現在の支援総額の状況なんと、公開からわずか1日で150万円を達成し、現在は153%達成の「2,296,111円」、支援者数は217名となっております。私がクラウドファンディングを始めたときは、まさかこんなにもたくさんの方々が支援してくださるとは思ってもいませんでした。目標金額の設定も自分が必死に拡散をしたらもしかしたら150万円にたどりつくかな~と考えて設定したものだったので驚きと同時に、感謝の気持ちで胸がいっぱいです。支援者の一覧もやっとみられるようになりまして、元々島で一緒に過ごしていた仲間、高校のサッカー部の仲間、大学やダンスで出会った人たち、島に帰ってきてから出会った人たち、親族など...本当に素晴らしい人たちに出会ってきたなと改めて感じてます。私は貯金はないけど、“貯信”はできてたんだなと、大袈裟でなく生きててよかったなと思えました。(両方あったら1番いいんですが笑)そして今まで関わってきた方以外からもご支援をいただきありがとうございます。こちらも私に関わってきてくださった方々がわざわざ自分のMPを消費して拡散を唱えてくれたから届いた想いです。ご支援いただいた方も、拡散に協力してくれた方も、他人事でなく考えてくださり本当にありがとうございます。目標金額には達成しましたが、集まった支援金が増えるほど、実際にできることの幅もどんどん広がっていきます。引き続き、八丈島の現状を見守っていただきながら、もし余裕があればなんでもいいので島のことを「拡散」していただけると助かります。10月10日:帰島の決意10月9日に台風があってから、毎日少しずつメモを取っていたので、思い出せる範囲で振り返り,状況を報告できればと思います。この日は親族の集まりが石川県でありました。「熊蔵」という人物の子孫にあたる人達9年振りに開催集まりの最中親戚一同でニュースを見ていたのですが、想像を超える被害の映像が流れ、自分の家の屋根が飛んだと連絡も入り、頭が真っ白になりました。ニュースでは「最大瞬間風速54.8mの台風」と報じられており、最初に映ったのが友人でトレーニングジムを営む草野君の家。次に出てきたのが、ゲストハウス「sasaosou」。そしてその後に映ったのが、レストラン「Poseidon」。知っている人ばかりがニュースに出てくるのに、これほど嬉しくないことはありませんでした。スタッフからアパートの被害状況を聞くと、朝5時に突然屋根が飛び、横殴りの雨で外にも出られず、救急隊を呼んで冷蔵庫にしがみつきながら救助を待ったそうです。私は本来であれば、10月13日に「三鷹emotionS」というダンススタジオの発表会が予定されていました。半年間準備してきて、生徒14名が出演する予定で、本番前リハーサルも控えていたため、石川から戻った後は東京に滞在予定でした。しかしニュースを見て、もういてもたってもいられなくなりました。さらに、次の台風23号が来るという報道があり、屋根が飛んだままの状態では、家具や家財がさらに壊れてしまう危険がある。宿の方も深刻な状況で、スタッフが順々に避難対応に追われていました。子連れママスタッフは東京に避難し、父も一緒に石川県にいたため、現場をまわすのが女性社員1人だけという状態でした。キャンセル対応や避難民の受け入れ準備を一手に担い、水が止まったことで生活用水を汲みに行くなど、過酷な状況にありました。このままではスタッフの身体的・精神的負担も限界だと感じ、アパートの住民と家財の安全確保、インフラ復旧作業員の宿受け入れ、その他現場のサポートをするためにも島に戻る決意を固めました。1人で帰る予定だったのですが妻の里紗も「一緒に帰る」と言ってくれて、どちらか一方でも八丈島にたどり着けるよう、飛行機と船で別々に向かう作戦を立てました。石川から飛行機にのり18時に羽田空港着。そのまま浜松町へ移動し、22時半発の船に乗り込みました。里紗は次の日の朝の飛行機を予約し、飛行機も船も欠航のリスクがある中、どちらか一方でも島に戻れるようにと願いながらの出発でした。これが10月10日の出来事です。次回は10月11日の内容、これからは島に戻ってからの現場の様子や、スタッフ・地域の方々とどのように復旧を進めていったか、普段の八丈島の魅力など、できる限りお伝えしていきたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!




