プロジェクトの実行者について
こんにちは、私は藤森由身(ふじもり よしみ)と申します。
これまで大阪北新地で「シノワフジモリ」というレストランを5年8ヶ月営み、中華の技法をベースにフレンチの要素を取り入れながら、自分なりの視点で仕上げた独自の料理を提供してきました。
また、麻婆麺を中心としたブランド【麺と痺れ】も立ち上げ、ランチタイム限定での提供からスタートしました。多くのお客様にご好評いただき、のちにグラングリーン大阪内のフードホールにも出店しましたが、結果的には半年で約400万円の赤字を出して撤退することとなりました。
大きな失敗ではありましたが、その中でも麻婆麺の味には確かな手応えがあり、平日ランチ限定の北新地の営業もほぼ毎日売り切れでした。この経験から、料理自体にはまだまだ可能性があると確信するようになりました。
その後、看板メニューの麻婆豆腐に合う山椒を探し続ける中で、香り高く繊細な風味を持つ**和歌山・有田川町産の“ぶどう山椒”**に出会い、その奥深い香りと痺れに強く惹かれました。
※有田川町篠畑農園さんの山椒
このぶどう山椒の魅力を最大限に引き出すため、店内で石臼を使って挽き立ての山椒を提供することにもこだわっています。
この香りと痺れを軸にした“痺れ料理”をより多くの方に楽しんでいただきたいという思いから、大阪・福島区に【痺れ屋】をオープンすることを決意しました。

このプロジェクトで実現したいこと
【痺れ屋】では、香り高いぶどう山椒を主役に据えた小皿料理を提供し、訪れる人々に新しい味覚体験をしていただきたいと考えています。痺れがクセになる独特の風味を楽しみながら、気軽に立ち寄れる「町の酒場」として、多くの方々に愛される場所にしたいです。
まずは福島区の1店舗から始めますが、いずれは全国のまちまちに“ぶどう山椒の香りがする酒場”がある、そんな世界を目指しています。皆さんのご支援を得て、この新しい食の楽しみを広げていけたら幸いです。
プロジェクト立ち上げの背景
この計画は、ただの新店舗の開業ではありません。私自身の人生を立て直すための、再出発でもあります。
2025年7月末にシノワフジモリを閉店し、8月には【痺れ屋】をオープンすることは以前から決まっており、物件契約や準備も順調に進んでいました。
しかし、開業目前の6月6日、心も身体も、自分ではどうにもできない状態になっていました。
約2年前、YouTubeをきっかけに暗号資産のハイレバ(証拠金の50~100倍で取引)トレード、所謂ギャンブルトレードに没頭し、生活の中で異常なお金の使い方をしていました。それを見かねた家族が私を病院へ連れて行き、医師の診断でADHDとギャンブル依存症が発覚。さらに双極性障害(躁うつ病)も併発していることが明らかになりました。
その日、私は全ての連絡を絶ち、ビルの屋上でただぼーっと空を見上げていました。家族の捜索願により警察が駆けつけ、私は保護され、そのまま精神科の隔離病棟に緊急入院となりました。この出来事により、予定より早くシノワフジモリは閉店となりました。
自分を見失った時も、今回の件があった時も北川社長はお力を貸して下さり、再び立ち上がるための場所として【痺れ屋】をスタートします。
これまでの活動と準備状況
私は16歳から料理の現場に飛び込み、本格中華の世界で約12年間修業を積んできました。2019年に独立してからも現場に立ち続け、今年で料理経験は19年になります。
四川料理の名店「御馥」、ANAクラウンプラザホテル、スターゲイトホテル関西空港など、さまざまな厨房で経験を重ね、味と技を磨いてきました。
その後、独立を見据えてフレンチも学び、2019年には北新地にて【シノワフジモリ】をオープン。中華とフレンチを融合させた独自の料理で、食べログ3.6以上の高評価や一休レストランで北新地エリア口コミランキング412店舗中1位(2024年3月)を獲得し、多くのお客様にご支持いただきました。
そして2025年、以前から交流のあった「令和の虎」出演歴のある・北川哲平氏
と共に、新会社「株式会社蒼誉(そらほまれ)」を設立。社名は、偶然にも私と北川に同じ年に子どもが生まれたことから、それぞれの名前(蒼と誉)を一文字ずつ取り、未来への希望を託して名付けました。
現在、大阪・福島区の物件契約は完了しており、内装工事や厨房設備の導入に向けた最終段階に入っています。
リターンについて
リターンには、痺れ屋の魅力をぎゅっと詰め込んだ内容をご用意しています。
お礼メッセージ
痺れ屋特製山椒餃子(冷凍)

痺れ屋オリジナルグッズ(Tシャツ・本革コースター)
お食事券
店内にお名前掲示できる応援プラン
スケジュール
2025年9月初旬 内装工事完了
2025年9月中旬 痺れ屋オープン予定
2025年9月下旬 クラウドファンディング終了
2025年10月中旬 リターン発送開始予定
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。【痺れ屋】は、料理を通じて多くの方とつながる場所でありたいと考えています。皆様のご支援が、このプロジェクトの成功に欠かせない力となります。一緒に新しい食の楽しみを創り上げていけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。




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