
昨日、仕込みに使うお米の搬入がありました。

一日で総量3トン!
那覇市首里から運天港まで片道約80kmの道のりを2往復!
味噌屋の職人は長距離運転手にもなりますm(_ _)m
Nさんお疲れ様でした。ありがとう。
一袋1トン入りのお米を、スタッフみんなで紙袋に小分けして、倉庫に積み上げていきます。
フォークリフトもハンドリフトもないうえに、倉庫の入り口には段差…。
台車も使えず、まさに“人力勝負”!

写真に写る姿は、まるで「配給を待つ民」のよう(笑)。
それでも笑顔で声をかけ合いながら、みんなで協力して無事に搬入完了しました!
今回届けられたのは、伊是名島と伊平屋島でとれたお米。

先月末放送の「NHKクローズアップ現代」にも玉那覇味噌醤油の窮状を取り上げてもらいましたが、昨年の令和の米騒動以降、なかなか原料が手に入らず、仕込みを止めざるを得ない時期もありました。(この一年、社長は米集めに奔走しております)
そんな中で、島の方々から「食用としては商品にならないけれど、味噌に使ってもらえたら」と分けていただいたのがこのお米です。(JAおきなわ伊平屋支店様、伊是名支店様、そして米農家の皆様へ心より感謝)
粒は小さいけれど、とてもきれいに精米してもらっていて、しっかりと美味しい味噌になります。
ちなみに伊平屋は琉球国王・尚巴志ゆかりの地。
今月仕込む「王朝みそ」は、その“王様の島”で育ったお米から生まれます(笑)
歴史と人のつながりを感じながら、今日も前を向いて味噌づくりに励んでいます。
「クローズアップ現代」WEB記事はこちらから
https://www.web.nhk/tv/an/gendai/pl/series-tep-R7Y6NGLJ6G/ep/8V7W7JLRRX





