最近の八丈島の状況についてお伝えします。島内の断水は全体の8割から9割ほど解消され、半分ほどの方は少しずつ普段通りの生活に戻りつつある印象です。ただ、その一方で、まだまだ課題が多く残っています。家屋の被災家が壊れたままになっている方も多く、業者さん自体が圧倒的に足りていないため修繕に手が回らない色々制度はあるけれど制度の隙間に落ちてしまっている人・住民票を移していなくて水道光熱費の支払いが会社持ちだった・町営住宅に避難後、ご年配のため前の家の修繕をする気力がないからなおせない、修繕をしないという選択をとると保証はでないなど色々見えない部分に対する対応はみえないままのようです。農作物の被害ビニールハウスが直ったとしても、中の農作物は保険で守られないため、そのシーズンの収入がまるごと失われるケースもあります。一年で復活しない農作物もあるため、長期的な影響が避けられません。観光地の復旧私の知る限り「南原千畳敷で夕日を見る」「釣り」くらいしか、いわゆる「観光地」といえて行ける場所が今はほとんどありません。観光の受け入れは11/1~再開されていますが、実際に訪れているのは釣り目的の方が中心で(それもまだやはり少ない)、温泉もまだ再開できていない状況です。そのため、飲食店や観光業の方々は非常に厳しい状態が続いています。都や国、町の補助についても、現時点では明確に決まっていません。あいつぐイベントの中止町役場の方々もさまざまな対応に追われており、人手が足りず、イベントの中止が相次いでいます。パブリックロードレース、産業祭、ライブイベントなども中止になり、島全体がなんだかよくわからない自粛ムードに包まれています。そんな中で、私にできること「島に少しでも元気を届けること」だと思い、友達と一緒に復旧活動を楽しめるような形で行ったり、地域を盛り上げる活動を続けています。具体的には、荒れた木々の伐採をしてその木をただ捨てるのではなく焚き火をして楽しむBefore 台風により落ち葉や木々が倒れて危ない状況肉体労働して綺麗になって食べるお肉は格別!ハロウィンイベントで仮装をして子どもたちが安心して遊べる場所をつくったり総製作費632円八丈高校にプログラムの一環としてダンス指導に行ったり 運動会では仮装して、商工会レンジャーとして走ったりもしました。暗い顔をしてても始まらないので、こうした活動を通じて、子どもたちや地域の方が笑顔になれる時間が少しでも増えてほしいと願っています。今週からはダンスクラス再開、12月の年末には友達と「年越しイベント」を開催しようかと企画を進めています。なるべく明るいニュースや、希望を届けられるよう、これからも頑張っていきます!今後ともあたたかく見守っていただければ嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪




