
新しく滋賀県につくるしがまち図書館のテーマ。それは「まちづくり」です。
じゃあ、まちづくりってなんだろう。そう聞かれたら、自分はこう答えます。
滋賀を好きになる子供と大人を増やすこと。
滋賀県って、本当にいい場所だと思っています。
人は優しいし、食べ物は美味しい。交通の便もいい。震災も少ない。客観的な条件を並べていくと、これだけいい場所です。
そんな色々な条件があったても、心の底にある滋賀県が好きな理由は「育ったまちだから」だったりします。
少し気になるし、変えたいと思うのが、滋賀県に引っ越してきて「ここいいな」と思っている人が、実際に住んでいる人に「滋賀県いいですよね」って言うと、「いや、そうですか」「なんで滋賀に来はったんですか?」って返ってくることがある。
それを聞いた人は、少しだけ「あれ、滋賀県ってそんなによくないのかな」と思ってしまう。
そういう大人が増えていくと、子供たちも滋賀に魅力を感じにくくなっていく。
逆に「滋賀、めちゃくちゃいいよ」と公言できる大人が増えると、それを見ている子供たちも自然と「ここって、いい場所なんだな」と思っていく。
シンプルだけど、これがすごく重要だと思っています。
しがまち図書館では、本を借りるときに街の課題や困りごとを書いてもらいます。
それは「街をよくしたい」という気持ちから来るもので、街のことを考えること自体が、街をもっと好きになっていくことにつながると思っています。
高校生と大人が接点を持てる場所にしたいのも、そういう理由からです。
世代が違う人たちがここで話して、それぞれが「滋賀っていいな」と思うきっかけを少しずつ増やしていけたら。大きな建物をつくるのも、きれいな街をつくるのも、まちづくりだと思います。
いろんな人が集まって、繋がって、「この街ってめちゃくちゃいいよね」と言えるようになっていくこと。
それができるキッカケを創ること。しがまち図書館を通して、そういう場所をつくっていきたいです。



