はじめに
外はパリっと薄いクラスト。
一口かじると、むぎゅっと押し返してくる強い弾力。
噛むほどに広がる、国産小麦のやさしい甘み。
仙台を中心に人気が広がっているやみつきになるベーグルがあります。
お店の名前は「kotton.」—―ベーグルを作る職人の名前が由来です。
実は、この職人、18歳なんです。

高校2年生からベーグルを販売し続け、この春に卒業したばかり。
専門学校にも、どこかに修行に行ったわけでもありません。
それでも、マルシェで出店すれば完売。
「また買いに来ます」「おいしかったからまた来ました」
リピーターを確実に増やし、5月の間借り販売でも遠方からお客様が駆けつけています。
おいしさの秘密は、彼女のこだわりにあります。
使う素材は、自分が納得したものだけ。
生地は手間ひまかけた2回発酵でうまみを引き出し、
ゆで時間、焼き時間、水切りの1秒にまでこだわっています。

今流行りのインスタ映えをねらったものは、味の邪魔になるなら作りません。
ただ、おいしいものを多くの人に届けたい。
そのまっすぐな想いがおいしさの理由です。
そして、彼女には自分のお店をもったら挑戦したいことがあります。
低温でじっくり時間をかける長時間発酵。
生地の奥から引き出される、さらに深いうまみと香り。
今のベーグルをさらにおいしく、
レンタルキッチンでは叶わなかった製法。
より幸せな瞬間を、みなさんにお届けしたいのです。
私はこの想いを実現すべく、運営をサポートしてきました。
ここから始まる彼女の挑戦の舞台、そして彼女に続く若者たちが自分らしく羽ばたける場所を、仙台・西公園の前に作ります。
ひとつのベーグルにこめる 静かな情熱
彼女と再会したのは、彼女が通信制高校に通っていた頃でした。
友人の娘さんとして幼いころから知っていた彼女は、
気づけば近所で評判のベーグルの作り手に成長していました。
大人数の中での活動や、決まった枠組みに合わせることが少し苦手だった彼女。
しかし、ひとたびパン作りと向き合うと、その手から美しく、力強いベーグルが生み出されました。
おいしいものを作って周囲に喜んでもらうこと、それが彼女の望みになり、
自然と「パンづくりを仕事にしたい」という想いをもつようになりました。
しかし、周りからの助言は
「専門学校」「パン屋で修行」「正社員で安定した場所…」
彼女は見知らぬ多数の中に飛び込むことに抵抗があり、前向きに捉えられずにいました。
世間の言う「学校」や「修行」という枠組みに当てはまらなくても、本当においしいものを作っていれば、お客さまは必ず付いてきてくれる。
既存の枠組みを押し付ける大人に元々疑問を持っていた私。
彼女のベーグルを食べて思いが確信に変わり、彼女と一緒に歩みだすことにしました。

「また食べたい」が証明した
初めての出店。
「私の作ったものが、誰かに喜んでもらえるのかな」
そんな控えめな思いをよそに、初めてマルシェに並んだ彼女のベーグルは、またたく間に即完売。
「べーグルってなんか硬くて苦手・・・」
そう思っていた人ほど、一口食べて驚きます。
外皮はパリっと薄く、口に入れた瞬間に広がる小麦の香り。
そこから始まるむぎゅっとした強い弾力。噛めば噛むほど、甘みと香りがさらに広がり、もう一口、もう一口、とどんどん食べ進めてしまう。

お客様の声
kotton.のベーグルを食べてくださった方々から、こだわりの『むぎゅっとした食感』について嬉しいご感想をいただきました。その一部をご紹介します。
| パリッとした表面、もっちりした内側、しっかりした味の生地。他には何も要りません。これだけで満足。
|(間借り販売にお越しいただいたお客様より)
| 他店よりベーグル生地自体甘さ控えめで、噛みごたえがあって子供のおやつパンにぴったりだと思いました!
| (荒井なないろマルシェにお越しいただいたお客様より)
| 思った通り、見た目通り、食感も味も私の好みでした!
| (とみやどわんにゃんdayでご購入いただいたお客様より)
| とてもおいしいベーグルでした。感動。
| (多賀城パンマルシェでご購入いただいたお客様より)
販売後はご感想の声をいただくことがあり、励みになっています。
お客さまの笑顔は、彼女のベーグルが、専門学校に行かずとも、修行をせずとも、おいしく、お客様に喜んでもらえるものであることが証明されたのでした。
一度食べたらハマる、特別なおいしさは、口コミで広がり、パンマルシェでは1時間で100個を完売するほどの人気になりました。
5月から始めた間借り販売では、榴ヶ岡の店舗に名取や石巻など遠方の方が駆けつけるほどの人気です。
これまでのイベントや間借り販売では延べ2050個のベーグルを販売してきました。
彼女の作るベーグルをより多くの人にとどけるべく、kotton.は次のステージに進みます。
私が教員を辞めてkotton.のサポートをする理由
特別支援学校、聴覚支援学校、視覚支援学校、小学校——さまざまな現場で子どもたちと向き合ってきた私が、ずっと感じてきたことがあります。
好きなことに夢中になるとき、子どもたちは本当に生き生きしています。
なのに、その子の「好き」が既存の枠に合わないというだけで、社会への入り口が狭くなっていく。
学校を出た後の若者たちの受け皿が、少ない。そのことにずっと悔しさを感じてきました。
そんな時、彼女がベーグルの販売を通して生き生きとしていく様子を間近で感じ、私にできることを見つけた気がしたのです。
難しいことじゃないんです。
社会の枠に合わなくて、理不尽な思いをしている子たちが、好きなことで笑顔になれる。ただ、それだけが見たくて。
kotton.は、その第一歩です。

新しい物語をつづる、多機能なクリエイティブスペースへ
学校という支援の窓口を失った若者が、安心して働き、社会とつながることで「働く」ことに前向きになれる。
そしていつか、自分のやりたいことを見つけて羽ばたいていく。「kotton.」は、そんな連鎖が生まれる場所を目指しています。
私は、彼女の物語を第一歩として、いつかほかの若者たちの物語も支援していきたいと考えています。
新しくオープンする店舗は、ベーグルを販売するだけでなく、「それぞれの若者が、自分に合った一歩を踏み出せる多機能スペース」としての顔も持たせたいと考えています。
たとえば、彼女のように「自分の特技や才能を仕事にしてみたい」と願う若者には、お店の営業日以外を開放し、1日限定カフェとしてマスターに挑戦したり、アートやハンドメイド作品を展示するポップアップギャラリーとして活用してもらう。かつて彼女がマルシェで自信を掴んだように、自分の表現を世の中に届ける「実験の場」にしていきます。

一方で、「まだ自分の得意なことが分からない」「社会に出るのが少し怖い」と、一歩を踏み出すのをためらっている若者たちには、ここを「安心して自分を試せる場」として活用してもらいたいのです。

ここでは、遅刻しても、途中で休んでしまっても大丈夫です。 無理に既存の枠組みに自分を合わせる必要はありません。まずは「自分に合う働き方ってなんだろう?」と一緒に試行錯誤しながら、少しずつ社会とつながり、自信を育んでいく。そしていつか、ここを足がかりにそれぞれの社会へと旅立っていってほしい。そう願っています。
彼女がロールモデルとなり、学校や既存の枠組みにとらわれず、誰もが安心して新しい一歩を刻める場所を。この西公園の前から、皆さんと一緒に作っていきたいです。
どうか、皆さまの温かい応援をお願いいたします。
■ 店舗・プロジェクトの実施詳細
店舗完成イメージ
現在、以下の計画で準備を進めております。
店舗名: kotton.(コットン)
場所: 青葉区・西公園エリア
オープン: 2026年9月頃を予定
営業時間: 11:00〜16:00(ベーグル完売後はドリンク等提供)
主なメニュー: 国産小麦「ゆめちから」等を使用したベーグルの販売
価格帯:ベーグル 300円〜400円程度 デザート・ドリンク等 300円~600円程度
公式SNS: @koto_bagle(インスタグラム)
【どなたでも安心して過ごせるお店を目指して】
店主は元・聴覚支援学校・視覚支援学校の教員です。障害の有無に関わらず、誰もがふらっと立ち寄れる温かい空間を作ります。
きこえない・きこえにくい方へ: 手話や筆談での丁寧な接客・コミュニケーション対応が可能です。
みえない・みえにくい方へ: 点字メニューをご用意しています。また、入店時や店内での安心できる移動・誘導のサポートもお任せください。
資金の使い道(目標:100万円)
皆さまからいただいたご支援は、自己資金では賄えない店舗の内装工事費として大切に使わせていただきます。
内装工事費:2,970,000円
自己資金:2,200,000円
目標額:100万円(手数料等除いて80万円ほどを使わせていただきます)
若者たちが自分の表現を試せる「多機能スペース」や、無理なく自分のペースで働ける温かい空間を作るための費用として、大切に活用いたします。
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応援のメッセージ





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2026/06/29 20:1350,000円リターンの説明文において、回数の表記に一部誤りがございました。正しくは【20回分】となります。紛らわしい表記になってしまい申し訳ありません。システム上、公開後の修正ができないため、こちらにて訂正とお詫びを申し上げます もっと見る




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