紀の川で、思いもよらない繋がりが次々と生まれています。毎回、援農に応募してくれる方。仕事の合間に、1泊2日で毎月来て、農業を手伝って、ご飯をつくって、また帰っていく方。そして、テニス仲間を連れて紀の川に来て、テニスして泊まって、翌日はみんなで農作業をして帰るグループまで。もうね、この流れが本当に“美しすぎる”んです。来てくれた人が、それぞれの言葉で援農の魅力を語り、次の人へとバトンを渡していく。「関わる人が次の“関わり”を連れてくる」——そんな循環が確実に広がっています。■ でも、いま紀の川で起きている議論は…ちょうど市議会議員選の真っ只中。「既存の観光地にもっと人を呼ぼう」「名産品をもっとPRしよう」そんな声が飛び交っています。けれど、どうして農業そのものを“コンテンツ”にしないんだろう?なぜ消費の先ばかり見て、“関わる機会” をつくらないんだろう?紀の川は、食べ物が生まれる場所。そして、農家さんの人手不足は年々深刻になっています。でも――ここには、農業に関わりたい人がたくさん来てくれています。交通費を自腹で払って、休日にわざわざ足を運び、汗を流し、また帰ってくる。その事実に、もっと大きな可能性があると感じています。■ 「関係人口」の本当の姿が、ここにあります私たちが目指すのは、ただの“消費”ではありません。足を止めること。農家と顔を合わせて、一緒に働くこと。その人がまた紀の川に戻ってきて、農作物を買い、必要なときに手を差しのべてくれること。これこそが、本当の意味での“関係人口”。移住でも、就農でもない。もっと手前にある、ハードルの低い「関わりの入り口」。ここには、誰でもできる作業がたくさんあります。だからこそ、人は関わりやすく、関わった人は広げてくれる。この小さな民泊から始まった取り組みが、いま想像をこえる広がりを見せています。■ 私たちがクラファンに挑戦する理由この「援農×民泊」を、もっと持続可能に、もっと多くの人が参加できる形にしたい。・受け皿としての民泊を増やすこと・農家さんの繁忙期のサポート体制を強化すること・参加者の体験価値をもっと高めることそのための一歩として、今回クラウドファンディングに挑戦します。紀の川で育つ農作物に、人が関わり、つながり、また戻ってくる。その循環が地域を確実に強くします。どうか、この広がりの一部になっていただけませんか?あなたの応援が、紀の川に新しい風を運びます。




