神事・流鏑馬を護持継承する大日本弓馬会の稽古場「新鎌倉教場」を古都・鎌倉に整備

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

流鏑馬の稽古を行うための、新しい馬場・稽古場を鎌倉市に新設します。稽古環境を整備は最大の課題であり、次世代育成のため、より良好な環境、特に流鏑馬の聖地ともいえる武家の古都鎌倉に稽古場を整備することが欠かせないと考えています。「後世に残す」護持継承のため新鎌倉教場整備へのご支援をお願い申し上げます。

現在の支援総額

8,040,000

53%

目標金額は15,000,000円

支援者数

70

募集終了まで残り

38

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神事・流鏑馬を護持継承する大日本弓馬会の稽古場「新鎌倉教場」を古都・鎌倉に整備

現在の支援総額

8,040,000

53%達成

あと 38

目標金額15,000,000

支援者数70

流鏑馬の稽古を行うための、新しい馬場・稽古場を鎌倉市に新設します。稽古環境を整備は最大の課題であり、次世代育成のため、より良好な環境、特に流鏑馬の聖地ともいえる武家の古都鎌倉に稽古場を整備することが欠かせないと考えています。「後世に残す」護持継承のため新鎌倉教場整備へのご支援をお願い申し上げます。

2026/03/31 12:10

今回は「門人の普段の生活」についてです。

さて、大日本弓馬会の鎌倉教場では、毎週日曜日に流鏑馬の稽古をしています。

800年続く伝統の流鏑馬を維持継承していくためには、次世代の育成が欠かせませんので、新たに門戸を叩いた勇気に敬意を表するとともに、稽古を積むことで成長を遂げ、今後活躍することを期待してやみません。

門人(門弟のこと)は、かねてからの教えに従い、流鏑馬を生業とすることは禁じられていますので、全員が別に職業を持つ社会人や学生などです。

会社経営者、自営業者、会社員、公務員、大学生、高校生、中学生など様々です。

流鏑馬を習うということは、毎週日曜日の朝から昼過ぎまで行われる稽古に参加するだけで済む話ではありません。

行事に奉仕する日は、朝7時頃から夕方6時頃まで拘束時間があります。

加えて、行事直前の稽古の後には夕方5時頃まで行事の準備が行われ、行事直後の稽古の後には同じく夕方5時頃まで行事の片付けが行われます。

そうすると、行事があるたびに、3週連続で朝からほぼ丸1日、日曜日が流鏑馬づけとなります。

1年間に日曜日は52回しかありませんので、そのうち30回以上は日曜日が流鏑馬づけとなり、それ以外の日曜日も朝から昼過ぎまで流鏑馬三昧となるのです。

この時間的制約は、なかなか厳しく、これに耐え切れずに諦める者もいます。

とはいえ、行事への出席は最優先にする必要はあるものの、稽古が行われる日曜日に仕事や学校行事が入る場合は、稽古を欠席せざるを得ないこともあります。

1回稽古を休むと取り戻すのに3倍かかると云われていますので、上達の妨げにはなりますが、各自の可能な範囲で稽古に参加することを認めています。


この点、かつては行事の欠席は一切許されず、稽古は原則として全出席が求められ、特に入門して最初の3か月は稽古の欠席が一切許されていませんでした。

しかし、これを実践できる者は限られることから、語弊があるかもしれませんが、日頃「暇」な者しか流鏑馬に関わることができなくなり、人的な偏りが生じかねません。

そのため、現在は、出席要件を緩和している状況です。

かくいう筆者は、仕事の都合で稽古を2か月休んだことがあるほか、同じく仕事の都合で約半年に渡って隔週でしか稽古に参加できないときもありました。

休んだ分、復帰した後にガムシャラに稽古に励みましたが、何とか射手としてやれていますので、上手いこと仕事と両立できたのではないかと思っています。


いずれにしても、門人たちは仕事や家庭と両立させるため、皆それぞれに工夫をしています。

日常生活への侵食具合が大きいため、職場や家族の理解が欠かせないのです。

職場や家族に応援してもらっている者、職場や家族を巻き込んでいる者、職場や家族に良い具合に諦めてもらえている者など様々です。

特に、日曜日ではなく日付指定で行事が行われることもあるので、平日に休暇を取るため、職場との調整は欠かせません。

更には、海外遠征の場合は1週間以上も国外に滞在することになるので、職場との調整が最重要ポイントとなります。

かくいう筆者は、日頃から牛馬の如く働き尽くし、いざというときに「休むな」と言わせない空気感を醸し出しておくようにしていますが、それでも無理なものは無理だったりします。

このように、流鏑馬を伝承しようと稽古を積んでいる者たちは、人生のうちのかなりの部分を流鏑馬に割いていることになります。

しかも、流鏑馬は安全そのものとは口が裂けてもいえませんし、中堅クラスの射手になると的中成績も求められることから、流鏑馬を奉納するたびに重圧を感じながら騎射をすることとなります。

また、流鏑馬は騎射だけで成り立っているわけではなく、そこに至るまでに様々な作業が生じます。

これらの裏方としての仕事も大日本弓馬会の大切な役割です。

このように流鏑馬を維持継承するのは、非常に大変です。

大変すぎて、その膨大な作業量と使命感の重みに、もはや苦行・苦役とさえ思えることもあります。

もはや、「余暇を楽しむ趣味」などでは決してなく、流鏑馬を継承していくことについての強烈な使命感なくしては成り立ちません。

かつて、ある先輩から「楽しいうちは一人前ではない」と云われたことがあります。

まさにそのとおりで、楽しい・楽しくないという価値観を超越した領域で、門人たちは皆、ひたすら使命感を持って取り組んでいるのです。

そうはいっても、ここ鎌倉教場で稽古を積んでいる門人たちは、超人・奇人の類ではなく、皆が普通の生活をしており、そこに流鏑馬という要素が入り込むことで、この世界にドップリつかっているに過ぎないのです。

これら頑張る普通の者たちに対し、より良い稽古環境整備のため、皆様の温かい御支援をよろしくお願い申し上げます。


【5月15日まで!目標金額1500万円】

神事・流鏑馬を護持継承する大日本弓馬会の稽古場「新鎌倉教場」を古都・鎌倉に整備

https://camp-fire.jp/projects/868621/view

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