八丈島 宿&住まい 再建プロジェクト

八丈島の「暮らしの灯」を取り戻したい ― 台風22号・23号で被災した宿と住まいの再建支援をお願いします

現在の支援総額

3,351,944

223%

目標金額は1,500,000円

支援者数

344

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/10/23に募集を開始し、 344人の支援により 3,351,944円の資金を集め、 2025/11/30に募集を終了しました

八丈島 宿&住まい 再建プロジェクト

現在の支援総額

3,351,944

223%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数344

このプロジェクトは、2025/10/23に募集を開始し、 344人の支援により 3,351,944円の資金を集め、 2025/11/30に募集を終了しました

八丈島の「暮らしの灯」を取り戻したい ― 台風22号・23号で被災した宿と住まいの再建支援をお願いします

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今回は、被災認定の件と、今後の支援金の使い道についての現状を共有させていただきます。

被災認定について

まず、レピュート富士とアパートメント富士の2棟について、それぞれの被災証明書が発行されました。

「無事」という言葉は少し違うかもしれませんが、街の方から正式に被災認定が下りました。

場所によっては「半壊」と認定されてしまっている箇所もあります
(こちらの判断は担当者によるところもあるそうです...)、
みんなすごい被害を受けているのだから、住めない家はすべて全壊認定だしてあげればいいのに。。
今後のサポート体制に違いを想像すると、
半壊認定されてしまった方に心が痛むのと、なんだかもやもやする気持ちは残ります。


修繕業者・保険会社との相談内容

先日、修繕業者さんと保険会社の両方にお話を伺いました。

修繕業者さんの話によると、
レピュート富士は外壁が膨らんでおり、開けてみないとわからない部分が多いそうです。
最安で
「とりあえず使える状態」
にする場合、内装は消毒・壁紙・石膏ボードの張り替え程度で済むものの、
電気系統などに不具合があれば修繕費はさらに増える見込みとのことでした。

見積もりとしては、

  • レピュート富士:約2,000万円〜3,000万円

  • アパートメント富士:約1,000万円〜2,000万円


  • 両棟合わせておよそ3,000万円〜5,000万円の範囲になるとのことです。

一方、保険会社からは「老朽化による減額」があるとの説明を受けました。
そのため、実際に支払われる保険金は全体の50〜60%程度、約2,000万円前後になる見込みです。


クラウドファンディング支援金の位置づけ

皆さんからの温かいご支援により、クラウドファンディングでは多くの資金が集まりました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

しかしながら、修繕費用全体から見ると、まだまだ足りない部分があります。
また、現在島内では修繕業者さんのスケジュールが非常に混み合っており、実際に修繕が始められる目途も立っていません。

先述した見積は、今すぐ修繕に入った場合の見積です。
屋根がないので雨で柱が傷み、腐食が進んでいく状況です。
父も現在73歳、
「修繕を終えて、また住む人を見つけて、そこから回収していく」と考えると、
現実的にどう考えても80歳を超えてしまう見通しで、
精神的にも負担が大きいと話しています。


クラファン立ち上げ時の想い

クラウドファンディングを始めた当初は、
「宿泊のキャンセルが相次いだこと」

「オラキノを立ち上げたばかりで、毎月約60万円の融資返済がある」
ことから、その運転資金の補填を目的として考えていました。

しかし、CAMPFIREの担当者さんから
「運転資金としての使用はできません」と
まさかの許可が下りて打ち出したあとに案内を受け、
クラファン資金は別の形で活用する方針に切り替えました。

そのため、実際の運転資金は、
直接ご連絡をくださった方々からのご支援を、
CAMPFIREを介さずに充当させていただきました。
直接口座番号を送るなんてとてもじゃないけどこちら側から頼める事ではなかったので、
申し出してくれた方々本当にありがとうございました。


支援金の今後の使い道

アパート修繕については、保険金の確定後に再度方向性を決定する予定です。

ただ今現在の想いとしては、皆さんからいただいたご支援を
「アパートの見えない部分の修繕」だけに充てて、しかも補いきれない、というよりも、
「支援してくださった方々が形として実感できるもの」
や、
「地域の仲間たちと一緒に前を向ける取り組み」
に生かしたいと考えています。

たとえば、
オラキノやケンチャルマなど、誰もが訪れて
「ここに支援が生きている」と感じられるような形で残していく。
そのような方向性で検討しています。

復旧ではなく、復興。

なるべく
「楽しい」「前向き」「みんながハッピーになる」
ような復興を目指して、
島内外の仲間たち、そして支援してくださった皆さん全員が笑顔になれるような使い道を心がけています。

正確な金額や内容が固まり次第、改めてご報告いたします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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