1. 筋力トレーニングの必要性判定患側と健側の筋力を比較して差が小さければ、運動障害の原因は筋力ではない可能性があります。2. 筋力トレーニングの効果判定筋力を定期的に測定してMicroSDカードに記録し、表計算ソフトでグラフ化すれば、筋力向上がプラトーに達したかどうかが判断できます。患側と健側の筋力を定期的に記録しておけば、グラフ化することで患側の筋力が健側なみにまで回復する時期が予想できます。3. 筋力トレーニングの負荷量の目安が得られるPalmForceは最大筋力をkgfで表示します。この力を基準に、その30%の抵抗から始め、徐々に抵抗を増やして60~80%の抵抗まで増やしていく。例えば筋力値が6kgfだったときは、2kgの重さの重錘から始め、3kg、5kgと重くしていきます。トレーニングの目的に応じて負荷量と回数を調整して下さい。※ こんな活用方法もあるのではないかというアイデアがあればぜひ教えて下さい。妥当なものであれば、活動報告で紹介させていただきます。
① 緑のパッドで力を計測します。今回は手で圧を加えていますが、MMTのやり方に則って使います。上の数字が今の筋力で、下の数字が計測された最大値です。メモリには最大値が記録されます。② 人体シエマの左肩をもう1度タップすると、計測が終わった「左肩外転」が赤で表示されているのが分かるかと思います。同じ項目を2回計測したり、計測し忘れたりしないように、計測が終わった項目は赤字になります。③ リセットボタンをタップすると、データーがMicroSDカードに記録され、本体メモリー上の記録はクリアされます。④ 本体裏面にMicroSDカードスロットがあります。PalmForceには、液晶画面付きマイコン本体 有線でマイコンに接続されたセンサー PSEマークつきのモバイルバッテリー 32GBのMicroSDカード USB2.0 + Type C メモリーカードリーダー バッテリー固定用ゴムバンド(幅広輪ゴム) センサーと液晶画面付きマイコンを手に装着するためのマジックベルトが同梱予定で、届いたらすぐにお試しいただけます
① 電源として同梱のモバイルバッテリーをUSB-C端子に接続してゴムバンドで固定します。② 「MMT」ボタンをタップすると、単純化された人体シエマが表示されます。左肩の赤い丸をタップすると…③ 左肩に関するMMTの項目がリスト表示されます。今回は「左肩外転」を選びます。④ 左肩外転の測定画面が表示されます。プロジェクトに関する追記 その5 PalmForceの基本的な使い方 その2 に続きます
PalmForceがMMTと比べて劣っている点も勿論あります。それは、関節が動かせないくらい筋力が弱い場合です。関節が動かせなくてもMMTであれば筋収縮がなければ0、関節が動かないくらい弱いが筋収縮が感じられれば1と判定されます。しかし、PalmForceではどちらも0kgfになってしまいます。MMTで0や1レベルの力を数値化するには、筋電計でも使うしかないのかなあって思います。でも筋電計だと、センサーパッチをどこに貼り付けるかで読み取られる値が変わってしまいます。皮膚の湿り具合などでも左右されるそうです。ノイズも大きな問題です。筋力(筋活動の大小)を数値化する、なにか画期的な方法ないでしょうか?
PalmForceは私のような理学療法士や作業療法士で筋力をMMTで6段階に評価することに不足を感じる方のために作りました。関節可動域と同じくらい重要な筋力を、手応えで評価することへの疑問。熟練したセラピストであれば測定誤差は問題とならないくらいわずかだ…本当ですか? 第一、あなたは自分が熟練したセラピストだと胸を張って断言できますか? 私は、熟練したセラピストを名乗る前に、謙虚なセラピストでありたいと考えます。関節可動域はゴニオメーターという道具を使って測定します。もし、可動域もゴニオメーターを使わずに動きを見た印象だけで、可動域5ノーマル、可動域4実用には困らない、とか6段階で評価していたらどうでしょう。いくらなんでも杜撰すぎませんか? なぜ同じようなことを筋力検査で続けるのですか。ぼちぼち、筋力検査でもゴニオメーターのような客観的な指標が得られる道具を使うべきだと思います。それがPalmForceです。




