●「広島地区BBS会」から自己紹介
●BBS活動の核「ともだち活動」について
●更生保護マスコットキャラクターも悪いことばかりする「非行ペンギン」でした
●非行少年だった高坂氏との縁で始まったカレンダープロジェクト
・高坂氏の経歴等
・高坂氏からのメッセージ
●在院生・出院生の"生の言葉"をカレンダーに
●現在の状況・予定
●資金の使い道
●最後に「彼らも地域の一員であること」
はじめまして。広島地区BBS会です。
私たちは、非行など様々な問題を抱える子どもたちと、お兄さんやお姉さんのような身近な存在として接しながら、子どもたちが自分自身で問題を解決し、健全な成長を遂げるために寄り添う青年ボランティアで、法務省保護局の協力団体として活動しています。
「Big Brothers and Sisters Movement」の頭文字から名付けられたこの活動は、
たとえ非行に陥っても、立ち直り、未来へ希望を抱き生きていけるような社会を築こうとする全国的な運動です。
広島地区BBS会には、大学生・高校生、そして社会人など幅広い世代のメンバーが30名ほど所属しています。



私たちは4つの柱を中心に活動しています。
中でも核となるのが 「ともだち活動」です 。
非行歴のある少年や、生きづらさを抱えた若者と“ともだち”として一定期間、個別的に関わり、学習・スポーツ・日常の会話などを通じて、立ち直りや再チャレンジを支えています。
広島地区の「ともだち活動」では法務省広島保護観察所や広島市児童相談所、広島弁護士会、少年サポートセンター等からの依頼を受けて、それぞれの会員が依頼を受けた子どもたちと食事やショッピングをしたり、将来の進路に向け学習支援を行ったりしています。
依頼を受けることで始まる作られた関係性ですが、そこに上下はなく、あくまで対等な「ともだち」として背中を押していきます。
彼らがもう一度歩き出すためには、「となりで信じてくれる誰か」の存在が欠かせません。
BBSは、その“そっと寄り添う誰か”であり続けたいと願っています。



「夢は、世界中の再非行・再犯を減らすこと。」
そう語るのは、かつて自身も少年院を経験し、現在は支援者として活動する 高坂朝人さん(NPO法人再非行防止サポートセンター愛知 理事長) です。
高坂さんは、愛知県で「俺たちの日めくりカレンダー」プロジェクトを立ち上げ、在院者・出院者の言葉をカレンダーとして形にしてきました。
しんどい時や、前を向くことが難しい時でも、いつでもそばに置いて見られるように。
そんな願いを込めて作られたカレンダーです。
このような取り組みを出身地である広島の少年たちとも実現したいと考え、私たち広島地区BBS会にお声掛けいただいたことが、このプロジェクトの出発点です。
その後、中国矯正管区、広島少年院、貴船原少女苑のご協力を得て、2025年4月頃から本プロジェクトが動き始めました。


14歳(中学1年)非行少年となり、暴走族、暴力団準構成員に。
17歳 両腕・両胸に刺青を入れる。
23歳までの間に、少年鑑別所3回、少年院2回、拘置所1回入所、逮捕歴15回。
23歳 妻が妊娠をしたことを機に、広島から名古屋に引っ越し、暴力団との縁を切った。
31歳(2014年) NPO法人再非行防止サポートセンター愛知を立ち上げ、非行少年の支援するための取組を行う。
32歳(2015年) 自立準備ホーム開所。さまざまな事情で親元に住むことのできない保護観察中の少年・少女に対する、住まいの支援を行う。かかわった非行少年・少女は140名を超える。
35歳(2018年) KOSE株式会社設立。罪を犯し、かつ障害のある青少年を、障害福祉サービスを活用して支援。また、名古屋市守山区にて、グループホーム(2018年~)、就労継続支援B型事業所(2020年~)を運営。
全国再非行防止ネットワーク協議会を、広島のNPO法人食べて語ろう会、大阪のNPO法人チェンジングライフと設立。県域を越えて非行少年をサポートする体制を整える。法務省矯正局・保護局との意見交換会を開催し、全国の少年院や自立準備ホーム向けのアンケートの実施と調査結果のまとめを行う。
38歳(2022年4月) 一般社団法人日本自立準備ホーム協議会設立。
表彰:社会貢献支援財団、守屋賞、作田明賞等。
講演・スピーチ:第3回世界保護観察会議、内閣府青少年問題調査研究会、BBS運動発足70周年記念式典、京都コングレス(第14回国連犯罪防止刑事司法会議)ユースフォーラム等。
マスコミ:NHK目撃!日本列島、朝日新聞フロントランナー、オピニオン&フォーラム等。

スマホの電波が届かない場所での登山では、コンパスは必須アイテムなのかもしれない。
アイテムというよりは、命綱。
少年院で生活している少年たちは、万国共通の人生のコンパスがあれば、
社会復帰後に迷子にならないかと考えると、腑に落ちない。
一人ひとり、同じところや、似たところはあっても、異なるところもあるから。
僕自身、少年院に入ったことのある非行少年だった。
少年院での生活中も、社会復帰後も、道を間違えて、他人も自分も不幸にさせてしまう道に進んでいた。
気づいたら、再犯をしなくなって18年が経つ。
道を間違えないコンパスを身につけたのだろうか。
完璧なコンパスは、少年院在院中に手に入れることはできないかもしれないけど、
少年院での1日1日の生活は、その後の長い人生の礎になるので大切な時間。
少年院で生活している少年たちが、毎日と向き合うための日めくりカレンダーは、
命綱とまでは言わないけど、
必須アイテムだと信じている。
NPO法人再非行防止サポートセンター愛知
理事長 高坂 朝人

”あの日誓った”カレンダーは
●広島少年院在院生による出院後の自分に向けた直筆メッセージ
●出院者による少年院にいた頃の自分にかける言葉
●貴船原少女苑在院生によるメッセージに合わせたイラスト
で構成されます。
このカレンダーにつづられるのは、決して飾られた名言ではありません。
過去に悩み、迷い、苦しみながらも、少しずつ前を向き、再び立ち上がろうとしている少年たちの”生の言葉”です。
そこで、彼ら一人ひとりの気持ちや言葉がそのまま伝わるよう、できる限り本人の筆跡のまま掲載することにしました。
また、”あの日誓った”カレンダーというタイトルは、少年院で過ごす彼らに考えてもらったものです。

2025年12月9日 広島少年院にてグループワーク 手書きのメッセージ完成

社会復帰を間近にひかえた1級生(※)16名と広島地区BBS会員6名、NPO法人再非行防止サポートセンター愛知 理事長 高坂朝人氏、中国矯正管区の職員さん参加。同日、貴船原少女苑の職員さんとイラストについて打ち合わせを行い、広島少年院・貴船原少女苑在院生にカレンダーの名前を決めるアンケートを配布しました。
2025年12月中旬 カレンダーの名前が「"あの日誓った"カレンダー」に決定!
2026年1月上旬 クラウドファンディング開始
2026年1月16日 中国矯正管区・広島少年院・貴船原少女苑とデザインについて打ち合せ
2026年1月下旬 カレンダー入稿
2026年2月 カレンダー完成・600部印刷
2026年3月下旬 広島少年院・貴船原少女苑へカレンダーを届けに行きます!
2026年4月 支援者のみなさんにカレンダー等返礼品頒布
※少年院は、家庭裁判所の決定により送致された法務省所管の施設です。
おおむね12歳から20歳までの少年が更生と社会復帰を目指して収容されており、
彼らは生活指導や職業訓練、義務教育や高等学校へ進学するための教科指導などを受けています。
自分の問題改善への意欲喚起を図る三級生として入院し、問題改善を具体的に考える二級を経て、社会生活への移行段階である一級を終え、少年たちは地域に復帰します。
入院期間は平均11か月。
皆さまからいただいたご支援は、大切に以下の用途に使わせていただきます。
●カレンダー印刷費(600部):360,000円
●返礼品調達費(カレンダー以外):250,000円
●発送費:140,000円
●交通費:50,000円
●合計:800,000円
※目標金額に満たない場合、広島地区BBS会で負担します。
また、目標金額を超えた場合は、広島地区BBS会運用資金に充てさせていただきます。
誰もが未来を切り拓く力を持っていて、
やり直すのに遅すぎるということは決してありません。 このカレンダーに綴られた言葉は、「誰かの人生を支える言葉の集まり」であり、
同時に「自分を信じるための材料」です。
そこには「未来を良くしたい」と願う若者の想いがつまっています。
非行歴のある若者はしばしば社会から厳しい目を向けられ、自分の価値を見失いがちです。
過去を引きずり、将来を諦めることも少なくありません。
しかし、その心の奥には、「やり直したい」という強い願いが確かに存在しています。
ただ、その一歩を踏み出せるかどうかは、「信じてくれる誰か」との出会いにかかっています。
社会からは「やり直す価値があるのか?」と疑われることもありますが、私たちは信じています。
偏見や無関心を乗り越え、「やり直す人を受け入れる社会」を一緒に育てたい。
その思いこそが、このプロジェクトの原点です。
彼らは地域の一員であり、出院後は必ずどこかの地域に帰ってきます。
そして私たちと同じように社会の中で生きていきます。
あなたの周りにも、必死で立ち直ろうと努力している若者がいるかもしれません。
私たちは広島から、安心して立ち直れる社会を築いていきます。
どうかあなたの応援で、この挑戦を一緒に育ててください。
よろしくお願いします!













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