
6月6日・7日の二日間、小栗山物件の草刈り作業を行いました。
もとは田んぼだったこの土地。長年人の手が入っていなかった分、草は伸び放題でしたが、草刈り機とともに黙々と進めるうちに、少しずつ土地の輪郭が見えてきました。そして、作業の途中で思いがけないものを発見しました。
いちごです。
刈り取った草の合間に、真っ赤な小粒のいちごが顔を出していたのです。おそらく以前にここで栽培されていたものが、誰にも摘まれないまま、ひっそりと毎年実をつけ続けていたのでしょう。大きさは市販のものより小ぶりですが、口に入れるとしっかりとした甘みと香り。「あ、おいしい」と思わず声が出ました。

誰かが丁寧に育てた記憶が、この土地にまだ生きていた。そんな気持ちになりました。
さて、いよいよこの小栗山の土地で、オヤマボクチと蕎麦の栽培をスタートします。
オヤマボクチは、小国そばに欠かせないつなぎの素材。その栽培から加工、そして宿での食体験へとつなげていくことが、私たちの目指す「暮らしを丸ごと体験する宿」の核のひとつです。6月中には苗の定植を行う予定です。
土を耕し、草を刈り、苗を植える。地道な積み重ねですが、その一つひとつが、この場所の新しい記憶になっていくと信じています。
引き続き応援よろしくお願いいたします。



