8月に入り、40度を超える地域もあるほどの厳しい暑さが続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。夏の暑さに負けて夏風邪をこじらせてしまったAzukiですが、先日、鳴海餅本店 取締役の鳴海さんとお会いし、せきはんくらぶの活動や赤飯の現状、そして今後どのようにすれば赤飯文化を未来につなげていけるかについて熱く語り合う機会をいただきました。やはり現場で赤飯を作り続けている方のお話は、新しい視点を与えてくれるとともに、これまで仮説的に考えていたことが具体的に見えてくる感覚がありました。「現場がすべてを語る」という言葉が、本当に腑に落ちた時間でした。さて、赤飯文化について京都の現状を伺ったところ、お祭りに向けて赤飯を食べる、赤飯でハレの日を祝う──そんな文化はまだ残っているそうです。しかし一方で、若い世代とのつながりは薄くなっているという実感もあるとのこと。お祭りでは食べる機会があっても、自宅で家族や親戚と集まって赤飯を囲む習慣は減ってきており、その結果、若い人たちが赤飯と関わる機会はどんどん少なくなっているようです。こうした課題は肌で感じながらも、「どうすれば解決に向かえるのか?」模索を続けているというお話も伺いました。(その他のお赤飯にまつわる課題については、また次回の報告でお伝えします!)そして、少しだけ予告です。せきはんくらぶでは、赤飯文化を守りたい方と一緒につながり、動ける仕組みを準備しています。詳細はもう少し先のお知らせになりますが、「赤飯が好き」「文化を未来に残したい」そんな想いを持つ方に、ワクワクしていただける内容になる予定です。和菓子屋さん・お餅屋さんにも参加していただける形を検討中です。どうぞ、次回のお知らせを楽しみにお待ちください!






