震災復興2年目、いまの能登が薫るマリアージュ/能登発祥のスギヨが看板商品のカニカマに合う地ビールを開発したい!
私たちは、くじけません。能登半島地震から1年を経た石川県では、現在も日常生活を取り戻すための努力が続いています。ただ、世間の関心が少しずつ薄れていると感じるのも事実。
そこで、能登で創業して約385年の株式会社スギヨ(七尾市)は、看板商品のカニカマに合う地ビールを開発することにしました。
1640年創業 スギヨ
スギヨのカニカマはもともと、中華材料の人工クラゲの開発に挑戦する中で出た失敗作から生まれた経緯があります。挫折を、力に。能登で培ってきた技術を、能登の未来に。カニカマの新たな楽しみ方の提案を通じ、逆境に立ち向かう「いま」の能登を発信します。
1972年 世界初「カニカマ」開発
大口径ボトルで感じる風味
スギヨは1972(昭和47)年に世界で初めてカニカマを発売し、以来、国内はもとより国外でも販売してきました。本プロジェクトでは最高傑作と自負するカニカマ「香り箱 極」と相性の良いビールを新たに開発し、株式会社金澤ブルワリー(金沢市)が七尾市能登島曲町の工場で製造します。
金澤ブルワリーのビール製造「香り箱 極」は風味が豊かで、ズワイガニのオスとメスの長所を併せ持った商品。味わいや食感はもちろん、見た目の高級感にもこだわった結果、練り物でありながら小売店では鮮魚コーナーに陳列されています。

その「香り箱 極」と合わせるなら、ビールもまた風味にまでこだわりたい。今回はダイレクトに香りを感じられる大口径の410mlボトル缶を採用し、嗅覚を含んだ五感でカニカマとビールの組み合わせを堪能できるようにします。
ビールとしては珍しい大口径ボトル
肝心の味わいはカニカマを知り尽くしたスギヨの研究チームが開発を進めております。どうぞ、ご期待ください。
クラフトビールが大好きな開発部長
被災で操業停止、稼働延期…
2024年1月1日の能登半島地震により、私たちの日常は大きく変わりました。
スギヨは休業日だったため人的被害こそありませんでしたが、七尾市内の3工場がいずれもダメージを受けました。壁や天井は崩落し、生産設備も損傷したのです。翌2日、通行できる道を探して何とか工場へたどり着いた専務の杉野浩也は「どこから手を付ければ良いのか、途方に暮れた」と当時を振り返ります。
北陸工場の天井が落下、様々な配管が破壊され、半年間製造停止に
カニカマ工場の玄関が陥没、地中の配管が破壊し給排水ができない状況に
地域全体が被災する中、スギヨではベテラン社員が製造ラインの立て直し、若手社員が地域の復旧支援を担いました。その甲斐あって、工場は本来の機能を徐々に取り戻しましたが、ちくわの生産再開には5カ月、揚げ物の再開には6カ月という長い期間を要しました。
一方、金澤ブルワリーの工場もまた被災の憂き目に遭っています。2023年に完成した工場は地震当時、ちょうど本格稼働を控えたタイミングでした。被災直後から続いた断水が解消したのは5月。やはりビールを造れるようになるまで、半年ほどかかりました。
復興へ「能登ブランドを」
能登は人口が少なく、経済規模が小さな地域です。これからの復興のあり方を考えたとき、杉野は「個々の会社だけでなく会社同士が手を取り合い、能登というブランドを地域外に強くアピールする必要がある」と話します。
スギヨ専務 杉野浩也氏
地域の会社が協力して能登を打ち出す。本プロジェクトはその一環であり、金澤ブルワリーの多々見まみの社長は「能登の明るい未来に向かうような商品を共同で作り上げたい」と意気込みます。
金澤ブルワリー 多々見まみの氏
「甚大なダメージを負った被災地」から「復興へ向けて力強く歩む地域」へ。傷付いたふるさとを守り続ける決意をボトルに込め、応援いただける皆さまにお届けいたします!
震災後、たくさんの皆様に応援メッセージをいただき、大変励みになりました
現在の準備状況
現在、スギヨと金沢ブルワリーで試作を進めているところです。試作の様子や「香り箱 極」と合わせてみた感想などの進捗もお伝えしていきます。
試食&試飲風景:能登にある企業同士が社員交流も図りながら、これからの能登を明るくしていく
リターンについて
「香り箱 極」と「ビール」を楽しめる様々なセットをご用意しています。
ー 香り箱 極 スギヨスペシャルカニカマ

ズワイガニのオスとメスを研究してきたスギヨだからできるいいとこ取り!
ズワイガニのメスの繊細で上品な食感と、ズワイガニのオスの食べ応えや口いっぱいに広がる旨味。さらに、茹でた直後のみずみずしさや香りを表現した、カニをよく食べている人こそ理解してくれるカニカマです。

・保存方法:冷凍
・消費期限もしくは賞味期限:製造日より6ヶ月
・原材料、主原料の原産地:魚肉(輸入)、卵白、でん粉、かにエキス、食塩、たん白加水分解物、植物油、発酵調味液、鶏卵/調味料(有機酸等)、トレハロース、加工でん粉、環状オリゴ糖、香料、トマト色素、パプリカ色素、(一部にかに・小麦・卵・大豆・鶏肉・豚肉・魚介エキス(魚介類)を含む)
・栄養成分
<製品10本(標準130g)当たり>エネルギー 112kcal 、 たんぱく質 15.0g 、 脂質 1.0g 、 炭水化物 10.7g 、 食塩相当量 2.6g
・内容量:10本
・添加物表示、アレルギー表示:小麦、卵、カニ、鶏肉、豚肉、大豆、魚介類
「原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。 商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。」
ー KANIKAMA ALE カニカマに合うビール 金沢ブルワリー×スギヨ オリジナルビール
金沢ブルワリーで作られるビールは、金沢で食べることのできる美味しい食事に寄り添い、引き立たせる、香りにこだわったビールです。
能登島工場で作られるビールは大口径のボトルで香りも楽しめる設計です。
能登の希望となれるプロジェクトにしたい思いから、能登の食文化に根付いたものや、能登の原料を扱いたく、様々試しており、近々決定予定です。
ー 「カニスギ〜ヨ!」 「香り箱 極」専用ピック RCOTT×スギヨオリジナルグッズ
「香り箱 極」をより楽しめる専用グッズ
「香り箱 極」に装着すれば、
あの、憧れのカニの食べ方が叶う!
ー 「香り箱 極」専用ビアグラス RCOTT×スギヨオリジナルグッズ
専用ビアジョッキにカニカマエールを注げば、どうしても「香り箱 極」が食べたくなる。はず、、、
ー 「香り箱 極&NOTO」Tシャツ OJICO×スギヨ オリジナルTシャツ
「香り箱 極」から飛び出した1本のカニカマが能登のの「N」に紛れている、ユーモアあふれるOJICOらしいデザインです。


スケジュール
7月 第一回試作
9月 クラウドファンディング終了
9月 本仕込み
12月中旬 リターン発送
最後に
能登は魅力あふれる、一流の田舎です。
能登の里山里海は世界農業遺産に認定され、そこで暮らす人々の生活は無形文化財等に多く登録されています。
そんな能登の恵に育ててもらい創業から385年を迎えるスギヨは、震災後頑張ってきた能登に関わるたくさんの皆さんと、震災がなかったらできなかったであろうワクワクする挑戦を通して再び能登との関係を結び直し、これからも能登に関わり続けてもらいたいと思っています。
この挑戦ははじまりです。
田舎でも、能登でも、こんなことができるんだ!と能登の人の希望になるよう、能登に関わってくださっている方には「能登に関わってると楽しいな」と思っていただけるように、様々な方と手を取り合いながら前に進んでいきたいです。
【酒類取り扱いについて】
1.販売場の名称及び所在地
杉野屋与作オンラインショップ(七尾市府中町員外11番地2の2)
2.酒類販売管理者の氏名
北智仁
3.酒類販売管理研修受講年月日
令和5年3月29日
4.次回研修の受講期限
令和8年3月28日
5.研修実施団体名
鳳珠小売酒販組合
最新の活動報告
もっと見る「カニカマに合うビール」ついに完成しました!!
2026/01/09 21:56皆さまあけましておめでとうございます!スギヨビール部ぶちょうです!本日2026年1月9日、ついに「カニカマに合うビール」完成の日を迎えました!というわけで金澤ブルワリー能登島醸造所にまたまたお邪魔させて頂きました!醸造所の会議室に入った瞬間、目に飛び込んできたのは…ドン!おおおぉぉ~!!!!!そしてドドン!!見てくださいこのラベル!実際に印刷された姿を見るのは初めてだったんですが、シルバーの質感が渋くて、めちゃくちゃカッコいいんです!「OJICO」さんのデザインセンス、改めて脱帽です。さて…ビール部ぶちょうとしては当然ここで責任をもってテイスティング(検品という名の役得)をしなければなりませんよね!ですがここでまた田舎の宿命「自動車通勤」の壁が立ち塞がります。私の心の中で、天使と悪魔の激しい葛藤が始まります。悪魔ぶちょう:「おいおい、今日はここまで他の人に運転してもらって来たんだろぉ? 一口くらいなら、退社時間までにアルコール抜けるって! 」天使ぶちょう:「ダメよ! そんな中途半端に飲んじゃ! 最高のビールは最高のパートナー(香り箱極)と合わせなきゃ失礼でしょ!」天使(?)の正論(?)に軍配が上がり、私は逸る気持ちを抑えつつビールを抱え、自宅へと安全運転で急行しました。途中イオンで香り箱極を買いました。いざ、ペアリングという聖なる儀式が始まります。もちろん専用グラスでまずはこの特徴的な缶をプシュッと開けます。開けた瞬間、大口径ボトルからの香りが…もうすばらしい…。ソムリエ的なボキャブラリーで表現するならば…すいません、そんな高尚なもの持ち合わせてないんでぶちょう的に言わせていただくと、「日本酒の吟醸香のような、澄んだ爽やかさの中に、柚子がふわっと顔を出してくる感じ」!味は…ペールエールのしっかりしたコクの中に、柑橘の清涼感。そして後味に、能登の塩がもたらす「微かな潮風」が心地よく調和しています。ビール単体でも「これ、完成されてるな…」と感動。ですが! ここからが本番です。世界最高峰のカニカマ「香り箱極」とのペアリング!まず、香り箱極をパクリ…モグモグ美味いなコレ…そして飲み込んだ直後に、ビールをグイっと!おおこれがカニカマに合うって感じか?でも確信が持てないからもっかい香り箱極食べてみようかな…モグモグ…にしても美味いなコレ…そしてビールをグイっと!…まだよくわからないなー香り箱極たべてビール飲ん(以下略)って無限ループに陥ってしまう!気づいたら香り箱極とカニカマエールが消えている!これがペアリングか!?そうなのか!?皆さまにこの無限ループを楽しめる「KANIKAMA ALE」、是非味わってみてほしいです!1月16日の発送までもう少しお待ちください! もっと見るついに「カニカマに合うビール」製造開始!
2025/12/22 17:36皆さまこんにちは!スギヨビール部ぶちょうです!ついに…この日がやってきました!そうです!「カニカマに合うビール」仕込み開始しました!!■ちょうど一年前にいきなりですが蒲鉾会社って年末忙しいんですよ。お正月向けの蒲鉾、伊達巻だったり、おでんや鍋物用の竹輪、練り物作ったりで…。そんな慌ただしい昨年末に弊社広報がスタスタとやってきまして「ぶちょう、かにかまに合うビール作りませんか!?」とのお誘いがあったのが始まりでした。二つ返事で受けたものの、その後色々ありましたね…(遠い目)。そんな「カニカマに合うビール」も、ついに仕込みにこぎつけました!感慨深い!!■ 金澤ブルワリー能登島醸造所へ潜入!先日金澤ブルワリー能登島醸造所にお邪魔しまして、仕込みの見学をさせてもらいました。麦芽を粉砕して温水に入れマイシェとしてタンパク休止のための温度調整…等々、「あっ、これビール検定のテキストでやったところだ!」となる工程がたくさんありました。ビール検定3級&2級取っといてよかったです。麦芽入れーの混ぜーのそしてこの後糖化、ろ過、煮沸、発酵、熟成等、様々な工程を経てビールが出来ていくワケですが…この投稿時点(2025/12/22)では、既にビールの発酵も終わり、熟成に入っている段階まできてます!このタンクの中に皆様の「カニカマに合うビール」が入ってます!ここまで来たら、もう後は金澤ブルワリーの醸造家さんにお任せして、私は美味しいビールになるよう祈ることしかできません!おいしくなあれ!おいしくなあれ!!■仕上げは年明け!熟成が終わったら、年明けに缶に詰める作業が始まります!いよいよ最終工程!お届けまでもう少し…もうちょっとだけお待ちください! もっと見る「カニカマに合うビール専用グラス」完成です
2025/12/13 19:00皆さまこんにちは!スギヨビール部ぶちょうです!前回は「かにかまに合うビール」の缶デザインについてご報告しましたが、今回はリターンの一つである「かにかまに合うビール専用グラス」についてのご報告です!■ まずはもう一度、缶を見てくださいさて、グラスの話の前に改めて缶デザインを見てもらいたいんですが…かっこいいよね?ね??■ ヤマス、復活。簡単に説明しますと…まず一番上のスギヨの旧ロゴなんですが、コレ我々は「ヤマス」と呼んでます。スギヨの前身である「杉野屋与作商店」時代から使われている屋号で、山のモチーフの下にスギヨの「ス」があるデザインですね。「新しいクラフトビールだけど、スギヨの歴史は背負いたい」という思いを込めて使ってみました。文献によるとヤマスは江戸時代から使われていたとか。これは昭和31年ごろの工場の写真です。■ KANIKAMA ALEのフォントそして「KANIKAMA ALE」ですが、ビールっぽくて高級感がありつつ読みやすいものがいいね、ということでフォントにもこだわりました(偉そうに言ってますがチャンネルアッシュ(OJICO)さんのデザイナーさんのおかげですありがとうございます!)。■ 香り箱極からカニが出てくる件についてそしてメインビジュアル「香り箱極からでてくるカニ」!実はこれってOJICOコラボTシャツを作った時のラフ案にあったものなんですよね。惜しくもTシャツには採用されなかったんですが、私このイラストがどうしても忘れられず、いつか使いたい!と思ってたんですよ。だって、香り箱極からカニが出て来てるんですよ?香り箱極のコンセプトに合いすぎじゃないですか?しかもよく見ると、カニがほんのりピンクのグラデーション。かわいい。完全にかわいい。参考URL https://www.sugiyo.co.jp/brand/kaoribako-kiwami.phpそれでチャンネルアッシュさんに「これ、缶で使わせてください!」とお願いし、今回晴れて日の目を見ることになりました。■ じゃあ、グラスはどうする?さて、缶デザインはこんな感じ仕上がりました。グラスデザインはどうしましょう?以上のモチーフを活かしたデザインにしたい、でもかなり細かいデザイン(特にパッケージ)が多くグラスにプリントは難しいかな…と思ってたんですが、業者さんに相談すると「できるよ」と即答。すげぇ。■ グラス、完成。そして出来上がったのがこちら!じゃーん。そしてビールを入れるとこうなります!金文字が映える正直想像以上の出来で感動しました。グラスまで作ってよかったな…。色々なものが形になってくると感動も一入ですね。■ 形になってくると、やっぱりうれしいもんですね。ビールのレシピが決まって、缶ができて、グラスができて、と一つひとつ形になってくるたびに、「いよいよ完成間近だな」と実感します。さて、次はいよいよ本番のビール製造です!皆さまにお届けできる日まで、もう少しだけお待ちください! もっと見る







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