皆さま、日頃より応援ありがとうございます!滋賀県の話をするとき、よく「南部(都会的で賑やか)」と「北部(人は少ないが自然豊か)」という分け方をされることがあります。 「南部と北部は文化圏が違う」なんて言葉を耳にすることもあり、時には心理的な距離を感じてしまうことも……。しかし、今回届いたある応援メッセージが、そんな「見えない壁」を一瞬で壊し、私に大きな勇気を与えてくれました。メッセージの送り主は、滋賀県南部・大津市坂本で活躍されている「大津魅力発見クラブ」代表の池田吉弘さんです。◆ 「大津魅力発見クラブ」とは?池田さんは、明智光秀公ゆかりの地であり、美しい石積みの町並みが残る「坂本」を拠点に活動されています。美しい石積みの町並みが残る「坂本」の町その活動は、単なる名所案内にとどまりません。「大津や滋賀の魅力を、日本だけでなく世界中の人へ届けたい」そんな熱い想いを持って、大津市を中心とした独自のツアーや、歴史文化体験プログラムを企画・運営されています。お話を伺って特に素敵だなと感じたのが、池田さんが活動の中で大切にされている「3つのテーマ」です。 ①非日常体験:普段の生活では味わえない、特別な時間を作る。 伝統民画である大津絵を実際に描いて体験するワークショップ ②ご縁を繋ぐ:参加者同士や、訪問先の人々との「ご縁」を大切にする。 地域の食べ物などいただきながら、参加者同士の交流をはかる ③ニッチなテーマ:ありきたりな観光ではなく、独自性のあるテーマを深掘りする。 直接作家の先生より、大津絵の解説を受け理解を深める 大津魅力発見クラブの3つの特徴を見たとき、私たちが小谷寺の再建を通じて実現したいことと共通点があるのではないかと思いました。 静寂の中で歴史に触れる「非日常」、支援者の皆様との「ご縁」、そして戦国史の奥深さを伝える「ニッチなテーマ」。 池田さんは、私たちが大切にしているこれらの価値に共感し、同じ視線で応援してくださったのです。◆ 坂本の「団結力」に学ぶ池田さんは、ご自身の活動拠点である「坂本」について、こう教えてくださいました。「坂本という町は、石積みの歴史や文化が息づいているだけでなく、お店や事業者同士の結束が非常に固いんです。『皆で坂本を盛り上げながら、事業をやっていこう』という想いが、地域の根底に流れています」この言葉に、私たちの目指すべき姿が重なりました。 小谷寺を支えているのは、「この場所をなくしたくない」と願う地域の有志たちです。だからこそ、特定の誰かだけでなく「地域のみんなで支える」「歴史ファンのみんなで盛り上げる」という、坂本のような熱く強い結束力が今、必要なのです。同じく応援メッセージをいただいた、松風庵様がクラウドファンディングをした際には盛り上げようと地域の皆で協力しあったとのこと。◆ 南北の距離を超えた「同志」として距離にして約50km以上。普段なら交わることが少なかったかもしれない両者ですが、池田さんはこう断言してくださいました。「滋賀県北部と南部の違いはあるにせよ、地域を愛し活性化させる活動を応援したい気持ちは一緒です。近江の戦国文化として重要な『小谷城址の小谷寺』を、ぜひ応援したい!」南部だ、北部だと言っているのは、人間が勝手に引いた境界線に過ぎません。 「故郷の歴史を守りたい」「素晴らしい文化を未来へ残したい」という情熱の前では、そんな距離も壁も存在しないのです。かつて戦国の世、小谷城(浅井家)と坂本城(明智家)は、時代の荒波の中で異なる運命をたどりました。 しかし今、その二つの地が「歴史を守る」という一つの志で固く結ばれようとしています。坂本城主となった明智光秀が、比叡山焼き打ちからの復興に尽力した「西教寺」池田さんのような「地域活性化のために日々汗を流していただいている方」が南からも支えてくれている。 この事実は、孤独な戦いになりがちな私たちにとって、何よりの「援軍」です。「地域や歴史を応援する気持ちは一緒」この言葉を胸に、私たちは南北の垣根を超え、「オール滋賀」「オール歴史ファン」で、開山1300年という未来へ突き進みたいと思います。どうか皆様も、この大きな輪の中に加わってください。 北も南も関係ない。ただ「歴史が好き」というその想いだけで、私たちは一つになれるはずです。■大津魅力発見クラブWEBサイト:https://r.goope.jp/otsu-hakken/Instagram:https://www.instagram.com/otsu.hakken.club/





