色々なご縁で、令和6年能登半島地震発災直後に、広域避難のお手伝いをさせていただきました。当時は「必ず能登に戻すから」という約束で、多くの方に避難していただきました。
物理的には戻れるようになった今、約束は守らないといけないよなぁという想いもあり、戻れるための環境づくりをお手伝いさせていただいてます。
ヒトが戻るためには、何があればいいのでしょうか。
衣食住は、沢山の方が支援されているので、自分の出る幕ではないなと。なりわいは、再開や新規が増えてきている中、自分は情報が専門なので、情報系のお手伝いをさせていただいています。よりどころについては、再開されるお祭りが増えてきているようです。
でも、これだけだと自分一人でなんとかできる、支援やサポートがなくてもなんとかなる、ヒトしか戻れないかなと。
戻りたくても戻れないヒトが、戻れるようになるには、子育てや医療介護福祉などのサポート体制が必要不可欠だと思うんですね。ところが、この体制を再構築し維持するためには、ある程度の人口を維持し続ける必要がある。日本全体での人口は増加する見込みはないので、関係人口や交流人口を増やしていく必要がある。
沢山のヒトが戻るためには、ヒトが必要なんですね。
関係人口や交流人口を増やす取り組みは始まったばかりで、効果がでるのはもう少しかかりそう。だからそれまでは、学生がその役割を担えるといいなと。






