先日、開業を目前に控えた今、東京・赤坂の静かな杜に佇む 赤坂氷川神社にて、夏越の大祓・茅の輪くぐりに行ってまいりました。

これは古くから続く神道の儀式で、半年間に積もったけがれや厄災を祓い、心身を清めるというものです。大きな茅の輪を八の字にくぐりながら、静かに自分と向き合うその時間は、初心に立ち返る大切な節目となりました。

商いとは、ただ物やサービスを提供するだけではなく、人と人のご縁を結び、信頼を築き、日々感謝を忘れずに続けていく営みです。だからこそ、始める前に「清らかな心で迎えたい」と思い、足を運びました。

「鮨TAKUMI」という空間にお越しいただく方々が、少しでも心穏やかになり、食を通じて豊かさを感じていただけるよう、私たちもまた、感謝と祈りの気持ちを大切にしながら日々を重ねていきたいと思います。

ご支援くださる皆さまへの感謝と、ここまで無事に準備が進んできたことへのご報告として、この祓いのご縁もシェアさせていただきました。

これからの後半戦も、どうぞ温かく見守っていただけましたら幸いです。

鮨TAKUMI