連れて行ってくれました。   今夜は、ツアー最後のプロジェクトでパフォーマンスです! https://www.iyamari.info/telescore-teatre-show   石井則仁制作事務局 吉岡周流 もっと見る

  • こんにちは。   ロンドンへ向かうはずに飛行機が6時間ほど遅れ、バルセロナ空港でかなり待ち時間ができた今日です。   スペインでの別プロジェクトの紹介をしたいと思います。   スペインではパフォーマンスのほかに、撮影プロジェクトが急遽行われてました。   リトアニアにいるときに、コンタクトをくれたヴィジュアルアーティストのDavid Franlin。バルセロナを拠点にしているアイルランド人のアーティストです。 http://davidfranklinonline.com   周りの環境がどのようにアーティストに影響しているかのプロジェクトを行っていて、舞踏ダンサーを現在主に撮影しているとのこと。石井のアーティストステートメントに強い興味を抱いてくれたようです。   バルセロナのサクラダファミリア前で初めて会い、話し、石井の撮影を行うことになりました。   Davidが石井が滞在制作していたKonventにきて、撮影はパフォーマンスのプロジェクトと同時進行で行われました。   Konventの工場跡地で石井が即興で踊る場面や自身の哲学についてのインタビューが撮影されました。   このプロジェクトは来年春まで続き、どのように映像を公開するかはまだ決まってないようです。   1人1人の舞踏家と話して、プロジェクトが向かう先や公開方法も変わってきているとのこと。 Davidは舞踏やその周辺のカルチャーやアートに詳しいので、日本語が話せないけど日本人といるような気分の2日間の撮影でした。   石井則仁制作事務局 吉岡周流 もっと見る

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