
こんにちは。RICCI EVERYDAY代表の仲本千津です。
今回は、現地でのトレーニングの内容について、ご紹介したいと思います。
1. トレーニング概要について
今回の縫製トレーニングは、ウガンダ北部のMadi Okollo県にて実施されました。南スーダン難民とウガンダ人合わせて50名が事前登録し、2つのグループに分かれ、午前と午後にそれぞれトレーニングを受けてもらいました(ウガンダ政府の方針で、こういったトレーニングには難民だけでなく地元住民を可能な限り巻き込むことが推奨されています。現地住民との軋轢を避けるためです)。RICCI EVERYDAYからは私とウガンダ人スタッフ1名が講師として参加し、南スーダン難民出身のファシリテーター1名も加わりました。
私たちが行うインテンシブトレーニング+ファシリテーターによるトレーニング+自主練が、トレーニングの主な構成です。
最終的には、彼女たちとともに一つのブランドをつくり、グローバルマーケットを狙える商品を生み出したいと、野心的な妄想を持っています。
具体的な内容は以下の通りです。
1日目:
工業用ミシンや足踏みミシンの使い方やメンテナンス方法をレクチャー。実際に使ってみて慣れるところからスタート
2日目:
ミシンの基礎練習を実施後、ミシンカバーを製作
3日目:
シャツを製作
4日目:
品質管理の考え方をレクチャーし、引き続きシャツを製作
2. より高度な縫製技術とは
今回のトレーニングの目的は、より高度な縫製技術を理解して習得してもらうことです。
では「より高度な」とはどのレベルを指すのでしょうか。
私たちは、「より正確に、反復的に、製品を生み出せるレベル」と定義づけました。
現地のものづくりを見ていると、パッと見かわいいものが多いのですが、残念ながら縫製技術は高くなく、正確性に欠け、同じものを何度も生産できないということに気づきました。いい意味で個体差があり、一点もの感があるとも言えるのですが、、、日本のようなマーケットでの販売を行っていくには少々厳しい状況と言わざるをえません。
彼女たちには、そこら辺にいるテーラー(仕立屋)と同じ目線でものづくりをするのではなく、広い世界で多くの顧客を掴めるように、プロフェッショナル・テーターを目指してほしいと思っています。
そのためには、縫製技術のみならず、デザインから布のカットの仕方から品質管理から顧客対応まで、幅広い知識を獲得していってほしいところです。
まだまだ越えるべきハードルはたくさんありますが、、、ここはなんとか辛抱してほしいところですね、、、
幸いなことに、新しい知識を得ることに前のめりな受講生も見受けられたので、少し安心しました。彼女たちを中心にトレーニングを盛り上げていけたらと期待しています。
(続く)




