
志賀理和氣神社鎮守の杜再生にご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
本日は全国各地で30度近い夏日もしくは真夏日となりました。
そんな中、おひさまをいっぱいに浴びて、木々はぐんぐん成長しています。
昨年の植樹祭で植えられた26種類の苗木のうちに「山桑」の木があり、現在では2メートルを超えて成長し、実をつけています。
桑は神社ともゆかりが深い「養蚕」に欠かせない植物です。桑の葉には少量の毒成分があるといわれますが、蚕は桑の葉しか食べません。(人工飼料も食べますが、一度桑の葉を食べると人工飼料には戻らないといいます)そして、蚕の糞は乾燥させると漢方になるそうです。
そんな毒のある葉を食べる蚕ですが、除草剤など、薬剤がかかっているものを食べてしまうと死んでしまいます。
また、蚕は羽化しても飛翔できず、人間による家畜化が著しい虫でもあります。
そんな弱弱しくもたくましい蚕がサナギとなる際には繭玉を作ります。
この繭玉から採れる糸をよった「絹糸」は古くより高級品として世界中で重宝されてきました。
現在でも皇后陛下は皇居内で養蚕に携わっておられます。日本でも古くより大切な産業のひとつでありました。
当神社でも5年ほど前から養蚕に取り組み「月次花守」というお守りを毎月お作りし、お分ちしています。
森の恵みは様々な形で産業を支える立役者ともっているのです。
桑の実も、小さいころに採って食べたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。甘い実は鳥たちにとっても貴重な栄養源となります。
森の可能性は計り知れません。
このプロジェクトにご支援いただくことで、可能性をさらに広げていただくことに繋がります。
どうか皆様のお力添えをお願い申し上げます。
志賀理和氣神社宮司 田村寛仁



