「コメコメヤサイコメヤサイ」小さな街の、まっすぐな商いから始まる食の流通改革。

愛知県知立市で2025年8月1日「フードセンターベータ」という小さなスーパーを始めます。ちょっと不器用だけど、まじめでまっとうな商いを。農家さんから仕入れた野菜や地域の食材の販売、食の大切さを伝えるワークショップ・マルシェなどを通じて、人と食、地域をつなぐ交流の場、新しい“食の拠点”を目指します。

現在の支援総額

77,000

7%

目標金額は1,000,000円

支援者数

13

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/07/24に募集を開始し、 13人の支援により 77,000円の資金を集め、 2025/08/31に募集を終了しました

「コメコメヤサイコメヤサイ」小さな街の、まっすぐな商いから始まる食の流通改革。

現在の支援総額

77,000

7%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数13

このプロジェクトは、2025/07/24に募集を開始し、 13人の支援により 77,000円の資金を集め、 2025/08/31に募集を終了しました

愛知県知立市で2025年8月1日「フードセンターベータ」という小さなスーパーを始めます。ちょっと不器用だけど、まじめでまっとうな商いを。農家さんから仕入れた野菜や地域の食材の販売、食の大切さを伝えるワークショップ・マルシェなどを通じて、人と食、地域をつなぐ交流の場、新しい“食の拠点”を目指します。

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このお店は、ただのスーパーではありません。

野菜やお米がどんな場所で育ち、どんな人が手間ひまかけてつくったのか。そうした“背景”が、流通の途中で見えなくなってしまうことがあります。私たちは、その間にある無数の中間のしくみを、できるだけシンプルにわかりやすく整えたいと思っています。

こうすることで、適正な価格で農家さんから仕入れさせていただき、消費者の皆さまに納得して買っていただける価格を守ることができる。

生産と消費の「しくみ」をまっすぐにする。

それが、私たちがやろうとしている まじめで「まっとうな商い」です。


つくる人の手からあなたの食卓へ まっすぐ届ける


そして、もう一つ。

「あの農家さんのトマトおいしかったよ」と生産者を名前で呼べたり、

「最近どう?」とお店で声をかけられるような関係だったり。

会話を通じたつながりや集える空間をご提供できることで、日々の買い物や暮らしに安心

与えてくれると信じています。


・誰がつくったか分かる、お米と野菜を届けたい

・食を通じて、自然に言葉を交わせるような地域の方の居場所にしたい

・中間マージンの多重構造から脱して、持続可能な誠実な価格を実現したい

・廃棄やロスを減らし、地球にも財布にもやさしい、正しいと思うやり方を続けたい


「つくる人」「食べる人」「届ける人」ーーそれぞれが少しずつ顔を見せてつくる

昔ながらで、新しい“八百屋スタイル”です。


この取り組みは私たちだけではできません。私たちの想いに共感して、応援してくださる

皆さんと一緒に、実現させたいと思っています。

昔ながらの八百屋スタイル





皆さんは、こんな疑問を感じたことはありませんか?

「自分は、誰かの役に立っているのだろうか?」


わたしは小さな会社を経営しながら、日々この問いと向き合っています。


僕らが育った時代、今みたいに困ったら検索したり、AIが即座に答えを出してくれることはありませんでした。調べ物は図書館で、何かを得るためには動くしかない。不便だったけど、その分、誰かと話したり、時間を共有したり、生活には“余白”があったように思うんでんす。


もちろん、今がダメなんて思っていません。今の便利さがあるからこそ、できることもたくさんある。でも、かつての「ちょっと不便だけど、あたたかい暮らし」が、たまに恋しくなるんです。


あの頃、地域で見守ってくれたおばちゃん、おっちゃんに、今度はわたしたちがなる番ではないでしょうか。


かつては町や商店が人を育んでくれていました




昭和生まれのわたしは、子どもの頃、近所の駄菓子屋で遠足のおやつを選び、各家庭に馴染みの食材店、金物屋、雑貨屋がありました。

そこには、ただモノを買うだけではなく、お店の人と交わす何気ない挨拶や会話、常連さんとの笑顔の交流、そして、人や地域への配慮がありました。


「だいちゃん、今日なにする?」

「こないだ美味しかったっていってたあれ今日あるよ〜」

「明日は運動会だね〜。おまけしとくから頑張んな!」などなど

そんな言葉を交わす時間が、どれだけ心に残っているか。

今でも、大人になった僕を覚えていてくれるお店や人がいます。


しかし、時代の変化とともに、そんなお店の多くが消えてしまいました。

コンビニやスーパーが増え、どこで買っても同じ商品が手に入る時代。

規格内で暮らすのはとても便利で効率的。


しかし私たちは忘れていないでしょうか。

手にしたモノの向こう側にいる「作り手」「届けてくれる人」

「地域のつながり」のことを。


大げさかもしれないけれど、今の時代にちゃんと残したいと思ったんです。





この名前には2つの意味が込められています。


ひとつは、かつて私たちが子どものころに通った、

親しみのある食料品店「フードセンター」の記憶。


もうひとつは、ソフトウェアやサービスの世界で、

新しい試みをお客様に体験してもらう「ベータ版(試験版)」という考え方です。


「ベータ」という言葉には、

「まずは試してみよう」「お客様と一緒につくっていこう」という想いを込めています。





私たちの本業は、農家さん専門の配送業者です。

野菜やお米を生産地から販売店まで届ける仕事をしています。

ですから農家さんと話す機会が多く、

農家さんの大変さや、誇りや抱える問題を見てきています。


高騰する野菜やお米のことに触れることがあります。

「収入は以前と変わらないのに、お店に並ぶと高くなる」


疑問が湧きます。


この課題に対して、僕なりに考えました。

流通の途中にある、たくさんの“中間”が負担になっているんじゃないか。

だったら、そこを変えてみよう。もっとシンプルにできるはずだ、と。


長くお付き合いいただいている農家さんから僕たちが直接仕入れて、

フードセンターベータで消費者に直接届ける

そうすれば、農家さんは納得の価格で売ることができ、

消費者も納得の価格で買える。


フードセンターベータは、単なる販売の場ではなく、

「まっとうな商い」と「あたたかい人の関係」の

両方を実現する「食と交流の再生」の場になろうと。


わたしたちを支えてくれる頼もしい農家さんたち




私たちがこの挑戦のスタート地点に選んだのは、愛知県・知立市。

かつて東海道の宿場町としてにぎわい、今も交通の要所として多くの人が行き交う、

小さな街です。


知立は、面積こそ小さいものの、三河地域でもっとも人口密度が高く、

「歩いて暮らせるコンパクトシティ」としての魅力を備えています。


高齢の方から子育て世代まで、さまざまな人が交わり

公共施設や商業施設が集まっています。

だからこそ、人と人がほどよく近く、あたたかな交流が生まれる町なのです。


この街で私たちができること、配送の仕事で培ったノウハウを活かし

重たい荷物、お米、お求めいただいた商品をご自宅まで配達すること。

ご高齢の方はもちろん、子育て中の方や忙しい世代にも、

安心してご利用いただけるしくみです。


さらに、あの時代には存在した、御用聞きのような存在として、

日常の中にそっと寄り添える商いを実践したいと考えています。


私たちの力がどれほどなのか、未知数です。

まずは、ここから。

だけど、ここで生まれる小さなつながりが、きっと未来を変えていく。

私たちの商いをこの街に根づかせたい。そんな想いを胸に、この挑戦を始めます。


「知立駅」徒歩6分。知立市の中心地から市内全域に配達網を作ります




フードセンターベータは、これまで見えづらかった「生産」と「消費」のあいだを、

まっすぐにつなぎなおす拠点です。


たとえば、お米は収穫前に一定量を契約して、農家さんに安心を。

野菜は、市場を通さず直接仕入れて、消費者いいに納得を。


まっとうな価格で農家さんの営みを買い支える。

これが農家と私たち(地域)の新しい約束です。


そのやり方は手間も時間もかかりますが、

これからの地域の食のあり方を変えるために、必要な一歩だと信じています。


こうした“しくみ”を実行するには、ただの売り場ではなく、

伝える場所、集う場所、つながる場所としての機能を持った「場=お店」が必要です。


今回のご支援は、その拠点づくり——

内装や什器、サイン、設備の設置などの費用に使わせていただきます。


私たちが目指すのは、

「食を通じたつながり」と「まっとうな商い」が当たり前に存在するまちです。


流通のしくみをまっすぐにする。

農家さんにも、消費者にも、ちゃんとやさしいかたちを育てる。

その“はじまり”を一緒につくっていただけたら、心からうれしく思います。

豊田市中山間地域「KINOファーム」さんの田んぼ。美しい田園風景です




支援してくださった方には、以下のようなリターンをご用意しています。


●感謝のお手紙とご支援者様のお名前掲示+ステッカー 3,000 円

●オリジナルキーホルダー+ステッカー 5,000 円

●オリジナル手ぬぐい+ステッカー 5,000 円

●オリジナルエコバック小+ステッカー 8,000 円

●オリジナルエコバック大+ステッカー 10,000 円

●オリジナルTシャツ+ステッカー 10,000 円

●お米(ミネアサヒ)5kg 6,000 円

●お米(ミネアサヒ)年間購入 ー毎月5kgお届け 66,000 円

●あなたの街へ、あなたの会社へ1日出張販売 150,000 円

●お米5kg30袋とオリジナルパッケージラベル制作 200,000 円




やりたいことは、まだまだあります。

知立に開店したフードセンターベータが「売り手」「買い手」「世間」

三方良しの商いが実証できた暁には

三河エリアを皮切りに、皆さんの街にも

「まっとうな商い」の場を広げていきたいと思っています。


クラフト、手芸、DIYなどのワークショップの開催。

食品加工屋さんや生産者からおすすめの食べ方を教えてもらうマルシェ。

足を運ばないと買えないスイーツ店とのコラボ。

農業高校の生徒さんが作った作物の商品化。


買い物が目的じゃなくても発見できる場、

腕に覚えがある方の表現の場、

行ったら何か楽しいことがある場にすることで

もっと地域と人が繋がると考えています。


まずはこのスタートに力を貸していただけたら、本当にうれしいです。

近隣にお住まいの方をお招きしたワークショップや普段のお買い物では繋がれない遠方のショップさんによるマルシェやポップアップ出店も企画します



私たちは、「消費者にとって誠実な商いとは何か?」を日々考えながら、

この取り組みを始めました。


今の流通の仕組みには、多くの工夫と努力があります。

ただその一方で、「作る人の想い」や「食べもの本来の価値」が、

うまく伝わりきれていないと感じることもあります。


たとえば、コストを下げるための大量仕入れが、

結果としてたくさんの食品ロスにつながってしまったり。

あるいは、生産者の声が届かないまま、価格だけが独り歩きしてしまったり。


もちろん、それぞれのやり方には意味がある。

けれど、もう少しだけ「作る人」と「食べる人」の距離が近づいたら、

もっとやさしい流れが生まれるんじゃないか――

そんな風に思うようになりました。


このフードセンターベータは、

「食べること」そのものが、生産者を支える力になるような、

おだやかで温かな循環を育てていきたいと願っています。


「おいしいね」「安心できるね」

そんな小さな声が、誰かの励みになり、

また次の想いある一品につながっていく。


それが、私たちの目指す商いのかたちです。



地域とともに育てる商いのはじまり。  その拠点を整えるために、皆さまのお力をお借りできたら幸いです。 以下のような目的で活用させていただきます。


設備費:農産物や商品が映える什器・備品、冷蔵庫など

情報発信・ツール整備 :お店の世界観を伝える看板、チラシ、ポスター、動画、バナー画像制作費など

消耗品:包材、伝票、掲示備品、設営に伴う雑費など

リターン制作、発送費用



7月 クラウドファンディングスタート

8月1日 フードセンターベータ オープン

8月31日 クラウドファンディング終了

10月~ リターン発送予定




フードセンターベータは知立という小さな街から始まります。

でも、この取り組みは、私たちだけでは続けていけません。


もし少しでも「いいかも」と思っていただけたなら、

ぜひこの挑戦に参加していただけたら嬉しいです。


いつかあなたの街にも。

そんな未来を描きながら、今日も準備を続けています。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • この度はご支援をいただいたみなさま、活動を見守っていただいたみなさま本当にありがとうございました。目標には達することができませんでしたが、ご支援と温かいお言葉や活動地以外の方からのご支援もいただき、これからの励みとなりました。フードセンターベータは、生産者と消費者、生産地と消費地をつなぎ、関わっていただくみなさまにとっての「そうそうこんなお店がほしかったの」というお店づくりを目指していきます。これからの「新しいあたりまえ」をつくりあげていきたいと思います。日々のことやこれからの活動については、インスタグラムを中心に随時発信してまいります。是非、今後も見守っていただきベータの取り組みについても引き続き関わっていいただけると幸いです。ご支援いただいた皆様へのリターン品につきましては順次、発送を進めてまいりますのでお手元に届くまでお待ちくださいませ。 もっと見る
  • 8月10日、ミネアサヒの試食会が無事、終了いたしました。試食に参加してくださった皆さまがどのように思われるのか、疑心暗鬼ではありましたが、召し上がってくださった方が、「甘みがある」「いつ炊いたの?冷めても美味しいのね」と口々に褒めてくださるので、大変な嬉しく、自信がつきました。「幻のお米」「特A」です!ミネアサヒの美味しさを知っていただき、ご注文もいただきました。無名のスーパーが推すお米に、ご興味を持っていただいた皆さまありがとうございました。9月には収穫仕立てのミネアサヒをご案内できると思います。楽しみにお待ちください。店頭までお越しくださった、生産者のキノファームさまにも御礼申し上げます。美味しいお米をありがとうございます。まだまだ、フードセンターベータは産声をあげたばかりです。しっかりと歩みを進められるよう皆さまにぜひ、背中を押していただきたいと思います。ご支援のほど、よろしくお願いいたします。 もっと見る
  • 8/10(日)、キノファームさんにご協力いただき「ミネアサヒ」の試食会を行います。キノファームさんからメッセージをいただきました。わたしたちキノファームは、愛知県豊田市下山地区(旧下山村)にて、米(主にミネアサヒ)と露地野菜各種を栽培しています。当地は標高約400メートルの「中山間地域」にあり、日中と朝晩の寒暖差が大きいことにより美味しいお米と野菜が収穫出来ます。お米の品種は「ミネアサヒ」。コシヒカリよりもやや小粒で、冷めても美味しいという特徴があります。他県ではほとんど流通していない為、「幻のお米」と呼ばれることもあります。(一財)日本穀物検定協会が公表した令和2年度米の食味ランキングにおいて、愛知県産米として初めて最高ランクの「特A」評価を得たことが注目を集めました。近隣の皆さま、おいしい「ミネアサヒ」をぜひ、食べにきてください。 もっと見る

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