【純粋ブランデーハイボール缶「ブラボー」】
今回、私たちが実現したいのは、「純粋ブランデーハイボール缶」です。
目標達成の暁には、リターンとしてご支援いただいた方々に一番にお届けいたします。
熟成の贅沢をもっと身近に。
「ブラボー」は、
・蔵で大切に貯蔵している、洪水被災を乗り越えた18年熟成樽のブランデー原酒を使用。
・熟成原酒の風味・香りを感じる、余計な混ぜ物無しの純粋ブランデーハイボール。
・身近で、保存性の高いボトル缶仕様。
「希少なブランデーをもっと身近に愉しんで欲しい」という思いを持つ
若き蔵人 濵木の挑戦です。
ぜひ応援のほど、よろしくお願いいたします。
【自己紹介】
兵庫・丹波の地で、175年にわたり酒造りを続けてきた西山酒造場。
四季折々の自然に囲まれながら、日本酒「小鼓」や丹波の恵みを活かした蒸留酒・リキュールを手がけています。

2014年の豪雨災害では、多くの方々の温かな支えにより復興を果たし、酒造りを続けることができました。
その感謝の気持ちを胸に、2024年には明治期の酒蔵を改装した施設「鼓傳(こでん)」を開業。発酵文化と芸術を通して、丹波の魅力を未来へとつなぐ活動を続けています。

【プロジェクトの目的と背景】
仕事終わりの一杯に、少しだけ贅沢を。丹波の蔵で18年熟成させた原酒をブレンドした、日本初の“純粋ブランデーハイボール缶”──その名も「ブラボー」。
このプロジェクトのきっかけは、若手蔵人の想いと、洪水被災を乗り超え18年熟成のブランデー原酒の存在です。
2014年の豪雨・洪水被災では多くのお酒が失われる中、丹波初のブランデーの生みの親・織田が手がけた最初期の原酒樽は奇跡的に生き残っていました。この「奇跡の樽原酒」は今に至る18年間、静かに熟成を重ねています。
織田の意志を引き継いだ若き蔵人・濵木はこの「奇跡の樽原酒」に感動。
この希少な原酒を少しずつブレンドしたブランデーでコンペティションに出品するなど、挑戦を始めました。その中で育んだ、「この樽に込められた奇跡の時間を、多くの人に届けたい」という思い。
しかし、被災を免れた原酒はごくわずかです。
そのままでは、本当に限られた人にしか届けられない。
そこで濵木が考えたのは、
自らが手がけた1年熟成ほどの若いブランデーに、18年熟成の奇跡の原酒を丁寧にブレンドし、高価で敷居の高い熟成ブランデーを、たくさんの人が楽しめる「日常で気軽に楽しめるハイボール缶」にするという新しい挑戦です。

醸造アルコールや糖類などを一切加えず、ブランデーそのものの香りと余韻を楽しめる、純粋で贅沢な一杯。
まだ語られることの少ないジャパニーズブランデーの奥深さを、手軽に味わえる一杯で広めたい。いつものハイボールとはひと味違う、「大人の楽しみ」をぜひ手に取ってください。
【日本初の“純粋”ブランデーハイボール缶「ブラボー」】
「ブラボー」は香料も甘味料も使わず、素材だけで勝負する一杯。自蔵蒸留のクラフトブランデーに、酒造りに使う超軟水、炭酸のみで仕上げました。18年熟成の原酒ブレンドで奏でる、ぶどうの香りとオーク樽の深い余韻。いつものハイボールの延長ではない、新しい一杯を体験してください。

【TWSC2025金賞受賞の熟成ブランデー原酒】
ブラボーに使われる原酒は、2025年の東京ウイスキー&スピリッツコンペティションで金賞を受賞した一本にも使った熟成ブランデーです。298名の専門家によるブラインド審査を経て選ばれた、確かな品質の一本。国産ブランデーとしては最高賞となったこの受賞が、「ブラボー」を開発する後押しになりました。ジャパニーズブランデーとして高い評価を受けたこの原酒が、国産蒸留酒の新たな可能性を拓いていきます。

【グラッパとの出会いから始まったブランデー造り】
1999年、西山酒造場の西山裕三はイタリアで、ボッテガ社の華やかなボトルに包まれたグラッパと出会います。その美しさ、そして食文化に根ざした芳醇な味わいに心を奪われ、「日本にも、こんな特別な酒を」との想いが芽生えました。

そこから始まった挑戦は、未知の蒸留器を前にした手探りの試行錯誤。蔵人・織田敦は現地に赴き、言葉を超えて技術を学び、縁を紡ぎながら蒸留に挑みました。現地グラッパの原料であるワインの搾り粕だけでは生まれない味を求め、果皮や果実、多様な品種を蒸留し続けた日々。その積み重ねが、和の感性に寄り添う香りと深みを持つ、丹波のブランデー「タンブランディー」へと結実しました。

そして2025年現在。若き蔵人 濵木が連綿と紡がれてきた想いを受け継ぎ、新しい視点でジャパニーズブランデーの未来を描いています。
【豪雨災害と奇跡の原酒】
丹波の地で初めて生まれたブランデー原酒。その一部は、オーク樽の中で18年もの歳月をかけ、静かに熟成を重ねてきました。
2014年、豪雨災害が蔵を襲い、事務所や酒蔵、有形文化財の主屋までもが壊滅的な被害を受ける中、多くの酒が失われました。そんな中、奇跡的に生き残った原酒がありました。
水害を越え、時を越え、今なお香りと深みを増し続けるその一杯には、蔵人たちの祈りと時間が宿っています。
【未成熟のブランデー市場】
日本の蒸留酒市場では、ウイスキーやジンが確固たる地位を築いています。ウイスキーは2022年時点で約1兆円規模、ジンも急成長を遂げ、2022年には前年比2.3倍と勢いがあります。
一方、ブランデーは約2,443億円と、知名度や飲用機会の面でまだ限られた存在です。
近年では製成・消費量ともに他の酒類と比べて桁違いに少ないのが実情です。
その背景には、「高価」「敷居が高い」「飲み方がわからない」といった心理的ハードルがあります。

果実由来の香りや熟成の深みといった魅力があるにもかかわらず、日常の選択肢に入りづらいのが現状です。 だからこそ、私たちは「ブラボー」を提案します。18年熟成のクラフトブランデーを使い、香料・甘味料を加えず、ハイボールという親しみやすいスタイルで仕上げた一杯。 “知らなかったけれど、こんなに美味しいんだ”という驚きとともに、ブランデーの新しい扉を開くきっかけになることを願っています。
【アレンジ自由自在。幅広く楽しめるブランデー】
「ブラボー」でブランデーの扉を開いたら、ぜひ原酒そのものの魅力にも触れてみてください。氷だけで味わうロック、シンプルな水割りや炭酸割りはもちろん、果物と砂糖を加えたサングリア風もおすすめです。 さらに、温めて香りを引き立てるホットブランデー、バニラアイスにひと垂らしするデザートアレンジ、紅茶やコーヒーに加える大人のティータイムなど、楽しみ方は自由自在。穀物由来の蒸留酒とは異なる、果実の芳香と熟成の深みが、日常のひとときを豊かに彩ります。

【リターンについて】
●純粋ブランデーハイボール「ブラボー」
“日常に、ひとさじの贅沢を。”
18年熟成原酒をブレンドした華やかで奥深い味わい。
ボトルデザインはクリエイターによる特別仕様。
ブラボーの物語を紡ぐ、Instagramアカウント開設しています! → 【kotsuzmi_bravo】
●タンブランデイー18(TWSC2025金賞受賞)“18年の時を超えた、奇跡の1本。”3種の熟成原酒を絶妙にブレンドした、今しか味わえない希少なジャパニーズブランデー
●熟成酒体験 in 鼓傳(こでん)“蔵で過ごす、記憶に残るひととき。”明治30年築の酒蔵を改装した複合施設で、飲み比べ付きの蔵見学や、クリエイターとの語らいを含む宿泊体験をご提供。
●原酒ブレンド体験セット“自分だけの一杯。” 複数の原酒を自分好みにブレンドできる体験型セット。ブランデーの奥深さをご自宅で楽しめます。
【スケジュール】
クラウドファンディング期間:2025年12月12日~2026年1月18日
ボトル発送:2026年3月下旬~順次
【おわりに】
このプロジェクトが、国産ブランデーとの出会いとなり、その奥深い魅力に心を動かすきっかけになることを願っています。 丹波は、美しい自然と豊かな文化に恵まれた土地。
でも今、若者が離れ、静かに人が減っていく現実があります。だからこそ、私たちは挑みます。 酒蔵がブランデーという新たな世界に踏み出すことで、丹波の可能性を広げたい。 この一杯に込めたのは、変化の中で生き抜く伝統、そして地域への願いです。
丹波の酒蔵が育んだ“物語の一滴”で、あなたの夜が少しだけ特別になりますように。 小さな一杯が、日本のブランデー文化を育て、丹波の未来を動かす力になると信じています。 どうか、応援よろしくお願いいたします。


■酒類販売者標識の掲示に関して
1.販売場の名称及び所在地:株式会社西山酒造場 兵庫県丹波市市島町中竹田1171
2.酒類販売管理者の氏名:天本 浩平
3.酒類販売管理研修受講年月日:令和5年7月19日
4.次回研修の受講期限:令和8年7月18日
5.研修実施団体名:柏原小売酒販組合
■注意事項
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。
※20歳未満の方はこのリターンを選択できません。



