ロンドンでのパフォーマンスも終わり、ヨーロッパでの全てのプロジェクトが終わりました。 ただいま帰路についているところです。 リトアニアはジャパンフェス、スペインはサウンドペインティングアーティストとのコラボ、イギリスは3日間のワークショップとパフォーマンス。 とてもとても、目まぐるしい日々でした。 どこの国でもみんな舞踏と石井に興味津々で、毎晩盛り上がり、来年のプロジェクトの話も出たりしました。 あと石井のファッションは、どこの国でも声をかけられていました。笑 帰国してから、また改めて反省などを交えてツアーを振り返りたいと思います。 今回の報告会は、11/23(祝)に開催されます。 内容は、各国で撮影したパフォーマンスの映像を見ながら、石井のトークとパフォーマンス。 お土産つきです。 お楽しみにお待ち下さい。 石井則仁制作事務局 吉岡周流
18日にロンドン入りし、19.20.21とゴールドスミスユニバーシティでワークショップをしました! 今回の参加者は、ダンサーよりも、舞踏や日本の美意識に詳しい方やアクターが多く、ランチタイムはそんな話で盛り上がります。 内容は、いつものように脱力から始まり、徐々にテンションを使っていき、最終日の3日目は石井のコレオグラフ作品”がらんどうの庭”をやりました。 https://m.youtube.com/watch?v=48moKh9pwOs# “がらんどうの庭”の舞踏譜も配り、振り付けを覚えます。 数人でやっている”がらんどうの庭”は、とてもカッコよく、圧巻です。 今回、リトアニアではワークショップが出来なかったのですが、スペインとイギリスでやって、舞踏の精神と哲学をきちんと伝えていく重要さを改めて実感したツアーでした。 舞踏を教えるには3日間では足りないので、せめて次は1週間できたら、、、とオーガナイザーと話たりもしました。 それぞれの夜は、 Butoh.UKを主宰するオーガナイザーが、観劇やテートモダーンに連れて行ってくれました。 今夜は、ツアー最後のプロジェクトでパフォーマンスです! https://www.iyamari.info/telescore-teatre-show 石井則仁制作事務局 吉岡周流
こんにちは。 ロンドンへ向かうはずに飛行機が6時間ほど遅れ、バルセロナ空港でかなり待ち時間ができた今日です。 スペインでの別プロジェクトの紹介をしたいと思います。 スペインではパフォーマンスのほかに、撮影プロジェクトが急遽行われてました。 リトアニアにいるときに、コンタクトをくれたヴィジュアルアーティストのDavid Franlin。バルセロナを拠点にしているアイルランド人のアーティストです。 http://davidfranklinonline.com 周りの環境がどのようにアーティストに影響しているかのプロジェクトを行っていて、舞踏ダンサーを現在主に撮影しているとのこと。石井のアーティストステートメントに強い興味を抱いてくれたようです。 バルセロナのサクラダファミリア前で初めて会い、話し、石井の撮影を行うことになりました。 Davidが石井が滞在制作していたKonventにきて、撮影はパフォーマンスのプロジェクトと同時進行で行われました。 Konventの工場跡地で石井が即興で踊る場面や自身の哲学についてのインタビューが撮影されました。 このプロジェクトは来年春まで続き、どのように映像を公開するかはまだ決まってないようです。 1人1人の舞踏家と話して、プロジェクトが向かう先や公開方法も変わってきているとのこと。 Davidは舞踏やその周辺のカルチャーやアートに詳しいので、日本語が話せないけど日本人といるような気分の2日間の撮影でした。 石井則仁制作事務局 吉岡周流
スペインでの全プロジェクトが終了しました! Lleidaでは、演劇学校でフルートとパーカッションとのパフォーマンス。がらんどうの庭の披露しました。 18-20歳の子たちは、舞踏を初めて観たようで、パフォーマンスが終わった後は質問が飛び交いました。 その後、Konvent 0というアーティストインレジデンスにサウンドペインティングアーティストのアルナウ•ミラ率いる15人のダンサー、音楽家と滞在制作。 建物は元繊維工場をリノベーションしたもので、とても大きく、周りには川と森。日本では考えられないような環境で、とても気持ちがよく、クレイジーでアーティスティックな滞在制作でした。 出てくるご飯も質にこだわったヘルシーなものばかり。ロングテーブルで毎日愉快なビッグファミリーと寝食を共にしました。スペインは基本的にランチが2時、ディナーが21-22時と遅めです。 ランチ前には、一回お酒を飲むという風習もあります。 最終日は、Konventが主催するフェスティバルで、サウンドペインティングとコラボレーション。 黒い服に身を包んだオーケストラと白塗りの石井との対比。アルナウが出すサウンドペインティングのサインによって動くダンサー、アクター、ミュージシャンたち。 アルナウの職業であるサウンドペインターは世界に40人しかいなく、世界でもまだあまり知られていません。1200種類ものサウンドペインターが出すサインがあり、ダンサーやミュージシャンは即興をしながらそのサインによって動きます。 観客にとっては、その瞬時の移り変わりを見ているのも、サウンドペインターが出すサインの多様さを見ているのも、とても面白く見応えがあります。 今回、さすがに石井は1200種類ものサインは覚えられなかったですが、10種類程は試し、本番でもそれを行いました。 子供もたくさんいた会場は、拍手喝采で終わりました。その後は、2時まで会場で踊り、レジデンスに戻った後は4時までみんなで呑む。 そして次の日は、Konventで6時間のワークショップ。今回は、アクターやミュージシャンが声や楽器を使用しながら舞踏の型を試すという新しい試みがあり、たくさんの発見がありました。これはアルナウの提案によるものでした。 舞踏の奥深さ、哲学、繊細さを参加者は感じてくれたようです。 夜はバルセロナに戻り、アルナウと石井は呑みながら舞踏とサウンドペインティングのこれからの可能性に盛り上がる。 サウンドペインティングのサインはテクニックが主なので、舞踏の詩的な振付をサウンドペインティングに取り入れ、新たな表現の可能性を広げていきたいみたいです。 サウンドペインティングは見ていて、本当に面白い。日本でも見たいです。 今日はバルセロナで作業しつつ、少し歩き回ったりします。 いよいよ明日は最終ツアー地点のロンドンです! 石井則仁制作事務局 吉岡周流
9/7にリトアニア、ビリュニスに着き、9/9に公演を終えました! 9/7は、今回の招聘先nowJapan2018のオープニングパーティーでのパフォーマンス。 リトアニアの舞踏ダンサーSakurakoと即興パフォーマンスを中心地のギャラリーで行いました。 9/8は、Sakurakoのカンパニーでのゲストダンサー出演。ピンクの衣装に身を包んだ石井がリトアニアの若手ダンサーと踊りました。 9/9は、nowJapanの別会場にて、リトアニアの尺八ミュージシャン、パーカッションミュージシャンとコラボレーションしました。 写真などは、またアップしていきたいと思います。 石井のFacebookpageにnowJapanがアップしている写真もシェアしています。 そして、リターンの現地からのハガキも送り始めています! 確認のため、届いたらメッセージにて一報頂けると幸いです! 2018/9/11 リトアニアの空港にて。 石井則仁制作事務局 吉岡周流