今週は、いよいよBrewhouse、FV、BBTなど醸造設備の搬入予定日。翌日に備えて早めに休んでいたその夜、突然ドン、と大きな揺れが走りました。テレビをつけると北海道・岩手沿岸に震度4の地震、そして津波注意報。「よりによって、なぜこのタイミングで…」設備は無事に届くのだろうか。なかなか眠れない夜でした。翌朝、津波注意報は無事に解除。閉ざされていた防潮堤の門も開き、いつも通りの朝が戻ってきました。ブルワリーの様子が気になり早く出勤すると、駐車場には大きなトレーラーが!「こんな日に本当に来てくれたんだ…」どこか運命めいたものを感じる瞬間でした。幸いにも工事中のブルワリーとタップルームに影響はありませんでした。前日入りしていた今回醸造設備をお願いしたスペントグレインさん、サポートの小片鉄工さんのメンバーと合流し、いよいよ搬入開始。スペントグレインさんは国内導入実績が豊富で、ブルワー経験者が多いプロフェッショナル集団。慣れた手つきで荷ほどきを進め、次々と設備がブルワリーの中へ。がらんとした空間が、一気に“ブルワリーの姿”へと立ち上がっていきます。Brewhouseも無事に組み上がりました。一般的には左からMLT(糖化)、KWT(煮沸)、HTL(湯沸)の並びが多いのですが、今回はダクト位置・動線を踏まえて 左からKWT → MLT → HTL というレイアウトに。これも「現場で最も効率よく、美味しいビールを造るため」の選択です。ロゴ入りのマンホールも存在感ばっちり。発酵タンクたち。天井高の関係で少しずんぐりむっくりしていて愛らしいスタイルです笑どんなビールを醸そうかと今からワクワクします。設備のセットアップにはまだ時間が掛かりそうで、ここから電気、ボイラー、水道の配線をして、来月から試運転ができる状態にる予定です!搬入と設置にご尽力いただいた スペントグレインさん、小片鉄工さん、本当にありがとうございました!あの日の揺れを越えて、こうして設備が無事に届き、形になったことに胸が熱くなりました!そして、タップルームのオープンも12/27(土)に決定しました!!タップルームと店舗外装の仕上がりの状況については改めてご報告します!引き続きクラウドファンディングのご支援とシェア拡散の応援をお願いいたします!






