
流鏑馬は騎射をするだけではありません。
まず馬に馬具を装着しなければなりませんし、諸役に直垂を着てもらわなければなりません。
これらは全て門人がやることになるので、馬に馬具を装着する「馬装」や諸役に直垂を着せる「着付け」の稽古なども欠かすことができないのです。
「馬装」は毎週の稽古のたび、熟練者の指導の下、技量が未熟な者に率先して馬装をする機会を与えることで、経験を積ませています。
自分一人で馬装できることが、馬術稽古への参加資格になっているので、皆、早く覚えようと真剣そのものです。
ただ、馬装は乗り手の命に関わる非常に重要な技術なので、生半可では認められません。
実際、後輩の馬装ミスを見落として、そのまま騎乗した先輩が落馬するという事例もあります。
そのため、射手は行事本番では、自分が乗る馬の馬装は、必ず自分で行うことが通例となっています。
任せても絶対に失敗しない完璧な馬装を身に付けられるよう、より一層の稽古精進が求められます。
【5月15日まで!目標金額1500万円】
神事・流鏑馬を護持継承する大日本弓馬会の稽古場「新鎌倉教場」を古都・鎌倉に整備



