しがまち図書館の最初の構想案からなかったアイデアがあります。
それが高校生の探究学習と私設図書館を掛け合わせて「高校生が高校のうちに、地域の大人と関わるキッカケを創れないか」といいうことでした。
いつか、滋賀を出る学生たちに。
僕は、高校生を卒業したり、大学を卒業したら、基本的には滋賀を出たほうがいいと思っている方です。
全員がそうしたほうがいい!といいうわけでも、滋賀にいたいんです!って人に絶対いったほうがいい!といいうことでもなく。僕自身が高校を卒業して、社会人として滋賀で働いて、今滋賀にいる中で、外の世界に出ることで、得られる経験や幅が異なるのが間違いないと実感しています。
ものすごく好きなポスターがあります。たまたま駅の駐車場で見て、突き刺さったこのポスター。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000116976.html
まちを出ることにエールを送る。なんて素晴らしいんだと思いました。
滋賀を世界で住みたいまちNo.1にする、それがしがとせかいのビジョンです。「住みたい」ということは、滋賀に今住んでいない人達にとって、No.1になる必要があります。
昔住んでいたまちにまた戻ってきたいと思える。その時の一つの要素に、家族や学校の先生ではない「大人」と出会えることだと思っています。
職場体験でかっこよかったあの人も、アルバイト先のあの大人も覚えている。
もし高校で滋賀を出た場合。大人との接点はそう多くないです。職場体験で出会った大人か、もしくはアルバイト先の少し上の先輩か。
そうではない出会いを、高校生活で創る時に僕がやりたいと思ったのが「高校の探究学習」でした。
高校の探究学習は2022年から必須となり、生徒が自ら問いを立て、情報収集・分析・解決策の提案・発表を行う主体的・能動的な学習活動となります。
毎年、数件ですが、高校生からメールやDMで連絡を頂き、この探究学習のレポート作成や地域調査に協力しているのですが、話を聞いていると、連絡はしても返ってこないケースや、そもそも誰に連絡をしたらいいかわからないことも多いとのこと。
今回つくるしがまち図書館は、まちづくりがテーマです。そして僕は、何人も知っています。
高校生がこれやりたいんです!と言ったときに協力してくれる大人が滋賀には多くいることを。
なので、しがまち図書館では、高校の探究学習で「地域の大人との接点が欲しい」人を繋げる場としての機能を持たせます。
高校生が「自分が興味あるテーマを調べる時」に大人との接点が出来なくて、より能動的な学習を進められないことがないように。滋賀には本当に素敵でかっこよくて、めっちゃ良い大人たちがいるからこそ、そういう大人と高校生が繋がって、いつか滋賀を出て「あの大人がいたな!」となり、滋賀に帰るキッカケ、滋賀に関わるキッカケが出来るように。



