
復興期において、能登でいちばん活躍できるのは学生だと思うんですね。
社会人と違い、長期休みがあるし、フットワークが軽いし、体力もある。令和6年度学校基本調査によると、大学全体の在学者数は295万人います。この学生のうち、1%でも能登で活動してくれたら、復興は上手くいく気がしませんか。
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/kekka/k_detail/2024.htm
じゃあ、何もしないでも多くの学生が能登に集まるかというと、難しいかなと。社会人と違い、なりわいを持たないからですね。学生の「2人に1人がなんらかの奨学金を支給されているか、貸与されている」という報告もあります。
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/oyakudachi/shogakukin_data/
学生の課外活動に補助を出す大学等もありますが、少数です。補助を出す場合でも、団体であることや災害ボランティアが対象、回数や上限ありなど、条件が設定されているケースが多く、復興支援には使いにくい。
だから、能登で活動する学生の金銭的負担を減らす仕組みが必要なんですね。






