
少し前のことになりますが、沖縄に設置されたラッピングピアノの様子を見に行ったことがあります。写真はそのときの一枚です。
Wrapiを制作するようになってから、仕事の範囲は県内だけでなく全国へと広がりました。
ネットを通じてご相談をいただき、遠く離れた土地でも、自分たちのピアノが活躍しています。
コロナ以前のことを思うと、まるで180度違う世界に立っているようです。
現場中心の仕事から、オンラインを駆使した新しい形へ。
驚きと新鮮さの連続でした。
けれど、どれだけ距離が離れても、どうしても気になることがあります。
「仕上がりはご希望どおりだったか」
「設置後も喜んでいただけているか」。
やっぱり、自分の足で確かめたくなるんです。現地の空気にも触れないと落ち着かない。

あの沖縄のピアノを見に行った日もそうでした。
潮風に包まれたピアノが、まるでその土地の音楽になっているようで、胸の奥が少し熱くなりました。
これからも、“届けた先の景色”を大切に。
Wrapiが運ぶのは、デザインだけではなく、その場所に生まれる人と人とのつながりです。
今回のピアノも、またいくつもの街を旅することでしょう。
その行く先々で、新しい音と物語が生まれることを願っています。





