この展望台はコンクリート製で直径31mの円盤2枚で構成されています。五台山に咲く花びらのイメージで設計しました。街から見ると山のスカイラインに溶け込み、近くで見ると山頂公園を印象づけるように存在します。新しい展望台がここにあることで、見慣れていた五台山の価値を見直し、登ってみたくなる動機へつながるよう目指しています。尾根の先端から躍り出るように建つこの展望台は、街や遠くの山並みや海を臨むだけでなく、訪れる一人ひとりが広大な空や宇宙と繋がる場所になります。この展望台が永く遺ることで、市民の記憶に刻まれ、みなさんの拠りどころになることを心より願います。展望台設計者・髙橋一平建築事務所代表髙橋一平ーーーーーーーーーー先日、コンクリート打設が一段落し、展望台の形が見えてきました。写真で見えているのは2階部分。ここに、レストランや宿泊室が入ります。ここからは、ガラスをはめ込んだり、屋上部分の展望台にも取り掛かっていきます。現場の状況も、随時お届けしていきます。






