未来をえらぶ力を育てる、“選挙”体験!7月17日、岡山県立矢掛高等学校の生徒を対象に、「こども参院選2025」の一環として、「模擬選挙」を体験しました。今回も、実際の参院選2025(比例代表)の選挙公報を読み解きながら、“わたしの推し政党”を探し、よのなかを自分ごととして考える授業をレポートします。「選挙って難しそう…」「誰に投票すればいいか分からない…」そんな声も、ワークショップが終わる頃には…「選挙って、自分の“信じる”に投票することだ」「“推し”を見つける感覚で考えてみたらいいんだね」と、少しずつ変化が見え始めました。Work1: 「え、それもダメなの!?」選挙ルールをクイズで学ぶ!まずは、リアルなケーススタディを使った「選挙ルールクイズ」。たとえば――母から「友達が立候補したから、先輩に応援のメッセージを送って」メールがきた → NG!(メールでの選挙運動はNG)高1の僕は、LINEで先輩にメッセージを転送 → これもNG!(未成年の選挙運動はできません。)選挙運動に関するバイトが大手バイト仲介サイトに出ていたから応募をしてお金を受け取った → NG!(お金をもらっての選挙運動は“買収”にあたる可能性も。)リアルな事例に、みんなで「これはセーフ?アウト?」と議論しながら、公職選挙法のポイントを具体的に学びました。Work2: マニフェストって、こんなに違うんだ!?次のテーマは、「推しの政党を見つけよう!」。参加者はスマホで選挙公報やマニフェストを調べながら、各政党の政策や考え方を比較しました。「推せる」と感じる政党と「推せない」と感じる政党を、感覚ではなく“理由”を言葉にして考えることにチャレンジ。SnowManやアニメ、ゲームと同じように「自分にとっての推しポイント」を発見するプロセスは、子どもたちにとって選挙をぐっと身近にするきっかけになりました。Work3: 実際に“投票体験”してみよう!ワークショップの締めくくりは、模擬投票体験。受付で投票用紙を受け取り、記載台で政党名を記入し、投票箱へ。使われたのは、実際の選挙と同じ“特殊な紙”。「本物と同じ素材だ!」「水に強いって本当だったんだ!」と、五感で感じながらの体験は、参加者にとって記憶に残る一票となりました。参加者の声(一部)選挙のルールをしっかり知ることができた。投票ってただ入れるだけじゃなく、信頼できるところを自分で見極めるってことなんだなと思った。投票用紙の紙が特殊な素材でできてると知ってびっくりした!選挙はちょっと難しいかなと思ってたけど、「推しを見つける」っていう考え方で見てみたら、自分にもできそうだと思った。おわりに:初めての選挙は、ポケモンと同じ。「選挙は、誰かに言われて投票するんじゃなくて、“自分の選択”を大切にすること」。そんな気づきを、今回のワークショップを通して持ち帰ってくれたようでした。ポケモンで最初に「相棒」を選ぶように、“自分の考え”で一票を選ぶ――。そんな体験を積み重ねていくことで、こども達はいつか本物の選挙でも「自分で決める」力を発揮していくはずです。協力岡山県立矢掛高等学校矢掛市選挙管理委員会メディア情報岡山県の矢掛高校で模擬投票、実在の政党に1票支援のお願いこども参院選は、皆様のご支援によって成り立っています。本日までクラウドファンディングを実施していますので、ぜひご支援のほど、よろしくお願いいたします。#シティズンシップ教育 #主権者教育 #こどもの権利 #参院選2025







