
7月27日 12時より喫茶峰試験的に開店いたします。
それは高円寺純情商店街の片隅に時々オープンするきまぐれな喫茶店…。ご来店時、死んだ目をした店主があなたのために一杯ずつ丁寧にスペシャルティコーヒーや紅茶をご提供いたします。 →所在地はこちらになりますcafe&bar中間省略
峰、ヴィンテージにときめくタイプのよくない人間でして、今回の話があったときから密かに買い進めておりました。
本当に欲しかったのは新品でウェッジウッドのフロレンティーン。これほどまでに美しい青があるでしょうか?いや、ない。
素敵な茶器を揃える、これもオーナーの役目なのですが、残念なことに私が心ときめくのはヴィンテージマグ…
そう、ファイヤーキングです。

ファイヤーキングは一般的にグラスの底にある刻印で年代を判断できます。これの刻印は”ブロック体”で「FIRE-KING oven grass」という文字がうっすら見える個体です。これは1940年代の初期にわずかに作られていたため、おおよその年月を考えても80年以上は経過していることになります。80年も前のマグがまだこの世に残っていてそれでコーヒーや紅茶を飲める。そこにロマンを感じませんか?※ちなみに相場で40,000円となっております。売主さんの家にあったら教えてください。買取ます。
そしてミルですが、電動は味気ないのではなから眼中になく、ずっと手に入れたかったものがようやく見つかりました。


ドイツ、ザッセンハウス社のビンテージになります。こちらも刻印でおおよその年代がわかるのですが1930〜1950年の間に作成されたものだと推測されます。
豆の挽き具合に問題はないことのチェックとOHをしておりますので衛生面はご安心ください。

※中細挽きくらいだろうか。粒は流石に揃わないけれど、ロマンの味がします。1930年から1940年代というと、第二次世界大戦でアメリカとドイツは敵国同士でした。
時を経て私の酔狂で1940年代のドイツミルで豆を挽き、最新の日本のドリッパーでドリップし(時にはUS製を使用し)1940年代のアメリカのマグカップに注がれて提供されるコーヒー…
考えただけでも興奮しますよね?(しないですかね)
喫茶「峰」はそういうお店です。そんなわけでスタッフに黙って大量にヴィンテージを購入してきました。

この資金回収のためには私に課せられた目標は珈琲200杯でこのマグカップたちの資金がようやく回収できるようです。
27日は12時から開店しておりますので、昼ごはんの後に美味しいコーヒーを、紅茶をたのしんでいただければ幸いです。
紅茶に関してはとても美味しいアールグレイを横浜のサンドグラスさんというところから取り寄せています。ダージリンもいくつか試飲して、セカンドフラッシュあたりを開店日までにご用意できたら嬉しいな、と考えています。
もちろんアイスティーも可能です。そしてバックバーには山ほどお酒があります。飲める方は垂らしましょう。フレーバーというのはハーモニーであり、たった一滴のフレーバーが脳みそを揺らす感動を与えてくれることがあります。
その感動をみんなで分かち合いたい。
時々やってしまうのですが、酒チャンスの開店が17時からなのに15時くらいには高円寺をぶらぶらしている時が。そんなとき、扉を開いてみてください。日曜日だからグリーンチャンネルを見ながら競馬をやっていたらすみません。すぐに支度を行います。
また、弊社峰不動産の本社機能は銀座にありますがスタッフと話し合った結果、朝から銀座に行くより高円寺の方が近いんですけど、という声が多数だったため、普通に朝から中間省略で仕事をしています。私だけ通勤時間が伸びました。全員宅建士という稀有な喫茶店のため、日常のことから仕事のことまでなんでも包み隠さずお話できますし、ご相談に乗ることもできるかと思います。
ほっと一息つきにきてください。
さて、暑い日が続く中でホットコーヒーを飲む、のというのもなかなかに酷なものです。私は効きすぎている冷房にやられてよくホットを注文していますが、アイスも一杯ずつ丁寧にドリップさせていただきます。
もちろんカフェオレなどもお作りできます。カフェオレというものはエスプレッソにミルク、というのが定番ですが、エスプレッソマシーンをおく場所がない、という問題に直面しこちらを購入しました。

エアロプレス、という器具になるのですが、フレンチプレスの浸漬式と、空気で押し出すエスプレッソの原理を兼ね備えており、現状この子で入れたエスプレッソ(厳密にはエスプレッソ風)を使用したカフェオレは濃厚でたまらないです。
エスプレッソといえばイリーのブラックローストも入荷しています。

豆は今回コロンビア・エル·パライソ農園のインフューズドコーヒーという特殊な製法のものを仕入れています。
これは発酵の段階で果物を追加してブレーバーを乗せる製法なのですが、今回はライチ。少し酸味が強い品種になりますが、その香りはまさにライチ。夏にぴったりのメニューです。※ミディアムで焙煎しますので少し酸味が強いです。
その他はパプアニューギニアの「コルブラン農園」。こちらもウォッシュドながら高い品質を維持している農園で、パプアニューギニアは花のような柔らかなフレーバーを甘みを感じさせてくれます。※ハイシティローストのため、苦味、甘み、酸味のバランスが最高です。
どちらもスペシャルティコーヒーとなります。
オーソドックなタイプでルワンダのピーベリーのご用意もあります。通常コーヒー豆というのは一つの果実に2つ入っているものなのですが、ピーベリーというのは一つの果実に一つの豆しか入っておらず、その収穫量は3〜5%と非常に希少性の高いものとなっています。
マニアの方には通常2粒のところを1粒に味が凝縮されているのだ!という方もいらっしゃいますが、私にはあんまりわかりませんでした。これはもう宗教の世界です。ですが、この豆をおろしてくれている焙煎所はプロパンガスで焙煎を行っており、その高火力から発せられるフレーバーも素晴らしいものとなっています。(ハイローストでしっかりとした苦味を感じられます)
コーヒーは無理、という方にはメロンソーダもご用意しておりますし、コーヒーフロートも作ったことないけど作れます。かき氷もやってみようかね。お気軽に遊びにきていただければと存じます。
一点、こだわりすぎて全ての豆を注文を受けてから手動ミルで挽いております。少しお時間をいただいてしまいますが、”あなたのための一杯を最高の状態でお届けしたい”
これが峰の考えです。どうかこの酔狂を楽しんでいただければオーナー冥利につきます。
喫茶「峰」へご支援いただいた方々は当日一切お金はいただきません。もちろんリターンを選んでいないけど行きたい、こどもと一緒のでも大丈夫?なども大丈夫です。
コーヒーとお菓子がついて1,000〜1,200円程度(豆の希少性によります)
クローズドだった場所をオープンにしていくのは並大抵の努力では叶わないことくらいわかっています。
本業があるため、不定期営業になってしまうことが当面申し訳なく思いますが、皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
7月22日 峰不二夫



