昨日（7/13）、NHKの夕方のニュース番組で、株式会社おおち山くじら代表・クイージスタッフの森田のインタビューが紹介されました。（実は、事務所のケーブルテレビの復旧が昨日で、うちのスタッフ誰もテレビ見てません…。）生き残りの在庫を救った後、処理場内の清掃を進めている最中での取材でした。機材が何もない、がらんとした処理場内も映像になっております。アーカイブでもご覧いただけますので、ぜひ以下のリンクからご覧ください。 浸水した事業所　復旧の動き進む現状の復旧状況ですが、機材修理の目途はついておらず、イノシシ肉の販売再開は時間がかかりそうです。ただ農業被害対策にもつながるイノシシの受入停止は、地域から困った…という声が大きく、最優先で復旧に取り組んでいます。皆様からのご支援もあり、搬入用の軽トラの調達・納車を来週に予定しています。水害が発生して、今日で１週間。皆様からのご支援、このプロジェクトを開始してから５日間。多くの支援をいただき、本当に感謝しております。おひとりおひとりへの御礼も必ずと思っております。引き続きのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

島根県邑智郡美郷町でおおち山くじらの事業をやっている森田です。 プロジェクト開始直後からたくさんの応援をいただき、本当にありがとうございます。 おおち山くじらの取組みが本当にたくさんの方に支えられて続いてきたことを改めて実感しているところです。   増水した川の水は、7日の午後から徐々に引いていきました。食肉処理場までの道が通れるようになったのは、午後4時頃。初めて食肉処理場に行った時、現場の状況に愕然としました。 建物のなか全体に泥が入り、推定で床上1.5メートル程は浸水した形跡がありました。 機材にも泥がかかり見るも無残な状態でした。   製造してきたイノシシ肉がどういう状態になっているのかが、私達の一番の心配ごとでした。 私達の食肉処理場は、ウォークイン型の冷凍庫に在庫のほとんどを置いているのですが、その他に箱型の冷凍ストッカーにも在庫の一部を置いています。 現場を見る前の希望的観測としては、完全密封されているウォークイン冷凍庫に水は入らないだろうと期待していました。が、期待は見事に裏切られ、ウォークイン冷凍庫にも水が入っており、在庫の肉の大半が商品にならないものとなっていました。   ただ、幸いにも箱型の冷凍ストッカーの一部は浮力で浮き、様々なものが倒れていたなかでうまくバランスをとって扉が開かずに冷凍状態を保つことができていました。 この箱型ストッカーの中には、子イノシシの骨付きモモが入っていました。 昨年、クラウドファンディングで製造した骨付きの燻製ハムを今年も製造しようと準備していたものです。 急いで町内各所の冷凍庫をあたり、一本でも多く救出できるように駆けまわりました。 本当は、お中元シーズンがひと段落したらこの骨付燻製ハムづくりを始動しようと考えていましたが、いま私達の手元に生き残ったイノシシ肉はこの骨付きモモとわずかなブロック肉しかありません。昨年、加工を依頼した出雲のスモークハウス白南風さんからも了承を得ましたので予定より早く製造をまわし、今回のリターンとして事業再開の資金としたいと思います。   恐縮ですが、昨年の設定に事業再開の資金も上乗せした金額設定にさせていただきました。 ご了承いただけますと幸いです。   中サイズの原木骨付きハム（5名~10名で楽しめるサイズ）1本：20000円　：35本 大サイズの原木骨付きハム（10名~15名で楽しめるサイズ）1本：25000円　：35本   原木骨付きハムの詳細は、前回のプロジェクトをご覧ください。 本物の肉を楽しみたい方へ。野生の子イノシシで作る無添加『原木骨付きハム』作り！ https://camp-fire.jp/projects/view/33544