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今週は3日連続でセミナーの中で、アヘン戦争からの中国、日本、台湾の近現代史を語りました。ですので、空き時間に本を読んだり、歴史のドキュメンタリーをYouTubeで見ている中で、「もっとも日本を愛した中国人 周恩来」を観たのですが、その番組の最後に「土地は南北を問わず、人は肌の色で分けず、世界の人々は皆兄弟。私はその時代を見ることはできないが、若い人たちにはその希望がある」という言葉に出会ったのです。
調べてみると、これは原文そのままの演説ではなく、周恩来の国際主義的な思想を後世に要約した言葉でした。それでも不思議なほど、今の時代、そして今の私の活動の意図と重なって感じられました。
ちょうど同じ頃、障害者アートのカレンダーに論語の一節、「四海之内皆兄弟(世界中は皆兄弟)」という言葉を選んでいたことにも重なりました。
国境、民族、言語、障害の有無。私たちはあまりにも多くの「違い」で分けられてきましたが、本当は、同じ地球に生きる“同級生”なのだと思います。
これは偶然ではなく、今の私自身の在り方や、進もうとしている方向が自然と引き寄せた重なりなのかもしれません。
先日「私たちは地球の同級生」をTシャツのデザインにしましたが、思わず自分が着たくて「四海之内皆兄弟也」をデザインしてしまいました。
今夜は、Facebookライブでフィジーと日本をつないで活動するグランプリEikoさんと言葉を越えた文化交流の話をして、共感し合いましたし、友人からも「紹介したい人がいる」という連絡ももらいました。
きっと多くの人たちが魂や心の奥底で、本当は温かな人間同士のつながりを求めてる…。
周恩来をはじめ多くの先人たちも見たかった共感し、支え合う世界、平和を叫ばなくても、笑いあえる世の中。
私の進もうとしている先にはたくさんの仲間がいる…そんな気がしてきました。





