みなさん、こんにちは。認定NPO法人農スクール代表の小島希世子です。今朝、クラウドファンディングのサードゴール・目標金額200万円を達成することができました!これまで応援してくださった皆さまに、心から感謝申し上げます。今回は、6か月にわたる農スクールプログラムの後半「基礎編」がスタートし、活動現場のご報告をさせていただければと存じます。◆農業を“仕事”にするための、もう一歩踏み込んだ実践へ農スクールの6か月プログラムは、「導入編」(前半)と「基礎編」(後半)に分かれています。前半の10回では、私たちの自社圃場で農業の基本を身につけ、心身を整えていきます。そしてこの基礎編の10回では、実際に10農園の農家さんの現場に入り、リアルな“はたらく”を体験していきます。今年度は導入編に6名の受講生が参加しましたが、そのうち1名は早くも就農に向けてのステップを踏み出し、基礎編への参加は5名となりました。◆初回の実習先は、神奈川県最大級の農家「永田農園」へ第1回目の実習先は、神奈川県内でも最大規模を誇る永田農園さん(藤沢市)。10ヘクタールを超える敷地に、20名以上の従業員。苗の生産では県内最大規模で、農スクール卒業生も就職して活躍している現場です。この日は、社長自らが農場内を丁寧に案内してくださり、培土ハウス、播種・育苗施設などを見学しました。特に、もみ殻や剪定枝など地域資源を活用した丁寧な土づくりには、受講生も深く感心していました。◆「リアルな農業」に一歩踏み込んだ受講生の姿見学の後半には、質疑応答の時間も設けていただきました。勤務体制やスタッフの年齢層、法人としての経営方針、必要な資格や求められる人材像など、受講生は、自分が将来働く姿を思い描きながら、質問を投げかけていました。農スクールのプログラムが始まった頃は、人前で話すことにためらいがあった受講生もいました。そんな彼らが今では、農家の方々としっかり向き合い、自らの言葉で学ぼうとしている姿に、私たちスタッフも嬉しい気持ちになりました。これから11月まで、あと9回の実習が続いていきます。次回からはいよいよ、作業を伴う実践的な農家研修がスタートします。受講生がどのように現場を経験し、自身の進路を見出していくのか、今後の展開がますます楽しみです。◆クライドファンディングでより充実した研修へ!クラウドファンディングは8月31日が最終日。残り4日となりました。皆様のご支援のおかげで、より実践的な研修のための農業機械の整備や研修環境の充実を進めていくことができます。「農を職と食に」変える未来に向け、私たちの挑戦は続いています。引き続きの応援、どうぞよろしくお願いいたします!最後までお読みいただき、ありがとうございました。





