皆さまの温かいご支援のおかげで、✨ネクストゴールの50万円✨を達成することができました!
スタート直後から多くの方が力強く背中を押してくださり、心より感謝申し上げます。
クラファン募集期間も残すところあと少しとなりました。
ここから先は「より多くの方にジビエレザーを知っていただくための時間」として、最後まで誠実に、丁寧に走り抜きたいと思っています。
今回、新たな返礼品として追加した 限定の鹿モチーフのジビエレザー・キーホルダー(3色) も、 嬉しいことに徐々に反響をいただいています。
いただいたご支援は、
🦌ジビエレザーを知っていただくためのイベント出展
🦌展示什器・紹介ツールなどの整備
🦌原皮およびレザー、製品の輸送費
🦌富士山麓でのワークショップ開催に向けた準備費用
に活用し、活動を継続的に広げるための土台づくりに充てていきます。
残りの日々も、プロジェクトの想いや取り組みを心を込めて届けてまいります。
引き続き見守っていただけたら嬉しいです。
そしてもしよろしければ、最後の一押しの応援もいただけますと大変励みになります。
自己紹介
私たち「P’s(ピース)」は、東京都内のインキュベーション施設を拠点に活動する家族経営(夫、妻、息子)の小さなレザーブランドです。事業の原点は、豚革=ピッグレザーを使ったハンドメイドクラフトにありました。豚革は日本で唯一自給できるレザーでありながら、一般的には知名度が低く、食肉の副産物として十分に活用されていない現状があります。私たちはこの素材の魅力を伝えたいと考え、名刺入れやキーケース、トレーなどの製品づくり、ワークショップやオーダーメイド対応を通じて展開してきました。
私たちは創業当初から、「やさしい革=RUSSETY」を掲げ、環境に配慮した豚革の鞣しをおこなう東京下町の山口産業株式会社(以下、山口産業)さまから素材を購入し、製品を制作してきました。そしてそこで、同社が進める MATAGIプロジェクト を通じて、害獣となるシカやイノシシなどの野生動物の皮を利活用する「ジビエレザー」の現状や課題を知りました。資源の有効活用と地域課題の解決を両立するその取り組みに大きな刺激を受け、私たちもまた「革を無駄にしないものづくり」を進めていきたいと考えています。
このプロジェクトで実現したいこと
害獣被害対策の目的で駆除されたシカやイノシシの皮を活かし、命の副産物に新しい価値を与える循環の仕組みを形にすることを目指します。富士山ジビエセンターDEARDEER(以下、富士山ジビエセンター)さまから原皮を買い取り、山口産業の環境にやさしい鞣しによってジビエレザーへと再生し、P’sがプロダクトとして仕上げ、富士山ジビエセンターの店頭で消費者に届ける。この一連の流れを確立することにより、命を大切にする視点を暮らしに根づかせ、地域や次世代に伝えていきたいと考えます。

プロジェクト立ち上げの背景
シカやイノシシは農作物への被害が深刻化し、害獣として年間多数が捕獲されています。しかし、その皮の多くは利用されることなく廃棄され、処分費用や環境負荷を生んでいるのが現状です。私たちは、この「命の副産物が活かされないこと」に強い課題意識を持ちました。
P’s代表者の夫は会社員時代、OEM企業で豚革製品の開発に携わるなかで、副産物である革が十分に価値を与えられないまま扱われている現実を目の当たりにしました。妻は農業・食の分野で食品残渣や資源循環の課題に関わり、「人間の都合で奪った命を隈なく活かす必要性」を感じてきました。息子は次世代の立場から、持続可能性を自らの世代にどう伝えていくかを問題意識としています。
こうした経験を持つ私たちが出会ったのが、東京下町で植物タンニン鞣しの技術を守る山口産業と、ジビエ加工食品の提供を通じて野生鳥獣の命を循環させる拠点・富士山ジビエセンターDEARDEERでした。この出会いをきっかけに、ジビエレザーを通じて命の副産物に新しい価値を与える仕組みを立ち上げるに至りました。

現在の準備状況
8月には富士山ジビエセンターから鹿の原皮3枚を譲り受け、東京下町の山口産業に鞣しを依頼しました。9月初旬には鞣しを終えたジビエレザーを受け取り、同月中旬に富士山ジビエセンターを訪問し、完成したサンプル革をもとに「どのような商品が施設にふさわしいか」を現場で打合せしました。10月には試作品を完成させ、センターで確認を受けて商品化を決定する予定です。その後、12月には量産体制の準備と販促活動を進め、翌年1月から富士山ジビエセンター店頭で販売を開始する計画です。サンプルづくりから量産・販売までのプロセスを段階的に進めることで、確実にプロジェクトを形にしていきます。
リターンについて
今回のリターンはすべて、富士山の麓で駆除された鹿の皮から生まれたジビエレザー製品です。廃棄されるはずだった命に再び息吹を与え、日常やアウトドアのシーンに寄り添うアイテムとして形にしました。
手にするのは、革の温もりを感じるコースターやカップスリーブ、暮らしの相棒となるコードホルダ―や鍋つかみ、そしてテーブルやキャンプサイトを彩るトレイ。どれも「いただいた命を無駄にしない」という想いを込め、ひとつひとつ丁寧に仕上げます。
色はネイビー、キャメル、ナチュラルの3色展開。特にナチュラルは染色を施さず、鹿革そのものの自然な表情を残しました。ひとつとして同じものはなく、まさに世界に一つだけの逸品です。
この製品を使うたびに、富士山の自然、守られるべき命、そしてつながる循環の物語を感じていただけることを願っています。
※11月24日より新たに、鹿モチーフのキーホルダーを追加しました!!


スケジュール
2025年10月 展開商品の決定
2025年12月8日 クラウドファンディング終了
2025年12月下旬 試作品確認・量産準備
2026年1月 製品量産・販促活動
2026年2月 リターン品製作・発送開始
最後に
私たちが取り組むジビエレザーは、ただの革製品づくりではありません。富士山の麓で駆除され、これまで廃棄されてきた鹿の皮を、伝統の鞣し技術によって甦らせ、新しい命として暮らしの中に活かす挑戦です。そこには「いただいた命を無駄にしない」という願いと、地域の資源や技術を未来につなぎたいという思いが込められています。 このプロジェクトを通じて、自然と人、食とものづくりを循環で結ぶ新しいモデルを実現したいと考えています。私たちの手で形にしたジビエレザーの製品を、ぜひ手に取っていただき、その背景にある物語を共有していただけたら幸いです。 皆さまのご支援が、この挑戦を大きく前へ進める力になります。どうか共に、この循環をつくりあげていきましょう。
最新の活動報告
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ネクストゴール達成!残り期間も走り抜きます!!
2025/11/30 20:21こんにちは、P’s Leather Craftです。おかげさまで、 ネクストゴール(50万円)を公開19日目で到達することができました。ここまで来られたのは、応援してくださった皆さま一人ひとりのおかげです。 心より感謝申し上げます。そして現在、数量限定の追加リターン「鹿モチーフキーホルダー」 の制作を進めています。仕上がりを楽しみにしていてくださいね。クラファンもいよいよ残りわずかとなりました。最後までしっかりこの取り組みを届けられるよう、頑張ります。どうか引き続きの応援をよろしくお願いいたします。 もっと見る
富士山ジビエセンターDEARDEERさんを訪問しました
2025/11/26 19:06こんにちは、P’s Leather Craftです。先日の三連休の中日、このプロジェクトのパートナーである【 富士山ジビエセンター DEARDEER 】さんとの打合せのため、山梨県富士吉田市を訪れました。DEARDEERさんのホームページでも私たちの取り組みをご紹介くださり、とても励みになっています。https://mtfuji-deardeer.com/富士山はこの日も雲をまといながら、美しい姿で迎えてくれました。 到着しました。DEARDEERさんは 「道の駅 富士吉田」 の斜向かいにあり、すぐ近くには 富士山レーダードーム館、オートキャンプ場、ドッグラン などが並び、観光客で賑わうエリアです。とってもおしゃれなDEARDEERさんの外観。富士山麓の森の景色を眺めながら、鹿肉バーガーやホットドック、山梨のご当地メニューを楽しむことができます。店内も多くの方でにぎわっています。少し外で深呼吸して待つことに。富士山麓の澄んだ空気は、何度訪れても気持ちが整います。今回は、DEARDEERの水越さん・古屋さんと、展開するアイテムの最終調整を行いました。 サンプルの仕上がりをとても喜んでくださいました。そのあと展示場所やレイアウト、今後のスケジュールについても具体的に話し合うことができました。少しずつですが、みなさまの温かい応援のおかげで、プロジェクトが確実に前へ進んでいます。これからもこのプロジェクト実現に向けての活動を随時お知らせしてまいります!!引き続き応援くださいましたら嬉しいです。 もっと見る
製作の様子をお届けします!
2025/11/22 19:09こんにちは、P’s Leather Craftです。 今回は、近日追加予定の新リターン「鹿のキーホルダー」の製作風景をお届けします。まずはキーホルダーに使う革を、必要なサイズに正確にカットしていきます。 他の返礼品と同時進行のため、無駄の出ないよう慎重に採寸して進めます。 次に、革の裏面同士を貼り合わせる工程。 接着することで「両面が表革」の仕立てになり、仕上がりの質感がぐっと良くなります。しっかり密着したら、いよいよ鹿の型抜き! 専用の型で抜くと、かわいらしい“鹿のシルエット”が現れました。 この瞬間がとてもワクワクします。貼り合わせたあとに行うのが、「コバ仕上げ」です。 革の切断面に専用の処理を施し、なめらかに整えることで、製品全体の印象がぐっと引き締まり、高級感のある仕上がりになります。レザーアイテムづくりの中でも、職人の丁寧さが表れる工程の一つです。コバが整ったら、 最後に金具を取り付けてキーホルダーの完成!サンプルでは2種類の金具を試しましたが、 最終的には ナチュラルカラーの鹿に使用している金具(写真のうち左側)に統一 することにしました。今回の返礼品は、富士山麓の鹿の“いのちの副産物”を日常で持ち歩ける、小さなジビエレザーアイテムです。 追加リターンとして近日公開予定ですので、どうぞお楽しみに!引き続きプロジェクトの応援を、よろしくお願いいたします。 もっと見る










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