
クラファン公開に伴い、ARES Project を支えるメンバーたちの想いをお届けします。
第6弾は、ローバーのソフトウェアから電装、通信まですべてを担当してきたDepp。
電気が流れる部分にはすべてDeppの手が加えられています。大学に入ってからものづくりを始め、「自分にできることはなんでもやらせてください!」と言っていたらなんでもできるようになってしまった秀才。彼がいなければ、ローバーも生命分析装置も動きません。
ちなみにdeppというニックネームは、同時期に加入した別のメンバーのニックネームが Johnnyだったから。
DEPP:ローバー制御リード
✴︎ ARES で担当していること
僕はAERS Projectで基板とプログラム開発をメインに担当しています。
例えば、ローバーのタイヤを動かすため、必要な基板を作成したり自律走行ミッション用のプログラムを開発したりしています。
基板は大学に入ってから勉強を始めました。なので最初は色々失敗して何枚も基板を燃やしました。でも何度か失敗するとダメな原因が段々分かってきて、うまく行くことが多くなりました。うまく基板を動かすことができると感動します。そこがすごい楽しいかなと思います。あと、そいつの開発者俺だもん、って言えることが一番のメリットです。
基板設計は個人の性格が設計にとても反映されます。大雑把な人もいればすごくきれいに回路構成している人もいます。そしてきれいに構成された回路ほどうまく動きます。そういうことを調べながら、色々試して作っていくのがこの担当の面白いところです。
✴︎ 大切にしていること
僕が大切にしているのは、自分が納得できるものが出来るまで手を動かし続けるということです。基板にしろ、プログラムにしろ自分は自分が納得できるまで、試行錯誤することが好きで楽しいです。
ものづくりとか創作は、自分にとっては泥団子づくりと同じだと思っています。誰もが子供の頃に作ったことがあると思うんですけど、泥団子自体は簡単に作れるんですが、そこから何日も磨いたりして、長い時間をかけていくとすごく丸くてキラキラの泥団子になります。そこまで仕上げたものはすごく魅力的があって、その創作物にはそれまでの色んな過程とかが付随してくるんだろうなと思っています。
だから自分はそのキラキラの泥団子を作れるようにARESで活動を続けています。
✴︎ PASSION
ARESでのつながりで、現在インターンで宇宙系の企業でエンジニアとして働いています。僕が宇宙を目指そうとなったきっかけの企業だったので、最初話を聞いたときは本当にびっくりで、今でもずっとわくわくしながら仕事をしています。
自分は最初、宇宙は本当に遠いもので宇宙人がロボットを作っているものだと思っていたのですが、実際は地球人が作っていました。色々お話を聞いたり、手を動かしてみてARESでの経験を実際の宇宙につなげることが可能だというように感じました。なので、僕はその可能性を信じて将来宇宙に探査機を持っていけるように、これからエンジニアとしてたくさんの実績を積んでいきたい、と考えながら日々を生きています。
✴︎ 今後ARESで挑戦したいこと
僕はARESでやりたいと思っていたことは一通りできました。なのでこれからは、もう少し発展的な内容に取り組んだり、特に後輩を成長させたいと考えています。
自分は、ARESで色々経験させていただき、優秀な先輩達から勉強させて頂きました。なのでこの団体を成長させるためにも後輩の技術力やチームの開発力をあげていって、大会の優勝をもぎ取りたいと思っています。
ARESには他の団体にはないポテンシャルがあると思っています。実際の宇宙、特に月面などにローバーを持っていくことが本当にできると信じています。なので、かなり先の話かもしれませんが、そういうことに関わることができたらいいなと考えています。
彼がこれまでに手がけてきた基板は、リターンプラン【部品ガチャガチャ】基板プランを通じてゲットできます!いわば、彼の「泥団子作り」の軌跡そのもの。
ぜひチェックしてみてください!
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