
釜石地方森林組合の震災からの再生と新たな挑戦を描いた『つなぐ森林業 海のまちの森林組合、復興からその先へ』(PHP研究所)の刊行にあたり、ゆかりのある方々から頂いたメッセージをご紹介しています。
今回は、持続可能な地域づくりを志して、釜石にUターンされた内舘靖さん。
「耕作放棄地が増えていくのを見過ごせない!」との思いでUターンを決意し、長年勤めた会社の仕事にもかかわりながら、釜石で農林業を営むという令和時代のセカンドキャリアを開拓している内舘さんからのメッセージです。
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この度の出版、まことにおめでとうございます。洞泉にしむらの内舘靖です。
私が故郷の里山再生課題としてUターン移住を模索中に、移住コーディネーターの手塚さんに出会いました。
三陸の復興支援のために釜石移住された手塚さんが、その物語を形にされた相変わらずの行動力に畏敬の念が深まるばかりです。私の農林業への取組目標を汲んで、森林組合の高橋参事をはじめ沢山の方々をご紹介いただいたこと、事あるごとに釜石農産物の利用を企画していただいていること、いつでも私の活動基盤の心の支えになっています。
三陸沿岸を故郷にもつ多くの人が、震災直後の混乱期に駆けつけられなかった負い目のような気持は持っていたと推察します。手塚さんの貴重な当時の実体験のドキュメンタリとしてはもちろん、現在進行で地方創生を支える標としてより多くの人、特に都市と地方をつなげるための一冊として都市部の多くの人々に手に取ってもらいたいと思いました。
<以下は読後の感想です>
高橋参事の温かなお人柄を鮮やかに表現されており感動しました。参事の想いはこれまでも伺っていたつもりでしたが、想像以上に悲劇的であった実態を知り、また乗り越えて次の世代に繋げていく意志の強さが的確に表現されていました。
命の尊さを忘れず、微力ながら地域のための活動を考えていきたいと感じました。この本を沢山の人に勧めていきたいと心から思います。
高橋参事、手塚さん、これからもよろしくお願い致します。




