【古民家は“余白”だと思っている】
古民家と向き合っていると、
「完成させる」のではなく、
「余白を残す」ことが大切なんじゃないかと感じます。
床を剥がして土に触れた時、
柱に刻まれた傷を見つけた時、
その場所には確かに“人の暮らし”があったとわかる。
私はこのプロジェクトで、
古民家をピカピカにリノベーションしたいわけじゃありません。
削るところは削り、残すところは残し、
過去と今と未来がちぐはぐに重なりあう、
そんな“未完成な場”をつくりたいと思っています。
アートを飾るだけじゃなく、
語らいが生まれ、
ひとが帰ってこれる場所にするために。
それは作品づくりというより、
空間づくりであり、土との対話のようなものかもしれません。
今はまだ途中。
でも確かに、何かが育ち始めています。
雅龍garo






