小宮京です.今日からフォトブック掲載候補の写真を紹介していきます.
- はじめに -
今の自分に素直に、正直なブックを作るのが理想.
なので単に写真を見せるだけでなく、一枚一枚自分なりのストーリーをお伝えできればと思います.
それから…単純に考えて、あと45日しかないので、フルで紹介したとしても45枚…現在の小宮の候補フォルダをぱっと見ても到底候補すべては紹介できそうにありません.
この記事を毎日アウトプットしながら整理し、ここで紹介できない未公開の写真も含めてブックにおさめようと思います(敢えて未公開にしたい写真も何枚かありますし).
- 外せないこの1枚 -
さて、記念すべき第一回目はこの冒頭の写真. 私にとって欠かせない1枚…私の親友と出会って間もない頃、私の自宅にて撮影した1枚です.
この時の親友はまだ10代、私は20代前半でした.写真に興味を持つきっかけにもなった趣味の映像制作で彼女と知り合い、会ったその日から彼女の魅力に引き込まれました(本人が読んでいるのを思うと恥ずかしい気持ちになっている今です).
彼女と話していると、時折まるで自分と対話しているように感じる瞬間があります.それでもって、私とは違う価値観を教えてくれます.今では私にとって彼女は欠かせない存在であり、ありのままの姿でいる彼女を本当に尊敬しています.
彼女と出会ったとき、私は創作活動をまともにしていない半端な時期でした.その後、私生活環境が変化したことで創作が再開でき…全ての節目として映像作品を作り、出会ったばかりの彼女に頼んで映ってもらったのです.自分の鏡のような一面があるからこそ、です.
ちなみに当時つくった映像はこちらです、宜しければご覧ください.
その後少ししてから、更に彼女を撮りたいと思い写した1枚が、今回紹介しているものです.私のベッドに寝転がっているところを撮りました.
そんな経緯でできたこの写真.撮影した当時は今以上にカメラのことを分かっていなくて、見様見真似で撮るばかりでしたが、今見ても本当に愛しい写真なのです.
ところで、私の深い思い入れを抜きにしてこの写真だけを見ると…また違った感想が出てきますね.特に、性別(内面的な意味も含め)によって見方が違うかもしれません.
また、これを撮影したのはかなり前になるのですが、当時から私はこのひんやりした雰囲気が好きだったことが分かります.
でも、この脚のささやかなポーズやスカートの具合から、なんとなくあたたかい部分も残せていたらなあ、と.
ただ少し要素が足りませんねきっと.見る人によって冷えきったようにも見えます.
そんな、不完全さをも含め、私はこの写真が好きです.
もしかしたら、どれよりも自己満足な1枚かもしれません…
さて、初回はこの辺で.いざ書いてみると難しいです.なんだか今回は思い出話になってしまいましたね.自分の写真を説明できないでどうする!と喝を入れつつ…これから頑張ります.回を重ねるごとに説明がうまくなります様に…
では、次回へ続きます.