未来を育む場所:伊勢志摩 子どもの城プロジェクト

2026年夏、三重県志摩市にある離島・間崎島に「伊勢志摩 子どもの城」をオープンさせたい! 子どもの城は、海と遊び、魚を捕まえ、命をいただく原体験を通じて、子どもたちが“生きるチカラ”と自然とのつながりを取り戻せる体験テーマパーク。 海と離島の環境保全・地域活性化を英虞湾から発信していきます

現在の支援総額

2,435,000

81%

目標金額は3,000,000円

支援者数

59

募集終了まで残り

8

未来を育む場所:伊勢志摩 子どもの城プロジェクト

現在の支援総額

2,435,000

81%達成

あと 8

目標金額3,000,000

支援者数59

2026年夏、三重県志摩市にある離島・間崎島に「伊勢志摩 子どもの城」をオープンさせたい! 子どもの城は、海と遊び、魚を捕まえ、命をいただく原体験を通じて、子どもたちが“生きるチカラ”と自然とのつながりを取り戻せる体験テーマパーク。 海と離島の環境保全・地域活性化を英虞湾から発信していきます

自己紹介

初めまして、鮨裕・禅「親方」の堀 勇一と申します。

2018年より、伊勢志摩国立公園、間崎島で寿司屋を営んでおります。


初めて英虞湾に訪れた際、美しい自然の景色と豊かな海の幸に魅了され、「この海辺で寿司屋を営んだら、さぞお客様は感動するだろう」と直感し、物件を探し始めました。

偶然、間崎島の民宿が廃業し、そこを借りて寿司屋を始めました。

しかし、英虞湾をよく観ると、かつて真珠で繁栄し衰退した「残されたもの」が放置されていました。これを子どもに残してはいけないのではないか?しかし、私にも残された時間は限りがある。問題を解決するのは子どもたちなのだろう。しかし当事者である私は「未来からのあずかりもの」として解決の糸口を見つけたいと考え、最初のプロジェクト「英虞湾プロジェクト」に取り組みはじめました。

離島の廃墟をアップサイクル

英虞湾プロジェクト

この地域で暮らしていると、自然の豊かさを体感すると同時に、ある問題を考える出来事に遭遇します。

仕入れのため、魚市場に訪れるのですが、そこでは価値のある魚と、そうでない魚が分類され、そうでない魚は「未利用魚」と呼ばれ安値で流通します。捨てられることもあります。

未利用魚の漁獲が多いときは、漁師さんの仕事量は同じでも売り上げは低くなります。

漁獲は自然環境の変化に左右されます。

(地域では、その漁師さんの存続を図るため「未利用魚」に価値をつける活用方法を模索しています。)

一方、都会では、満足に食事をとることのできない子どもがいると聞きました。

「捨てられる魚があるのに、食事のない子どもがいる」

この問題を解決する方法があるのではないかと思い、このプロジェクトを立ち上げました。


このプロジェクトで実現したいこと

三重県志摩市の小さな離島・間崎島に、「子どもたちのための城」が誕生します。

魚を捕まえ、火を起こし、調理して仲間と食べる。

そんな人間の原体験を通じて、子どもたちが 「人は自然に生かされている」 という感覚を取り戻す場所です。

訪れでほしいのは全国の子どもたち(小学生〜中学生)

都市部で自然に触れる機会の少ない子も、経済的に困難な状況にある子も、みんな同じように学び・遊び・食べられる場所に。

「伊勢志摩 子どもの城」は、食を通じて命と自然を学ぶ体験テーマパークです。

                  伊勢志摩子どもの城/間崎島  建築環境提案協力 日比野設計+幼児の城様



プロジェクト立ち上げの背景

なぜ「子どもの城」が必要なのか

現代の子どもたちは、かつて当たり前だった「自然に触れる経験」を失いつつあります。

魚を手づかみで捕まえたことがない、火を自分で起こしたことがない、見慣れた魚の名前すら知らない。都市化や効率化のなかで、子どもたちの世界はますます人工的なものに囲まれてしまいました。

人間の根源的な営みである「食べる」という行為もまた、コンビニやインスタント食品のように“自然の実感”から切り離されています。

しかし本来、食べることは命をいただく行為であり、そこには自然の循環を感じ取る感覚が不可欠です。

人間にとって大切なのは「頭の中の情報」ではなく「身体で感じること」です。

魚を捕まえ、魚をさばき、海や火に触れることでしか得られない学びがある。

それは教科書やインターネットからは決して得られません。

「伊勢志摩 子どもの城」は、この失われつつある自然との接点を子どもたちに取り戻す場所です。

自然の中で遊び、命をいただく体験を通じて、「人は自然に依存して生きている」という感覚を呼び覚まし、未来を生きる力へとつなげていきます。

私たちは「お腹を満たす」だけでなく、「心を満たし、生きる力を育む」場をつくりたいのです。


伊勢志摩に子どもの城をつくる理由

伊勢志摩は古来「御食つ国(みけつくに)」と呼ばれ、朝廷に魚介や海藻を献上してきた土地です。

リアス式海岸の豊かな海は、海女や漁師の営みとともに、日本人の食文化の源を形づくってきました。

つまり伊勢志摩は、

**「日本の食文化の始まりの地」**であり、

自然と食を学ぶ場としてこの上なく象徴的な場所です。

この地域の子どもたちは自然の中で遊び、魚を獲り、年長者と食卓を囲み、おのずと学習する暮らしをしています。

しかし都会では、魚は切り身でスーパーに並び、子どもたちの多くは魚の名前すら知らない状況にあります。

御食つ国が担ってきた「自然と人とのつながりを食を通して学ぶ文化」が消えようとしているのです。

だからこそ私たちは、この地に「子どもの城」をつくります。

魚を獲り、火を起こし、命をいただく体験を通じて、御食つ国が育んできた日本の食文化の精神を、未来の子どもたちに受け継ぐためです。

子どもの城のロケーション(英虞湾間崎島)

伊勢志摩子どもの城が叶えたい3つのこと

① 身体で学ぶ自然体験をしてもらう

魚を捕まえ、魚をさばき、火を起こし、食べる――。

頭で知識を詰め込むのではなく、身体を通じて自然と関わることが学びの出発点です。

子どもたちは遊びのなかで自然の摂理を感じ取り、「生きる力」を育みます。


② 命の循環を体感する食文化教育をする

一匹まるごと魚を料理して食べることは、命に無駄がないことを知る機会です。

魚が「ごちそう」に変わる瞬間を体験することで、子どもたちは食の背景にある自然の循環を学び、持続可能な社会への感覚を身につけます。


③ 学びをつなぐパスポートで成長を見守る

「学びパスポート※」とは体験を記録し、継続して保護者や児童施設に共有する仕組みです。

その場限りの体験ではなく、「学び続ける子ども」を支えるために、地域や社会全体で子どもを見守る仕組みをつくります。

この実現のために、

全国の自治体、寺社など、子ども支援に取り組む団体様に「学びパスポート」の配布をお願いしたいと考えてます。

※学びパスポートの使い方

①子どもたちは 「学びパスポート」 を持って子どもの城提携施設にやってきます。

②パスポートを提示すると、提携施設での支援が受けれたり、体験が記録され、ひとつひとつの経験が「学び」として積み重なっていきます。

  • ③内容はクラウドにも記録され、保護者や児童施設と共有できるようにします。

  • 引っ越しや施設の変更があっても、パスポートで学びが引き継がれ、継続して見守ることを可能にします。

  • ロゴデザイン 日比野設計+幼児の城様

    ①プロフィールを記入する

  • ②体験を記録する③クラウドで共有する 

  • 伊勢志摩子どもの城の使い方

  • 1.個人での参加申し込み  子どもだけでも利用できるようにします

  • 2.小中学校や児童施設との連携での利用 学校の食育授業の補助的体験としての年間利用を提案します

  • 3.企業の福利厚生施設としての利用 お子様のいらっしゃる会社の皆さんにぜひご利用をしてもらいたいです。リターンにも記載します。

  • 4.地域観光施設との連携での利用 志摩市内のホテル滞在と組み合わせ、アクティビティとして利用していただきます


現在の準備状況

✦プロジェクトの開業計画

2025年11月〜

ボランティアさんによる施設の整備が始まっています。

大阪eco動物海洋専門学校生によるボランティア

開墾し、はたけを作ります!

今後は、

〇イカダの上のキャンプ場の建築(現在の釣りイカダをリフォームしたい) 

〇「学びパスポート」の製本(現在の自作パスポートを完成させたい👆)

〇「伊勢志摩子どもの城」の着工(現在は空き地です)

〇「伊勢志摩子どもの城」SHOP開設(現在のSHOPを完成させたい👇①商品開発②実店舗販売網の確保)

伊勢志摩子どもの城SHOP

〇ホームページ作成(現在の自作ホームページを完成させたい👇 ①セキュリティ向上②学びパスポートのクラウド保管機能追加③登録者専用ログインページ実装④子どもの城加入者ログインページ実装)

現在の自作ホーぺージ

〇ボランティアさん募集

〇各学校様へ参加のご案内

〇各児童施設様へ提携のご案内

〇各企業様へ福利厚生施設としての利用のご案内

2026年3月 

竣工「伊勢志摩子どもの城」

2026年7月 

「伊勢志摩子どもの城」開業

その次のphaseへ

👉「子どもの城」参加者を募る 

👉都心部には「子どもステーション」を設置し子ども食堂の機能を

👉全国の子どもが「学びパスポート」を持って、各地の「子どもの城」へ行くことで食育支援を

      

〔伊勢志摩子どもの城/間崎島 施設設備〕

(屋外)イカダの上のキャンプ場/コンポストトイレ(男女別)/シャワー/かまど/炊事場/テラス/桟橋/ファイヤーサークル/鶏小屋/畑/果樹園

(屋内)子ども用キッチン/先生用キッチン/ダイニング


✦プロジェクトの予算概算

解体費 800万円

設計費 800万円

建築費 2500万円

外構工事費 600万円

仮設工事及び海上輸送費 300万円 

内装什器備品費 400万円

 製本費(デザイン、印刷) 20万円

ホームページ作成費 30万円

営業活動費(PV制作含む) 250万円

合計 5700万円

今回ご支援いただきたい費用は、立ち上げのための営業活動費およびホームページ作成費(現在は自作のものです)と学びパスポートの製本費の300万円です。

その資料をもとに完成を目指す計画です。どうぞよろしくお願いします。


リターンについて

本プロジェクトは2つの方法で応援いただけます。

1.伊勢志摩子どもの城の体験コース

イカダキャンプ場を親子で体験していただきます。

5,000円〜

2.純粋に応援コース

お礼のメール

1,000円~

完成したWEBぺージにお名前

10,000円~

完成したお城にお名前

100,000円

3.他、伊勢志摩から遠方の方向けに、すし店のお食事券、未利用魚の干物なとをご用意します。


最後に

私、堀 勇一の寿司職人人生の最後の仕事に「自然の恵みに感謝し、自然とともに生きるチカラを子どもに伝えたい。」

それが、「伊勢志摩子どもの城」 です。


このプロジェクトのご支援をどうかよろしくお願いします。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 今回ご支援いただきたい費用は、ホームページ作成費と製本費、営業活動費の300万円です。

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 英虞湾の穏やかで豊かな海で育つアコヤ貝から生まれる真珠。ひとつひとつが大切に育てられたはずなのです。実はこの真珠、ある家の引き出しに残されてました。ビニール袋に入って、ビニールには「クズ」と記されてました。当時、真珠オークションでは弾かれていた「バロック」だったのです。「残されたモノは未来からの預かりモノ」その信念に基づき、真珠を拾い集め、アーティストに依頼してネックレスにしました。アーティストは言いました。「この命、よみがえるよ」一粒一粒がむすばれたネックレスは、誓いの証になりました。 もっと見る
  • セルフビルド子どもの城の敷地に、果樹園、じゃがいも畑、ニワトリ小屋をセルフビルドします。そのエリアを開墾!市内のボランティアチームさんとスタッフの協力で、潰れた家屋を撤去してます。チームドルフィン捨てられた漁具が山積み漁網やカゴはどうしようか思案してます。こんな未来予想です。クラウドファンディングはあと2週間です。どうか拡散をお願い致します。 もっと見る
  • リターンの追加!

    2025/12/09 12:12
    皆様ご支援ありがとうございます!あと18日となりましたが、リターンを追加します!かねてより、子どもの城の敷地に果樹を植えたいと思ってました。いちじくやミカンなど、もいで食べれる木を植えようと計画しているので、その樹木に支援者のネームプレートを掲げたいな、と思いリターンに加えました。もうひとつは、子ども支援のための施設を借りることになったのですが、その内装に、支援頂いた方々の名前入りのポスターを掲示しようと思いました!そして、その施設で作る「干物」。仲間の漁師さんに分けてもらう魚を干物にしてリターンにします!あと18日、どうか、拡散をお願いします! もっと見る

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