詩人・谷川俊太郎さんとご縁のある詩人の方々のアンソロジーを作りたい

詩人・谷川俊太郎さん、俊カフェゆかりの詩人の方々に、谷川俊太郎さんをテーマにした詩を書いていただき、今年11月までに書籍化したい

現在の支援総額

610,050

101%

目標金額は600,000円

支援者数

170

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/07/20に募集を開始し、 170人の支援により 610,050円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

詩人・谷川俊太郎さんとご縁のある詩人の方々のアンソロジーを作りたい

現在の支援総額

610,050

101%達成

終了

目標金額600,000

支援者数170

このプロジェクトは、2025/07/20に募集を開始し、 170人の支援により 610,050円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

詩人・谷川俊太郎さん、俊カフェゆかりの詩人の方々に、谷川俊太郎さんをテーマにした詩を書いていただき、今年11月までに書籍化したい

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

Arthur Binard(アーサー・ビナード)さん

詩人。1967年、アメリカのミシガン州に生まれ、五大湖に囲まれて育つ。高校生のころから詩を書き出し、大学で英文学を学び、卒業と同時に来日、日本語でも詩作を開始。2001年に第一詩集『釣り上げては』(思潮社)が中原中也賞に選ばれる。『日本語ぽこりぽこり』(小学館)で講談社エッセイ賞、『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞、『さがしています』(童心社)で講談社出版文化賞絵本賞。文化放送では「アーサー・ビナード ラジオぽこりぽこり」が毎週月曜日に放送される。

   *   *   *

アーサー・ビナードさんと初めてお会いしたのは、友人が理事を務める学校法人にゲストでいらした時。友人から、アーサーさんがいらっしゃることを聞き、同席させていただいたのでした。アーサーさんは子どもたちの前で何冊もの絵本や紙芝居を読み聞かせ。ゆっくりと丁寧に、平和についてお話しされました。

(写真の紙芝居『ちっちゃいこえ』は、丸木俊さん、丸木位里さんが描いた「原爆の図」から様々な場面を切り取り、猫の声で表現したもの)

この子どもたちへのお話が終わったあと、私たちは美味しいスープカレーをいただき、園の外にある森へ。アーサーさん、とっても生き生きと美しい紅葉の自然を楽しんでいらっしゃいました。(参加者さんと相撲を取ったりもしていました。明るい)

このときにアーサーさんをアテンドしていたのが、札幌市中央区にある「ろばのこ」代表の藤田進さんでした。

次にお会いしたのは、本当に偶然でした。俊カフェはKAKU IMAGINATIONという古い木造の建物の2階にあるのですが、1階には美容室と、昼はチーズ屋さん、夜はサルティンバンコという飲み屋さんになるお店が入っています。2024年10月、札幌にいらしていたアーサーさんが、偶然このサルティンバンコに食事でいらしたんです。「僕は詩人なんです」という言葉を聞いた店長さんが、俊カフェのことをご案内。その足で2階に上がってきてくださったのでした。すでに閉店後の片付けも終わり、帰り支度をととのえて、あとは電気を消すだけ…というタイミングで、お仲間と一緒に入ってこられました。「すみません、もう閉店でして………アーサーさんじゃないですか!」と、ものすごく驚いたことを覚えています。

(みなさんちょっとお酒が入っています)

このとき、全国巡回中の「谷川俊太郎★絵本百貨展」のキーホルダーの話に。俊太郎さんが和田誠さんと一緒に作った『ともだち』という詩集を英語に翻訳したのがアーサーさんなのですが、「そこからいくつかの英文がキーホルダーになったんだよ」と。前年4月に、まこりんと一緒に絵本百貨展には行きまして、グッズはいくつも買ったのですが、キーホルダーは種類が多く、選びきれず諦めた商品でした。「よかったら今度持ってくるよ」。そう言ってくださったのでした。

次にお会いしたのは、2025年4月。前年の約束を覚えていてくださり、キーホルダーを持ってきてくださったのでした。感動…。

この翌月に帝国ホテルで開催された「谷川俊太郎さん お別れの会」でも、遠くにお姿を見つけてご挨拶したかったのですが、人が多くてすぐに見失ってしまいました。

ところでアーサーさんは「アーサー・ビナード ラジオぽこりぽこり」というラジオ番組を持っていらっしゃいます(文化放送/毎週月曜)。2023年10月13日、20日には谷川俊太郎さんがゲストで登場。かなり詩の深い話をしていました。私は自分用に録音しているのですが、この回は何度も聞き直したくなるものでした。

今回のアンソロジーで、どなたに作品をお願いするか考えていた時、アーサーさんのお顔も浮かんでいました。ただ、連絡先がわからないこと、前述の「ろばのこ」の藤田さんにお願いするには、藤田さんはかなりご多忙の印象があって遠慮してしまったこともありました。そんななか、24日の文学フリマに、「ろばのこ」に席を置いているこどものとも社のSさんがきてくださり、ダメ元でそのことをお話ししてみました。すると、アーサーさんの著作もある出版社のMさんにつないでくださり、なんと翌日にアーサーさんが打ち合わせで来社されるということで、すぐに電話で取り次いでくださったのでした。なんという偶然。先日も書きましたが、Sさん、Mさん、そして電話でこんなに急な話を受け止めてくださったアーサーさんに、心から感謝申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします!

シェアしてプロジェクトをもっと応援!

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!