
みなさん、こんにちは。
山形にて女性支援活動をしているNPO法人 Sisterhood 代表の小笠原千秋です。
この度、若年女性の〈居場所〉 維持継続のためのクラウドファンディング「ひとりじゃない!〈生きづらさ〉を抱える若年女性のための居場所を未来につなげたい」プロジェクト、8/31までチャレンジ中です。
おかげさまで、開始から10日で達成率が26%となりました。
80名近い方々に応援をいただき、みなさまの想いが積み重なっていくことに感激しております。
そして、この度、社会教育学者の阿比留 久美さんより応援メッセージをお届けいただきました。地方に〈居場所〉が必要な意味を読み解いていただき、とても嬉しく思います。ぜひ皆さまにもお読みいただけると嬉しいです。
~ 応援メッセージのご紹介 ~
早稲田大学文学学術院教授 社会教育学者 阿比留久美さんより
山形県のNPO法人Sisterhoodが「〈生きづらさ〉を抱える若年女性の居場所Mayflower」を持続的に運営していくためのクラウドファンディングを実施しています。
Sisterhoodは、ご自身もセクハラ被害にあって職場を退職せざるをえなかった小笠原千秋さんが立ち上げた団体です。
私は、どこの地域にいても、誰もが安心できる居場所を持てる社会にしていけるといいなと思っています。
そんな理想とはうらはらに実際には居場所も人も(時に情報も)、都市部に集中していて、居場所までアクセスすることが困難な地域・人が存在しています。
東京で地方出身の人と話している時(大学生も含め)、地域の閉鎖性や男尊女卑な風土がいやで出身地域を離れた、という話をきくことがあります。(そういう人ばかりではありませんが)
違和感を感じたら離れることができる環境・条件をもつ人ばかりではないからこそ、地方部における居場所のもつ役割は大事だなと常々感じています。
その際、地域の外の団体が落下傘的に「支援」をしに、ある地域にいきなり入っていくのではなく、そこの地域で活動をしていく必然性をもっている人・団体がそういう場をつくっていくことがとても大事だとも思います。
Sisterhoodのロゴ、とても素敵なのですが、イラストのイメージは分断や境界を飛び越えるように、筆記体はどこまでも連帯がつながっていくように願いを込めてデザインされているそうです。
ご関心を持っていただける方がいらっしゃりましたら、ご協力いただけたら嬉しいです。
連帯の輪がひろがっていきますように。
Sisterhoodさんのつくる居場所が、長く、必要な人に届き続ける場となりますように。






