みなさま、こんばんは!
Teachersの中場牧子です。
《マインドフルネス概論》を受講された方から、こんな素敵な推薦コメントをいただきました。講義の本質や魅力を、あたたかなまなざしとともに丁寧に言葉にしてくださっていて、胸が熱くなりました。
皆さんにもぜひ、ご紹介させてください。
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マインドフルネス概論の魅力はなんと言っても、
ウィマラ先生の深い知識と、先生自身の僧侶として、
またマインドフルネス指導者としての経験に基づく智慧を
お聞きできるところです。
仏教経典の原典も読まれる先生は、
仏教的知識が豊富なだけでなく、
現代のマインドフルネス研究やトラウマケア、
グリーフケアに対する知見もとても深く、
専門家の方たちと意見を交換しながら、
その分野を切り開いてこられました。
そんなウィマラ先生ならではの、
専門性に基づいたお話を聞くことができるのは、
本講座の大きな魅力です。
さらにそれに加えて、
ウィマラ先生の講義のユニークな魅力は、
何よりも先生ご自身の出家者としての体験、
瞑想実践を重ねる中での気づきや、解脱の経験などを、
理論や経典と結びつけながらお話しいただけることです。
また、参加者とのやり取りの中での
洞察に満ちたフィードバックも素晴らしく、
発言の裏にある、その人の奥にあるものまで見通しているような返答に、
何度も感嘆しました。
深い知識と智慧に、一度お話を聞いただけでは
吸収しきれなかった部分も多かったので、
こうしてテキスト化され、また読み返すことができること、
そして多くの方に読んでもらえる機会ができることを、
とても楽しみにしています。
(2024年度受講生)
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この推薦文を読んで、あらためて《マインドフルネス概論》という講座が持つ奥行きの深さ、そしてウィマラ先生の存在そのものが、このプログラムの軸なのだと感じました。
仏教経典に通じ、現代のマインドフルネス実践やトラウマ・グリーフケアの分野でも第一線で対話を重ねてきた、その知識の広さと深さ。
けれど何より印象的なのは、それらが「知識」として語られるのではなく、先生ご自身の出家者としての歩みや、瞑想を通した実体験と結びついて語られる点です。
そして、受講者ひとりひとりとのやり取り(リアクションペーパーや講義中のQAタイム)においても、ただ答えるのではなく、その人の奥にあるものをそっと見つめ、言葉にして返してくださる——そんなやり取りが積み重なるたび、参加者の理解や気づきが深まっていきました。
今回テキストとして講義内容が残されることで、一度の受講では受け取れなかった「ことばの奥にあるもの」を、何度でも読み返し、咀嚼し、育んでいくことができるようになります。
「マインドフルネスを文化に。」というこのプロジェクトの願いは、まさにこうした智慧の継承そのものなのだと、あらためて感じさせてくれる推薦文でした。ご感想を寄せてくださったミクさん、本当にありがとうございました!





