農村では年々、人手不足が深刻になっています。そんな中、私たちの「援農×民泊」の取り組みに、国境を越えて参加してくれる仲間が現れ始めました。
ある海外参加者は、作業の流れを事前に調べ、作業着まで準備して4日間の滞在に参加してくれました。「観光ではなく、農家さんの力になりたい」。その言葉のとおり、収穫から選果、運搬まで、地元の方々と同じように汗を流してくれました。その真剣な姿に、農家さんたちは驚きと喜びを隠せませんでした。
このプロジェクトに来てくれる人たちは、「体験してみたい」ではなく「役に立ちたい」と言って来てくれます。日本人だけでなく、海外からも「何か手伝わせてほしい」という声が増えています。一方で、受け入れに不安を感じる農家さんが多いのも事実です。そんな中、今回の柿農家さんは積極的に受け入れてくれました。
「やる気と体力があれば誰でもできる。日本人でも外国人でも、助けてもらえるならありがたい。また来てほしい。」そう言っていただき、言葉は片言でも動作を見れば理解でき、吸収も早いと、とても良い評価をいただきました。思いがしっかり伝わるとき、言葉の壁は大きな問題にならないことを改めて実感しました。
私たちは、年間を通して農作物がとれるこの地域だからこそ、農家の人手不足を「地域の力」と「外からの力」で補える未来を信じています。そのためにも、受け入れ体制を広げ、地域内外の人がつながる仕組みをさらに進化させていきたいと考えています。
この挑戦に、どうか力を貸してください。農村を支える新しいコミュニティを、共に育てていきませんか。





