鳥取の豊かな映画文化を伝えたい!書籍『「見る場所」のメディア考古学』刊行します!

鳥取のひとり出版社と書店およびアーティスト&研究者がコラボレーション!鳥取の映画文化のリサーチプロジェクト「見る場所を見る」の5年間の研究や制作活動の成果をまとめた書籍を2025年9月に出版します!ローカルな映画文化の豊かさをイラストとテキストで伝える一冊ですので、手に取っていただけると嬉しいです!

現在の支援総額

1,093,000

218%

目標金額は500,000円

支援者数

176

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/07/04に募集を開始し、 176人の支援により 1,093,000円の資金を集め、 2025/08/12に募集を終了しました

鳥取の豊かな映画文化を伝えたい!書籍『「見る場所」のメディア考古学』刊行します!

現在の支援総額

1,093,000

218%達成

終了

目標金額500,000

支援者数176

このプロジェクトは、2025/07/04に募集を開始し、 176人の支援により 1,093,000円の資金を集め、 2025/08/12に募集を終了しました

鳥取のひとり出版社と書店およびアーティスト&研究者がコラボレーション!鳥取の映画文化のリサーチプロジェクト「見る場所を見る」の5年間の研究や制作活動の成果をまとめた書籍を2025年9月に出版します!ローカルな映画文化の豊かさをイラストとテキストで伝える一冊ですので、手に取っていただけると嬉しいです!

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イメージフォーラム・シネマテーク No.1085として、新作映画『ファントムライダーズ2』(佐々木友輔・杵島和泉 共同監督)の上映が決定しました!日程は2025年9月13日(土)と 20日(土)、場所はイメージフォーラム3階「寺山修司」(すごい劇場名!)です。以下、第一弾の予告編を公開しました。                 『ファントムライダーズ2』(2025)偶然見つけた一冊の本『幽霊騎手』に誘われて、かつて誰かが見た映画/訪れた映画館の記憶を巡る旅に出かけた大学生ハル。彼女のためにタイムマシンを発明し、その出発を見届けた友人フユの元に、ある日、時間旅行の先駆者プショル教授からのメッセージが届く。教授によれば、ハルが旅先で行方をくらまし、今も捜索が続いているが何の手がかりも見つかっていないのだという。フユは『幽霊騎手』のコピーを持ち出し、教授と共にハルの救出を計画。奈良、群馬、愛知、和歌山、北海道、長崎へと、新たな旅が始まる。オンライン視聴ができるリターンもあります!9月の上映に来られない方、東京はちょっと遠いな……という方、何度でも繰り返し映画を見たい方には、『ファントムライダーズ』および『ファントムライダーズ2』をオンライン視聴できるリターンも用意しています。8月12日(火)のクラファン終了後の視聴権販売は予定しておりませんので、映画が見たいという方はこの機会にぜひ!!▼ 視聴期間はそれぞれ以下の通りです映画『ファントムライダーズ』:2025年9月1日(月)から10月31日(金)まで映画『ファントムライダーズ2』:2025年10月1日(水)から10月31日(金)まで※ Vimeo( https://vimeo.com )のアカウントをご用意ください※ 視聴期間初日に視聴リンクをお送りします映画の「応援上映権」は残り1枠!『ファントムライダーズ』および『ファントムライダーズ2』両作の自主上映を実施していただけるリターン「応援上映権」も、おかげさまで残り1枠。木原三代志様、米子シネマクラブ様の企画の下、年度内に上映会を行う予定です(ありがとうございます!)。ご支援いただいた方のお名前は、映画本編や予告編等のエンドクレジットに記載させていただきます。いろんな場所で上映を行っていきたいと考えておりますので、こちらもどうぞご協力をよろしくお願いします!          『ファントムライダーズ』(2025)ある日偶然見つけた大量の映画チラシと一冊の本。そこには日本各地の映画館を巡ったエッセイが綴られていた。「私」にとっては、一度も訪れたことのない場所で上映された、一度も見たことのない映画のはずなのに、なぜか初めて見た気がしない。「私はこの映画を知っている。私は昔、確かにこの映画を見た……。」自分のものではない記憶の正体を探るべく、「私」は本に記された劇場を訪れる旅に出る。鳥取、神戸、金沢、熊本、盛岡と、各地の盛り場の風景と興行の痕跡、移動する身体から、個人的かつ集合的な日本映画史を記述する試み。


クラウドファンディングの終了まで残り10日。ラストスパートに向けて新たなリターン「表紙絵ポスターセット」を追加しました!イラストレーターClaraの描き下ろした「書籍の表紙絵ポスター」と「映画文化ポストカード5点セット」を中心としたリターンです。表紙絵には、「見る場所を見る」で過去にClaraが描いたイラストのキャラクターや建物、アイテムなどがたくさん散りばめられています。かつての映画街の賑やかさが感じられる華やかで愉しいイラストを、この機会にぜひご入手ください!!


今回刊行する書籍のタイトルにもなっている「メディア考古学」とは、一体どのような学問なのでしょうか。編著者・佐々木友輔によるnoteの連載「地方映画史研究のための方法論」から、メディア考古学を知るのにオススメの回をピックアップしたブックリストを用意しました。書籍刊行に向けた予習としてお楽しみください。メディア考古学とは何か(03)エルキ・フータモ『メディア考古学』(44)ユッシ・パリッカ『メディア地質学』(46)大久保遼『映像のアルケオロジー』→ そもそも「メディア考古学って何?」という方はこちらから。この学問分野を代表する研究者の問題意識を簡潔にまとていますので、入門編として読むことができます。先駆者たち(01)ミシェル・フーコー『言葉と物』(43)F・キットラー『グラモフォン・フィルム・タイプライター』(51)アビ・ヴァールブルク『ムネモシュネ・アトラス』→ メディア考古学はどのような学問から影響を受けてきたのかを知りたい方はこちらもぜひ。やや難しい内容かもしれませんが、じっくりと向き合えば、物事の見方・捉え方が一変する体験ができる三冊です。映画の考古学(19)C・マッサー「スクリーン・プラクティスの歴史に向けて」(20)トム・ガニング「アトラクションの映画」(22)ミリアム・ハンセン「感覚の大量生産」→ 私たちが自明視している「映画の歴史」を問い直し、より長い歴史の上に、あるいはよりローカルな歴史の上に位置付け直す試みです。過去の人びとの映像体験が身近に感じられ、当時に旅してみたくなるはず。二次的なメディア/メディアミックス(34)ジェラール・ジュネット『スイユ』(35)ジョナサン・グレイ『別売されるショー』(38)キャロリン・キッチ『雑誌のカバーガール』→ メディア考古学を実践するためには、チラシやポスター、雑誌などの二次的なメディアを読み解くことが不可欠。新聞の映画欄を見たり、予告編を眺めるのも「映画体験」を構成する重要な要素だと気づかせてくれる重要な先行研究を取り上げました。断片的なものから過去を想像する(12)アラン・コルバン『記録を残さなかった男の歴史』(36)ポール・グレインジ「エフェメラル・メディア」(37)アメリー・ヘイスティ「映像とデトリタス」→ そもそも遺された資料が少ない地域でリサーチを行うためには、わずかに遺された断片的なものから、過去を想像・再現しなければなりません。こんな研究方法があるのか!と目から鱗の文献を紹介します。メディアの再発明(24)ミシェル・ド・セルトー『日常的実践のポイエティーク』(25)スチュアート・ホール「エンコーディング/デコーディング」(07)ベル・フックス「対抗的まなざし」→ 与えられたメディア、押し付けられたメディアの利用方法に従う必要なんてない。自分たちでメディアを再発明し、まったく別の目的のために転用してしまうこともまた、メディア考古学の実践になり得ます。アーカイブと芸術的実践(49)ハル・フォスター「アーカイブ的衝動」(52)クレア・ビショップ「情報オーバーロード」(53)ダイアナ・テイラー『アーカイブとレパートリー』→ メディア考古学の魅力は、研究論文の執筆や学会発表に限らず、芸術的な実践を通じても、リサーチや研究成果の報告ができる自由度の高さにあります。ここで紹介した論考はいずれも、研究と制作、リサーチとアートを結びつけるための豊かなアイデアを提供してくれるでしょう。より深く学びたい方へ本クラウドファンディングでは、メディア考古学をより深く学びたい人向けのリターンも用意しています。「オンラインレクチャー参加券」「個別ゼミ受講券」には、書き下ろしのレクチャーガイドブック(pdf)も付属しますので、ぜひこの機会にお申し込みください!


とってもとってもありがたいことに、7月17日に当初の目標である500,000円に到達いたしました!100%になる前後にもドドドドっと多くの方からご支援いただきました!小取舎の知り合い、佐々木氏のお知り合い、SHEEPSHEEP BOOKS髙木店主のお知り合い、Claraさんや杵島さんのお知り合い、そして僕たちの知らない、まだ出会ったことのない「映画文化を守っていきたい」多くの方々からご賛同いただきました!しかしまだまだこのプロジェクト自体を知らない方も日本全国にたくさんいるはず!そこで今度は応援してくれる方100人を目指したネクストゴールを設定します!お知り合いで興味のありそうな方に是非お声がけをしていただくと幸いです。引き続き皆様の「愛」にすがるばかりですが何とぞよろしくお願いいたします!


広域鳥取圏のビジネス&カルチャーニュースをお届けするインターネットの情報配信サービス「鳥取経済新聞」にクラウドファンディングの記事が掲載されました。鳥取の映画文化を掘り起こす書籍刊行へ CFで協力呼びかけhttps://tottori.keizai.biz/headline/315/是非ご覧ください。


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