虐待やネグレクトが子どもたちに与える影響
児童養護施設や里親、母子生活支援施設などの「社会的養護」のもとで暮らす子どもたちの多くは、幼い頃に虐待やネグレクトといった過酷な環境で育ってきました。
児童養護施設に限った数字ですが、
こども家庭庁によると71.7%が虐待経験、42.8%が何らかの障がいを抱えており、専門的なケアを必要としている子も少なくありません。
こうした背景は、学習面にも大きく影響します。
絵本の読み聞かせ、親との買い物、お風呂で数を数える――、
そういった幼少期に当たり前に積み重ねられるはずの日常の経験が不足しているため、本来育まれるはずの言葉・数・生活経験といった“学びの土台”が十分に整わないまま、小学校生活を始める子が多くいます。
また、
・自己肯定感が低く、すぐにあきらめてしまう
・学習への苦手意識が強く、意欲を持ちにくい
・不登校期間などによる “学習の抜けもれ” が多い
など、「学びに向かう力」自体が弱っていることもあります。
さらに、生活リズムや宿題の管理、必要な物の準備、学校連絡の確認といった大人のサポートを十分に得られないまま過ごしてきており、「学習習慣」が身につけられていないことも、大きなハンデです。
“基礎の基礎”からの学び直しが必要な子どもたち
実際に3keysが施設で出会う子どもの約7割は、小学校高学年や中学生であっても基礎の基礎からの学び直しが必要な状況です。
たとえば、数字を「概念」ではなく「記号の暗記」として覚えているため、1桁の計算はできても少し複雑になると理解が追いつかない――。そんな状態で授業に遅れ、学年だけが進み、自己肯定感が下がっていく悪循環が続いてしまうのです。
子どもたちが抱える“学習ハンデ”は決して本人の努力不足ではなく、必要なサポートが得られなかった環境によるものです。だからこそ3keysは、学習習慣づけ、基礎からの学び直し、自信の回復まで、子ども一人ひとりに寄り添う学習支援を続けています。
この取り組みを止めず、さらに多くの子どもへ届けるために——
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