皆様、いつも温かいご支援を本当にありがとうございます!今回は、LEATHERECTIONのエゾシカ革製品を支えてくださっているハンターさんについてもう少し詳しくお伝えさせていただきます。私たちが使っているエゾシカ革は、ただ捕れた鹿の革ではありません。できるだけ苦しませないこと、そして革のクオリティをしっかり保つこと。その両方のために、頭か首を一発で仕留めた個体だけを譲り受けています。これ、言うのは簡単なんですが、実際はとんでもなく難しいです。北海道の厳しい山の中で、100m以上先の500円玉を正確に打ち抜く非常に高い技術が必要です。当然、誰にでもできることではありません。本当に技術のあるハンターさんだからこそできる仕事です。しかも冬の山は、寒い日にはマイナス20度以下を下回ることもありますそんな環境の中で狩猟を行い、さらに革の鮮度を保つために、2時間以内に処理施設へ搬入していただいています。革もお肉と同じで鮮度が重要になります。1頭仕留めたら、すぐに運ぶ。この動きが、革の質を大きく左右します。この高度な技術の上に成り立つ手間も時間も惜しまない仕事があるからこそ、LEATHERECTIONの革づくりは成り立っています。1枚の皮が革になり、製品になるまでには、50以上の工程があります。その最初の大事な一歩を担ってくれているのが、ハンターさんです。命をいただく以上、雑には扱いたくない。きちんと活かし、きちんと形にして、永く使っていただけるものにしたい。そんな想いを込めて、私たちは製品を作っています。日常的によく使うものだからこそ、シンプルで使いやすく。でも、しっかりと存在感がある。そんなエゾシカ革の魅力を、ぜひ感じていただけたら嬉しいです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。LEATHERECTION林 徹
ショルダーバッグ の付いた活動報告
皆様のあたたかいご支援、本当にありがとうございます!たくさんの応援のお言葉もいただき、心より感謝しております。今日はあらためて、鹿と日本との結びつきについて少しだけお話しさせてください。鹿は、日本の中で昔から特別な存在として大切にされてきました。『古事記』にも鹿の骨を使った占いの場面があり、春日大社の伝承では、神様が白鹿に乗って奈良へ来たとされています。鹿は、ただの野生動物ではなく、神事や信仰とも深く結びついた存在でした。また鹿は、日本の風景や言葉、美意識の中にも深く入り込んできました。宮島では昔から島の景観の一部として存在し、「秋の鹿」は季語として使われ、万葉集にも鹿の鳴き声を詠んだ表現が残されています。鹿は山にいる動物というだけではなく、日本人の感性の一部でもあったのだと思います。さらに鹿は、見るもの、拝むもので終わるのではなく、素材としても日本文化の中で活かされてきました。正倉院の宝物や奈良時代の工芸品の中には鹿革を用いたものもあり、鹿は信仰や景観だけでなく、工芸の中でも価値を持ってきた存在です。一方で今の日本では、鹿は文化的な存在であると同時に、農林業や生態系への影響という現実的な課題も抱えています。だからこそ鹿を活かすということは、ただ資源として使うことではなく、日本の中で長く受け継がれてきた関係を、今の時代に合った形でつなぎ直していくことだと私たちは考えています。鹿と向き合うことは、日本そのものの背景と向き合うことでもある。そんな思いも込めながら、私たちはものづくりを続けています。鹿革を愛用することが、エゾシカの命を大切にすることにつながる。そして、その循環をきちんと機能させていくことも、私たちの目的のひとつです。生活の中に特別な想いを。皆様の愛用品として、お手元に置いていただけましたら幸いです。引き続き、どうぞご支援よろしくお願い申し上げます!LEATHERECTION林 徹




