
チョイレのクラウドファンディング、募集終了まで残り4日となりました。
本日は、よく驚かれるポイントでもある「なぜ、ここまで小さくしたのか?」その開発ストーリーをお伝えします。
■なぜ“コンパクトさ”にこだわったのか
非常用トイレが備蓄されにくい理由。それは、意外とシンプルです。
「場所を取るから」
被災地や自治体の防災倉庫、そして一般家庭でも、置き場所がない、かさばるといった理由で、結局、後回しになりがち。こうした声を、私たちは何度も耳にしてきました。
「必要なのはわかっている。でも、置けない…」
この現実を変えなければ、トイレ問題はいつまでも解決しない。そう考え、チョイレは“世界最小クラス”を目標にした開発をスタートしました。
■非常時だって、安心して座れるトイレをつくる
実は、そもそも一般家庭用の簡易トイレは、「ビニール袋と凝固剤のみ」を、家庭の一般トイレにかぶせて使用する想定のものなどが主流です。
でも「緊急時にビニールを取り付けることが、そもそも出来ないかもしれない」…
そして、元々非常食を開発していた私たちは、食と同じように「安心感」「心地よさ」を求めたいという強い思いがありました。だから、一般的な簡易トイレとは『逆転の発想』からはじまりました。

■サイズから“逆算”する設計という発想
一般的には「使いやすい形、仕様を作ってから、サイズを調整する」という流れが多くなります。しかし、チョイレは真逆でした。
「まず、収納サイズを決める」
・棚に入るか
・避難リュックに入るか
・車に積みっぱなしにできるか
ここを起点に、組み立て後の形・高さ・強度を逆算していきました。

■20回以上の試作、そのほとんどが“やり直し”
理想は収納棚に入りやすい大きさ。一見すると、「本当にこれで、大人が使えるようなトイレになるの?」と思われるサイズ感です。
このサイズに収めながら、
・安心して座れる強度
・便座としての安定感
・実際に使える高さ
これらをすべて満たす必要がありました。
試作は、20回以上。多くは、強度が足りない、高さが低すぎる、組み立てに手間がかかる…といった理由で却下。
「小さくしたい」と「使えるものにしたい」そのせめぎ合いの連続でした。
■“小さい=弱い”ではないという証明
最終的に完成したチョイレは、
組み立て前:33.8 × 30 × 6.6cm
組み立て後:30×22.5×32㎝
重量:約850g
高強度のK6(ケーロク)段ボールを使用し、自社テストでは縦方向の耐荷重1トンを確認しています。
「小さいから不安」そう感じる方にこそ、実際の強度と設計思想を知っていただきたいと思っています。

■なぜ、ここまで小さくする必要があったのか
理由はひとつです。
「備えてもらえなければ、意味がないから」
どれだけ良い機能があっても、どれだけ安全でも、家に無ければ使えません。
チョイレは、備えるハードルを下げる。しまい込まず、身近に置ける。“気づいたら備わっている”状態を作る。
そのために、このサイズにたどり着きました。
防災を難しく考える必要はありません。
置いておけるか、続けて備えられるか。
チョイレは、その最初の一歩を超えるためのサイズです。
募集終了まで、残り4日。
引き続き、応援をどうぞよろしくお願いいたします。



