
さまざまな形で寺子屋みなてらすに関わってくださっている方のメッセージを繋ぐ #寺子屋ムーブメントバトンリレー
最終日前日の今日は、私たちNPO法人寺子屋みなてらす理事長の三宅祐也のメッセージをお届けします。
ぜひ、最後までお読みください。

あなたにとっての寺子屋が見てみたい!
寺子屋みなてらすの実施するクラウドファンディング「寺子屋ムーブメントを江東区から全国へ!!」も、残すところあと1日となりました。これまでご支援いただきました全ての方に感謝申し上げます。
特定非営利活動法人 寺子屋みなてらす 理事長の三宅祐也です。
今回は、これまで語ることの少なかった、私の思う寺子屋みなてらすに関することの全てを書きたいと思います。全て読んで頂けると嬉しいです。
「寺子屋が必要なのは、僕だったんだ」
そんなことを思ったのは、つい最近のことでした。
ーーー2019年10月29日、「学習支援」という単語を生まれて初めて覚えた私は、すぐに渡邊和樹(共同創業者)に連絡を取りました。その日から、今日まで、私は自分の人生そのものとも言える活動の中にいます。
学習支援、子ども、教育、・・・専門的なことはわからないけど、こうしよう!
そんな、目先のことすらも曖昧な中を、5年間歩んできたように思います。
寺子屋みなてらすは2020年の春に立ち上がり、まもなく6年になろうとしています。子どもたちは40名以上、仲間であるボランティアさんの数は200名を超えるまでになっています。
そんな未来を、当然作りたかったです。でも、リアルに想像するなんてこと、最近までできませんでした。
自分の器や人格とは裏腹に、どんどん大きくなっていく寺子屋みなてらすに、ついていくのが必死だった、と言えば聞こえはいいですが、場当たりの連続で進んできた期間も多かったように思い出されます。
そんな折に、設立5周年イベントの話が持ち上がりました。5年を契機に、きちんと振り返り、そして前に進んでいく時間にしたいと思いました。
関係者全員招待?子どもも招待?ワークショップ?グループワーク?
いろんな話が出てくる中で、まず決めたのは、私と和樹2人で全て進めようと思いました。理由はシンプルで、みんなに感謝したいからでした。
ボランティアさん全員にお声かけして、寺子屋みなてらすで日々子どもたちと時間をともにしているメンバーだけの空間を作り、丸一日かけて5年間を丁寧に振り返り、そしてこれからの未来を語りました。
中身と言えば、前半和樹が5年間を語り、後半私がこれからを語る。ただそれだけのプログラムでした。
ひたすらに語りかけました。リーダーとして、目の前の現実から逃げず、仲間全員の旗印となり、前向きで地に足がついた未来を!人生最大の集中をもって、1時間近く語りました。
話の後半、目の前の光景とその場の空間が、明らかに変わって見えました。私の話を聞いて、みんなが輝いて見える・・・のではなく、もっと違うものでした。
途端に私の身体が軽く感じられ、頭の中のモヤモヤや不安、ネガティブな気持ちが、すーっと抜けていったようでした。考えてもなかった言葉がどんどん溢れてくる。もうそろそろ時間だから止めないといけないのに、まだ話したい。もっと頑張って、みんなのリーダーになりたい。みんなに助けてほしい。やりたいこと、全部をやりたい。
そんな気持ちになりながら、集まった50人の顔を見て、和樹の顔を見て、ようやく気がつきました。
ー寺子屋が必要なのは、僕だったんだ。
・・・
昨今の教育環境、子どもの生育環境は非常に複雑です。これまでの社会基盤が大きく変化し、情報が溢れ、子どもを取り巻く環境は私たちが認識するよりも遥かに劇的に変わっています。
生きづらさを抱える子どもは珍しくなくなり、学校も保護者も周囲の大人も、全員頑張っているけど、課題は日増しに山積しているように思います。
だからこそ、「寺子屋」が必要なんです。
誰に学ぶ、どこで学ぶ、といったことも大切なことかもしれないです。だけど、今日が辛くて、明日もきっと辛くて、その先は見えなくて、そんな世界の中で、子どもも大人も立ち尽くしているんです。
寺子屋は、誰といて、どんな話をして、どんな気持ちになって、それらを時間をかけて気づいていくプロセスそのものなんです。
読み書き算盤と言われてきたように、手段だけを見れば、難しいことはしていないのかもしれません。
だから寺子屋がいいんです。
手段の先に、どんなやり取りや営みがあるのかを見ることができます。手段の先には何があるのかと言えば、「寄り添う」ことだけなんです。寄り添うことが、一番簡単なことであり、最高難度なことであり、唯一の本質です。寄り添うことから始まり、寄り添うことまでが、寺子屋でできる全てのことです。
正解を教えるんじゃない、道を指し示すんじゃない、ただ、横にいて、目の前の子どもの全てを受け入れ、そこに居ることを全肯定します。
そんな場を、プロセスを、仲間と作りたい、そして、子どもたちを、・・・・と思って、信じてきました。
自分は、そんな寺子屋を作ってきた、仲間と動かしてきたと自負していましたが、どうやら少し違いました。
・・・
5周年イベントで集まった仲間の顔を見て、和樹の顔を見て、ようやく気がつきました。5年もかかりました。
いつも横にいて、目の前の「僕」の全てを受け入れ、そこに居ることを全肯定してくれていました。みんな、半人前のリーダーをいつも叱咤激励し、信じてくれました。
やりたいことを、やらせてくれました。できそうにない時は、助けてくれました。
年齢、性別、職業、みんなバラバラです。そんなみんなが、いつも寄り添ってくれました。
だから、僕は、その先、やりたいことがたくさん見つかりました。踏み出すことが、怖く無くなってきました。みんながいてくれるから。
「寺子屋が必要なのは、僕だったんだ。」
当時26歳、都会の片隅で、何者かになろうと、もがいていた若者に、和樹が、仲間が、手を差し伸べ続けてくれていたんだと思いました。そう思えた時、仲間に語りかけるのを止め、マイクを置き、話し終えました。もう、頑張って伝えなくても大丈夫だから。伝わってても、伝わってなくても、僕は、ここにいていいんだから。
・・・
一つ、信じたいなと思うのは、そんな、僕のような体験は、珍しくなく、仲間たちも感じているんじゃないかな。感じてくれていたらいいな。
子どもたちも、感じてくれていたらいいな。
感じてなくても、今そこにいてくれるから、いいな。
・・・
「寺子屋」それは、人が人に寄り添うために、寄り添ってくれる場所であり装置でありプロセスなのかもしれません。
今ここまで読んでくださった、あなたの地域にも生活にも、寺子屋があり、全国津々浦々に寺子屋がある未来を信じ続けます。
みんなで、寺子屋ムーブメントを起こしましょう!
最後のバトンは、このプロジェクトリーダーの 渡邊 和樹 に渡します!かっこよく、自分らしく決めてくれ!
#寺子屋みなてらす#寺子屋みなてらすバトンリレー




