7月23日に食肉処理場のイノシシ受入を再開して2週間がたちました。
美郷町では、連日35℃を超える猛暑ながら、ほぼ毎日、複数頭のイノシシが入ってきています。今年は、イノシシが多い年のようです。
処理場の復旧状況ですが、今週、金属探知機の修理が完了し、来週には出荷管理用の冷凍庫修理も完了する予定です。それを受けて、お盆明けには出荷体制が整い、処理場再開となるのではないかと考えています。
初めに想定した復旧スケジュールより、ずっと早く処理場再開ができそうです。これも皆さまのあたたかいご支援のおかげです。本当にありがとうございました。
さて、機械や設備の復旧に関してはめどがついてきましたが、今困っていることは『水害前に在庫していたイノシシ肉』の扱いです。イノシシ肉は全て水害があった食肉処理場で保管しており、電気系統が一時的に途切れてしまい温度管理ができなくなってしまいました。回復後すぐに再冷凍し衛生的には問題ないものですが、「〈おおち山くじら〉ブランドの品質としてどうか?」と検討を重ねた結果『販売はすべきではない』と判断しました。
販売しないとしても美味しく食べられるお肉なので、これらのお肉を活かす方法の第一弾として、CAMPFIREのファンクラブサイト「イノシシ屋あかねの田舎暮らし」の8月分贈り物として、おすそわけすることにしました。
https://camp-fire.jp/projects/52647/activities/59555
通常どおり販売しないイノシシ肉を食べる…。そして、機械や設備の復旧に加えて、売上の復旧(何年かかるか…)についても、「イノシシ屋あかねの田舎暮らし」を通して、ご支援いただければ大変うれしく思います。既に多くのご支援をいただいた後なので、大変心苦しいところではあるのですが。
ぜひ、ご検討いただけますと幸いです。
※おおち山くじらでは、CAMPFIREファンクラブのサービスを利用して月3,500円のご出資で、イノシシ肉や美郷町の旬の幸を【毎月】お届けする「贈り物会員」という取組みを行っています。
https://camp-fire.jp/projects/view/52647
イノシシ肉はもちろん、江の川の天然ウナギなど田舎に住んでいるとちょくちょくもらえる山や川、いろいろな恵みをおすそ分けしようというコンセプトのファンクラブです。